急に肌寒くなりましたね。
季節の変わり目に気をつけたいのは、腰痛とぎっくり腰。
普段から背中のコリや腰痛を感じている方は、
この時期、腰痛が悪化したり、
ぎっくり腰を起こしやすくなります。
腰が痛いと、腰の筋肉だけが硬いと思われがちですが、
うなじから骨盤までつながっている背筋全体が
硬くなっていることが多いです。
お尻の筋肉がカチコチな方も多いですね。
また、強い腰痛やぎっくり腰では前かがみとなり、
姿勢が不自然なため、脚の筋肉がこわばることもあります。
赤いラインは、『足太陽膀胱経 あし・たいよう・ぼうこうけい』という経絡。
目頭と鼻の間にある『睛明 せいめい』というツボから始まり、
額、後頭部、うなじ、背中、お尻、太ももの後ろ、ふくらはぎの後ろ、と下り、
外くるぶしを回って、
足の小指にある『至陰 しいん』というツボで終わります。
経絡は左右対称にあり、
この経絡にのっているツボは片側だけで67個!
左右合わせて134個!
うっひょー!!!
腰痛やぎっくり腰の鍼灸治療には、
うなじ、背中、腰、お尻、脚にあるツボをよく使います。
鍼を置きながら棒灸。
棒灸はモグサを固めて和紙で包んだもの。
先端に火をつけて、
皮膚から3cmぐらい離して温めます。
棒灸は動かせるので、うなじからふくらはぎまで温め、
筋肉をゆるめます。
灸頭鍼は、鍼の先にモグサをつけてお灸もします。
鍼の刺激とお灸の輻射熱のW効果!
熱くはありません。
ほんわか温かいです。
なかなか治らない頑固な腰痛やぎっくり腰におすすめです。
「いつの間にか痛みが治まったから大丈夫」と思っても、
何のメンテナンスもしなければ、
腰の筋肉は硬いままです。
何度もそんなふうにやり過ごすと、
ついには痛くてたまらなくなったり、
ぎっくり腰を起こすこともあります。
腰は上半身と下半身をつなぐ、肝心かなめの部位です。
痛いとき、違和感を感じるときには、
メンテナンスをしてほしいなって思っています。
おまけの話。
先日、観葉植物の5鉢を普段置かない所に置きました。
そのことをすーっかり忘れて、
暗闇の中、ズカズカ植木鉢めがけて歩いてしまい、
コトーの脚は植木鉢にストライーク!
4鉢が倒れ、その中の1鉢は割れて…、うっ、うっ、うっ…。
予備の植木鉢はなく、とりあえずあるもので…。
ごめんなさい…。
早く植木鉢を買いに行くね。