皆さん、お久しぶりです。
寒暖の差が激しすぎますが、
体調を崩していませんか?
特集を組みながらすっかり時間が空いてしまった…。
お尻の痛みの特集第1弾は、
太ももの裏にある筋肉が原因の坐骨結節部痛。
第2弾は、背筋が原因の、腰から仙骨部の痛みと重だるさをご紹介しました。
第3弾の今回は、お尻から脚にかけての痛みが特徴の
坐骨神経痛をご紹介します。
背骨は7個の頸椎(=首の骨)、12個の胸椎、5個の腰椎、
仙骨(骨盤の中央にある)、尾骨と椎間板で構成されている。
これは上から見た腰椎1個。
ハクション大魔王の顔に似ている…。
真ん中には椎孔(ついこう)という空洞があり、
この中に、脳からの神経が通っている。
これは横から見た腰椎の連結。
椎間円板と5つの靭帯で背骨はつながれている。
これは5つの腰椎と骨盤。
背骨の真ん中を通っている神経は枝分かれして、
背骨の横っちょのすきまから外に出ている。
赤いラインは、4番目と5番目の腰椎から出ている神経。
骨盤の中央にある仙骨にも8つの孔があり、
そこからも神経が出ている。
青いラインは、仙骨にある孔3つから出ている神経。
それらが束となって、仙骨神経叢(せんこつ・しんけいそう)になる。
うっ………、話がややこしくてすみません。
わからなくても先に進もう!
ここからが本題です。
仙骨神経叢は、仙骨の外側にある大坐骨孔という孔を通って、
枝分かれする。
そのうちの1枝は坐骨神経となり、
お尻の中央から太ももの中央を下る。
膝裏の少し上で、脛骨神経(けいこつしんけい)と
総腓骨神経(そうひこつしんけい)に分かれる。
脛骨神経はふくらはぎ中央を下り、
足底に至る。
総腓骨神経は膝の前に出て、すねを下り、
足の甲に出て、足指に至る。
坐骨神経痛は神経に沿って痛むため、
お尻から脚後面、ときにはスネや足の甲が痛むこともある。
坐骨神経は、神経周辺の筋肉と皮膚知覚を支配している。
坐骨神経にトラブルがあると、
支配している筋肉の過緊張や筋力低下、
しびれなどの異常感覚を伴うこともある。
坐骨神経痛の原因は様々。
腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、変形性腰椎症などは
坐骨神経が腰椎部で障害を受け、
腰、お尻、脚に症状があらわれる。
う~~~、ここまで説明するのに随分時間がかかっちゃったな…。
長時間まじめな話を書くと、
コトーの脳ミソも皆さんの脳ミソも疲れちゃう!
よしっ!
この続きは今度にしよう!
次回は、坐骨神経痛の原因の1つでもある、
梨状筋症候群(りじょうきん・しょうこうぐん)の話と、
坐骨神経痛の鍼灸治療について書きます!
特集『お尻の痛みに鍼とお灸』の最終回になるはず…。
ここから、おまけの話。
今日はバレンタインデー。
最近は自分のためにチョコを買う女性も多い。
それも6個入り3,000円!?!?!?!?!?!?
1個500円!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
味がぜんぜん違うよーって言われても、
3,000円あったら定食2~3回行けるなぁ…と思ってしまう。
コトーって、『おじさん化』しているのかな。
新潟に住む友人からバレンタインデーにと、宅急便が届いた。
中身はこれ。
柿の種とカップ酒。