特集ブログ『膝関節痛の鍼灸治療』。
第1弾では膝関節の構造を、
第2弾では膝の痛みにかかわる筋肉をご紹介!
第3弾は、膝関節痛の鍼灸治療とセルフ・ケアを紹介しちゃうよぉ~~~!!!
膝関節痛の原因は、神経・関節・筋肉・半月板・靭帯…と様々。
治療にあたっては何が原因か把握することが大切。
痛みが強いと、少しでも痛くないようにかばって
立ち上がったり、座ったり、歩いたりする。
その不自然な動かし方が長ければ長いほど、
使っている筋肉は疲労し、硬くなって痛みが生じる。
それは膝周辺の筋肉にとどまらず、
同側の股関節や足関節周辺の筋肉や、
反対側の膝の筋肉にまで及ぶことがある。
鍼灸治療では関節の変形を治せないが、
筋肉由来の痛みをやわらげることはできる。
また、鍼とお灸によって、それらの筋肉に柔軟性がでれば、
筋肉トレーニングもしやすくなり、
膝の安定性や運動性のアップにも結びつく。
鍼をしたまま台座灸。
鍼をしたまま棒灸。
刺した鍼の上にモグサをのせてお灸をする。
当鍼灸院では、鍼とお灸とセットで、
膝関節痛の治療に取り組んでいる。
膝は使わないわけにはいかないので、
『日々のセルフ・ケア』の指導にも力を入れている。
①装具とサポーターの装着
痛みが強いときや長時間の立位・歩行には、
膝装具やサポーターをして、
関節や筋肉などへの負担を軽減させよう!
②ストレッチング
ストレッチングで膝周辺の筋肉に柔軟性がでると、
膝関節の動かせる範囲が広がり、体が動かしやすくなる。
また、筋肉が疲れにくく、運動の耐久性も高まる。
息を止めてしまうほど痛みに耐えてストレッチングをすると、
逆効果!
『適度な負荷』がとーっても大事!
③筋肉トレーニング
膝関節を守るのは膝周辺の筋肉。
弱っている筋肉や硬い筋肉は疲れやすい。
ストレッチングやマッサージなどで筋肉をほぐしながら、
少しずつ筋肉トレーニングをしよう!
④体重管理
急激な体重増加は膝の負担となり、
痛みを生じやすい。
適量の食事や適度な運動で、
体重をコントロールすることが膝関節痛の予防となる。
⑤お灸
膝周辺のツボや押して痛いところにお灸をする。
血流がよくなり、硬い筋肉がやわらぎ、
筋肉の痛みも軽減する。
お灸が気になる方は、12月13日(火)と18日(日)に開催する、
当院のお灸教室(テーマは膝関節痛)にぜひ参加してほしい!
今回の特集では日頃の感謝をこめて動画付きのブログを企画!
しっしかし、予想以上に難航…。
動画の撮影では、1話を5分以内に収めきれない。
それだけ膝関節痛の治療の留意点がたくさんあるんだなぁ…。
スタートさせたからには、形にして終わらせないと!!!
撮影中、コトーはたびたびタイムをかけ、
どの話を削り、どんな順序で話したらわかりやすいか、考えた。
その間、モデルとカメラマンはスマホを見て、じっくり待ってくれる…。
セッテイングから3話の撮影、そして片付けまで5時間!
終盤はヘロヘロになっているけれど、温かい目で
動画第3話『膝関節痛の鍼灸治療とセルフ・ケア』を見てほしい!
撮影を手伝ってくれたモデルとカメラマン、
そしてこのブログを読んで動画まで見てくれた皆さん、
本当に本当に本当にありがとさーん!!!