地曳いく子氏著『服を買うなら、捨てなさい』。
同世代のスタイリストさんが書いたファッション指南書。
納得する内容ばかりで、強固な断捨離決行!
いつも扉を開けたままのクローゼット。
そのシーズンに着る服をかけている。
この冬によく来た服と、まったく着ない服。
目に入るのに着ないってことは、サヨナラしてもいい服なんだろうなぁ…。
問題は押し入れにある服。
5年ほど前に購入したウールのカーディガン。
Aラインのデザインが気に入っている。
からし色も大好き!
でも着るのは年に0~1回。
最近、真冬にどこへ行っても部屋の中は温かい。
厚手のセーターやカーディガンは着なくなった。
姿見の前で羽織ってみる。
なーんか、さえない。
ずーっと気に入っても、もう似合わない服があるんだな…。
これが現実。
キミともサヨナラしよう。
キミと一緒にいるときはウッキッキー、ご機嫌な気分になれた。
ありがとう…。
数年前に購入したダウン・コート。
総柄好きのコトーは一目ぼれ!
それも大好きな和柄。
あまりの派手さに、「中に何を着る?」
しばし躊躇した。
でもでも、
総柄のダウン・コートなんて、もうお目にかかれないかもしれない!
意気込んでゲットしたはいいが、
やはり派手すぎて着られない。
しかーし、眠らせるのはもったいない!
この真冬は、出かける度にこのダウンを羽織った。
お尻まですっぽり隠れて温かい!
会う人に「似合うわね」ってよく言われる。
うれしいけれど、こっぱずかしくて、
「実は掛布団で作ってもらったんです」と、
話をはぐらかしちゃう…。
服には、自分に似合う『寿命』ってあるのかもしてない。
そうだとしてら、手持ちの『今とびきりに合う服』だけをバンバン着たほうがいい。
若い時は同じ服ばかり着るのをためらっていたが、
そんな必要はないんだなぁ…。
『今の自分に似合う』手持ちの服が絞られると、
『今の自分なりのスタイル』が見えてきた。
そして、それらの服に似合うバックや靴も絞られてきた。
断捨離は服にとどまらず、バックや靴、本棚、
押し入れに眠っている小物、台所用品………と、
拡がっている。
昔の生活スタイル、今の生活スタイル、
これから先の先の生活スタイルも見えてきた。
本当に必要なものって、そんなにないんだなぁ…。
1つ困ったことがある。
断捨離中に使っていた紙バサミと万能バサミが見当たらない。
もしかして、もしかして、
燃えないゴミ袋とともにポイしちゃった!?
あーーーっ!!!