コトーの前職は理学療法士。

肉体労働なので、さんざん腰を痛め、

腰痛の軽減と予防に、ストレッチングは欠かせないと実感している。

特集ブログ『腰痛の鍼灸治療とセルフケア』の第4弾では、

ストレッチングについて熱く語っちゃうよ~~~!

 

 

ストレッチングとは?

 

体をゆっくり動かし、特定の姿勢を保つことにより、

特定の筋肉を伸ばすこと。

 

 

ストレッチングのメリット

 

ストレッチングにより筋肉が伸びやすくなると、

関節を動かせる範囲も広がり、体も動かしやすくなる。

筋肉にスタミナがつき、疲労しにくくなる!

運動後にストレッチングをすると、運動後の筋肉痛が軽減できる!

定期的にストレッチングをすると、姿勢がよくなり、血の巡りもよくなる!

 

 

安全なストレッチングのための原則

 

温まっていない筋肉を伸ばすことは

古く乾いたゴムを引き伸ばすことと一緒。

体が冷えているときや筋肉がガチガチなときは、

入浴後がおすすめ!

 

痛みが生じるまで筋肉が伸ばされると、

『伸張反射』という体の防衛機構が働く。

この反射は無意識に筋肉が縮まり、

筋肉の損傷を防ぐ!

痛みを我慢しながらのストレッチングは、

この反射が働き、逆効果になっちゃうよ~~~!

気持ちよく感じる範囲内で、ゆっくりとストレッチングをしよう!

 

呼吸を止めると、筋肉の緊張が生じ、筋肉は伸びにくい。

ストレッチングの間、ゆっくり深く呼吸をしていると、

筋肉がゆるみやすく、血の巡りもよくなるよ。

 

 

適切なストレッチングの方法

 

いつストレッチングをするか?

・起床したときに体がガチガチになっている人は、

入浴後、あるいは眠る前にストレッチングをしよう!

寝ている間に筋肉がリラックスしやすい。

・同じ姿勢を長く続けているときは、

途中で姿勢を変えて、ストレッチングをしよう!

・運動前のストレッチングは運動中の怪我の予防になり、

運動後のストレッチングは筋肉痛の予防となるよ~。

 

持続時間、回数、程度

それぞれのストレッチングを1回につき、10~20秒間。2~3回。

全てのストレッチングを合わせて5~10分程度。

毎日粘り強く続けると、数ヶ月後に変化がみられるよ!

ただし、辞めると元に戻っちゃう…。

 

意識することは?

『姿勢』や『方法』、『どこの筋肉を伸ばすか』を意識しながら

ストレッチングをしないと、伸ばしたい特定の筋肉は伸びないぞぉー!

 

④人と比べない

筋肉の柔軟性や関節を動かせる範囲は個人差があり、

自分の筋肉がほどよく伸びる程度のストレッチングをしよう!

 

中止するとき

筋肉や関節に痛みが生じるときは、

そのストレッチングを中止しよう!

 

 

随分と細かくストレッチングを語っちゃったけど、

これらを気にかけてすると、

筋肉が変化していくのが分かると思う。

根気よく、やろう!

コトーは30年近くやってるよ!

 

 

腰が痛いと動かせないから、

腹筋や横っ腹の筋肉も硬くなりがち。

動画では、それらも含めたストレッチングの方法をご紹介!

ストレッチングのやり方は、たーくさん。

今回は椅子に腰かけた姿勢でのストレッチングを取り上げてみた。

やってみてねぇ~!