コトーの前職は理学療法士。
肉体労働なので、さんざん腰を痛め、
腰痛の軽減と予防に、ストレッチングは欠かせないと実感している。
特集ブログ『腰痛の鍼灸治療とセルフケア』の第4弾では、
ストレッチングについて熱く語っちゃうよ~~~!
ストレッチングとは?
体をゆっくり動かし、特定の姿勢を保つことにより、
特定の筋肉を伸ばすこと。
ストレッチングのメリット
①ストレッチングにより筋肉が伸びやすくなると、
関節を動かせる範囲も広がり、体も動かしやすくなる。
筋肉にスタミナがつき、疲労しにくくなる!
②運動後にストレッチングをすると、運動後の筋肉痛が軽減できる!
③定期的にストレッチングをすると、姿勢がよくなり、血の巡りもよくなる!
安全なストレッチングのための原則
①温まっていない筋肉を伸ばすことは
古く乾いたゴムを引き伸ばすことと一緒。
体が冷えているときや筋肉がガチガチなときは、
入浴後がおすすめ!
②痛みが生じるまで筋肉が伸ばされると、
『伸張反射』という体の防衛機構が働く。
この反射は無意識に筋肉が縮まり、
筋肉の損傷を防ぐ!
痛みを我慢しながらのストレッチングは、
この反射が働き、逆効果になっちゃうよ~~~!
気持ちよく感じる範囲内で、ゆっくりとストレッチングをしよう!
③呼吸を止めると、筋肉の緊張が生じ、筋肉は伸びにくい。
ストレッチングの間、ゆっくり深く呼吸をしていると、
筋肉がゆるみやすく、血の巡りもよくなるよ。
適切なストレッチングの方法
①いつストレッチングをするか?
・起床したときに体がガチガチになっている人は、
入浴後、あるいは眠る前にストレッチングをしよう!
寝ている間に筋肉がリラックスしやすい。
・同じ姿勢を長く続けているときは、
途中で姿勢を変えて、ストレッチングをしよう!
・運動前のストレッチングは運動中の怪我の予防になり、
運動後のストレッチングは筋肉痛の予防となるよ~。
②持続時間、回数、程度
それぞれのストレッチングを1回につき、10~20秒間。2~3回。
全てのストレッチングを合わせて5~10分程度。
毎日粘り強く続けると、数ヶ月後に変化がみられるよ!
ただし、辞めると元に戻っちゃう…。
③意識することは?
『姿勢』や『方法』、『どこの筋肉を伸ばすか』を意識しながら
ストレッチングをしないと、伸ばしたい特定の筋肉は伸びないぞぉー!
④人と比べない
筋肉の柔軟性や関節を動かせる範囲は個人差があり、
自分の筋肉がほどよく伸びる程度のストレッチングをしよう!
⑤中止するとき
筋肉や関節に痛みが生じるときは、
そのストレッチングを中止しよう!
随分と細かくストレッチングを語っちゃったけど、
これらを気にかけてすると、
筋肉が変化していくのが分かると思う。
根気よく、やろう!
コトーは30年近くやってるよ!
腰が痛いと動かせないから、
腹筋や横っ腹の筋肉も硬くなりがち。
動画では、それらも含めたストレッチングの方法をご紹介!
ストレッチングのやり方は、たーくさん。
今回は椅子に腰かけた姿勢でのストレッチングを取り上げてみた。
やってみてねぇ~!