究極の腰痛治療ってどんなの?
ぎっくり腰など身動きがとれないくらい痛いときは、
絶対安静!
筋肉の損傷が激しいんだから、
休ませてあげないとなかなか治らない。
もちろん、ぎっくり腰の急性期でも鍼灸治療はOK!
でも、施術後は安静にしてほしいなぁ…。
腰の痛みだけでなく、
下肢のしびれや感覚障害や筋力低下がみられたら、
腰椎やその周辺の椎間板や神経が損傷しているかもしれない。
特集第3弾でも述べたように、
背骨の骨粗鬆症でも、腰痛は出現することがある。
整形外科でレントゲンやCTやMRIを撮ってもらおう!
その結果どんな治療をするかはじっくり考えるとして、
まず、自分の腰の状態をきちんと把握することが大切!
痛みが改善してきたら、
鍼灸やストレッチングで筋肉をほぐしながら、
ほどよい運動をしよう!
硬い筋肉のまま運動したら、コリが増幅しちゃう!
筋肉の柔軟性を出しながら、散歩など軽い運動からスタートしよう!
「今まで腰の痛みがなく調子がよかったのに、急に痛くなって…」
そんなふうに言いながら、久々に鍼灸治療に来られる方がいる。
背中に触れると、背筋がうなじから腰までガッチガチ。
急に硬くなったとは思えないほど、筋肉の弾力性はない。
普段の生活はなんとかこなせても、
ストレッチングをしていたら
背筋のコリに気づいたんじゃないかな…。
かるい運動でもしていたら、すぐ背筋がこわばって、
「ヤバイッ!」って、もっと早く気づいたんじゃないかな…。
内心、そんなふうに思う。
痛くないときでもメンテナンスをして、
普段の生活プラス、アルファのことをしても、
へっちゃらな腰であることが大切!
これは最長筋。
背筋の1つ。
腰が痛いときは、背筋の腰部だけでなく、
胸部、頸部も硬いことが多く、
背筋全体を緩めることが必須!
赤いラインは『足太陽膀胱経 あし・たいよう・ぼうこうけい』という経絡。
背中にも通っているので、この経絡上のツボに鍼やお灸をして、
背筋の緊張を緩め、腰の痛みを緩和させる。
下肢の症状が出ている場合は、
この経絡の下肢にあるツボにも鍼やお灸をする。
痛みが強かったり慢性化していると、
脇腹の筋肉や腹筋群もガチガチになっている。
赤いラインは『帯脈 たいみゃく』。
ウエストをぐるりと回っている。
この帯脈のツボを使って、それらの筋肉のこわばりを緩めることも
大事だよ~ん。
おおおっ!
特集ブログの最終回も長くなってしまった…。
今回の特集では、すべての回に動画を載せてみた。
画面が薄暗く、手振れも強く、ごめんちゃい!
次回までに勉強するよー!
さあ、動画の取りをかざるのは、やはり彼しかいないでしょう!
今までイラストや写真を使って、
鍼やお灸の様々な方法を紹介してきたけど、
今回は『彼』が体を張って動画で紹介してるよ!
見てねぇー!
今年最後のブログ。
皆様、長々とおつきあいいただき、ありがとさんです!
来年もよろしくお願いいたします。
2018年も皆様にとって素敵な1年になりますように…。