皆さま、

とっくに明けましておめでとうございます。

お正月はいかがでしたか?

コトーは、飛行機→モノレール→電車→新幹線→電車→車、と乗り継いで

 

 

 

 

 

新潟の豪雪地帯へ…。

人も車も滅多に通らない。

聴こえてくるのは、屋根に降り積もった雪が滑り落ちる音だけ…。

 

 

 

 

 

友人宅の2階から見る風景は、昔とまったく変わらない。

一面の銀世界。

 

 

 

 

 

2重窓だって、

部屋に2台の石油ストーブがついてたって、

コタツに入ってたって、

築100年以上のウチは寒い…。

友人が半纏(はんてん)を貸してくれた。

思い起こせば、雪がほとんど降らない実家でも、

子どもの頃は冬の室内が寒く、

半纏を着ていたなぁ…。

 

 

 

 

 

長靴を借りて、愛犬ナナちゃんの散歩についていった。

ザクッ、ザクッ、ザク。

新雪の上を歩くと、長靴が雪に沈み込む。

懐かしい感覚!

 

 

キーンとした冷たい空気は嫌いじゃない。

しかし、マスクをしても鼻水が止まらない。

息で眼鏡が曇る。

友人もナナちゃんも雪道に慣れ、トットコトコトコ先を行く。

 

 

ここは山の頂上。

コトーは山のふもとに住んでいた。

真冬の早朝は、除雪車の轟音(ごうおん)で目が覚める。

大通りは、中央分離帯からちょろちょろ水が流れ、

車道は積雪も凍結もしない。

ただ、歩道に水がたまるので長靴を履いていた。

住んでいたアパートの隣が大家さん宅。

とーても気に掛けられ、

畑で採れた野菜が玄関先にどさっと置いてあったなぁ…。

方言が強くて、会っても何をしゃべっているのかわからなかったけど…。

 

 

車の運転免許を取りたてだったが、

荒波の日本海沿いを走ったり、

山の新緑や紅葉も観に行ったなぁ…。

のろのろ運転で、後続車に迷惑をかけたけど…。

 

 

まだ20代のピチピチ・ギャルだったので、

地元のおじさんたちから飲みに誘われ、

「ただ酒が飲めるー!」とひょこひょこついていき、

日本酒が飲めるようになった。

 

 

秋にはキノコ採り名人と山に入り、

食べられるキノコと毒キノコの見分け方を教わった。

山の中でキノコ汁を作り、食べた。

格別な味だったなぁ…。

 

 

冬には地元のスキー場(八海山)にも連れて行ってもらった。

八海山のふもとには酒屋があり、

上等な八海山(日本酒)は、抱き合わせ(=別の酒と2本セット)で売っていた。

もちろん買って帰った。

 

 

ここでの出会いが、新たな出会いへと結びつき、

今の自分がある。

8年前に第3の故郷、福岡で鍼灸院を開設することになったきっかけを

1つ1つ思い起こしてみると、新潟にたどり着く。

この地は、自分にとってターニングポイントなんだなぁ…。

そんな場所から新年がスタートし、幸先(さいさき)がいい!

2018年。

地固めをしつつ、新たな事にもひるまずにチャレンジするぞ!

今年もよろしくです!