縦割りした眼球。

レンズの働きをしているのが、水晶体。

水晶体の周りには、毛様体筋(もうようたい・きん)という筋肉がある。

毛様体筋の伸び縮みにより、水晶体の厚みが変わり、

遠近調節(=ピント)を行っている。

 

 

さらにグロテスクな絵で申し訳ない…。

右眼を外側からみた図。

上下、左右、斜め、といろんな方向に眼球を動かし、

顔を動かさなくても広範囲に見ることができるのは、

頭蓋骨からたくさんの筋肉が眼球にくっついてるから。

 

 

バスや電車に乗ると、

ほとんどの乗客がスマホを見てる。

あなたは1日どれくらいスマホを見てる?

 

 

スマホやパソコンなど長時間、近くのものばかり見ると、

毛様体筋が疲労し、

ピントを合わせるまでに時間がかかるようになる。

見るものがぼやける、目が充血する、痛みが生じる、などの目の症状だけでなく、

首こりや肩こりなどの症状も伴いやすい。

 

 

 

睛明(せいめい)、承泣(しょうきゅう)、瞳子髎(どうしりょう)、

四白(しはく)、攅竹(さんちく)、絲竹空(しちくくう)、陽白(ようはく)。

目の症状に働きかけるツボは、目の周辺にたくさんある。

お灸はできないので、小さくて細い鍼をちょこんと置く。

目が疲れたときには、ツボ押しも気持ちがいい。

 

 

 

翳風(えいふう)、完骨(かんこつ)、風池(ふうち)、

天柱(てんちゅう)、瘂門(あもん)、風府(ふうふ)…。

うなじにあるツボ。

目の症状があるとき、首こりの激しい方が多い。

これらのツボに鍼やお灸をして、こりを取ることも必須!

 

 

 

肩井(けんせい)、肩中兪(けんちゅうゆ)、肩外兪(けんがいゆ)、

曲垣(きょくえん)、天髎(てんりょう)…。

肩周辺にあるツボ。

うなじの筋肉は肩までつながってるものもあり、

肩のこりを取ることも必須!

 

 

全てのツボに鍼やお灸をするわけではないけれど、

目の症状にかかわるツボは、たくさんあるんだなぁ…。

次回は、耳の症状に働きかけるツボたちを紹介するよ~ん!

さぁて、おまけの話。

 

 

 

九州南部が梅雨入りし、

九州北部の福岡ももうすぐ!

慌てて庭の草むしりをした。

見て見ぬふりをしていたので、雑草が伸び放題!

45ℓのごみ袋が3袋!

すっきりとした庭にあじさいが映えるなぁ~。