じゃっじゃかじゃ~ん!
これ、な~んだ?
形の変わったスマホに、
特大のイヤホンがついているんじゃないぞぉー!
そら豆の形をしたのは腎臓。
左右に1つずつある。
その下の細長いのは尿管。
左右の尿管がたどり着くところは膀胱。
尿が入っていないと、膀胱はさかずきのような形をしている。
腎臓で作られた尿が尿管から膀胱へと、
毎分約1mlずつ送られ、
膀胱は膨らんで丸くなる。
膀胱に尿が150~300mlくらいたまると尿意を感じる。
でも、脳がブレーキを掛けて、排尿を我慢できる。
400mlくらいたまると、脳の排尿中枢が活動し始め、
トイレへと導く…。
皆さんは、真夜中にトイレに行きたくなって目が覚めたとき、
すくっ!と立ち上がってトイレへ行く?
コトーは『尿意』よりも『睡魔』が勝つ。
「トイレへ行きたい」と思った直後に寝ている…。
そんなときは朝、目覚めたときに脳の疲労を感じる。
あっ、そうか。
排尿を我慢するために、
脳がずーーーーーっとブレーキを掛けていたんだ。
脳! ごめんねぇ~!
すぐ、トイレへ行くよー!
…………………………となる。
頻尿、多尿、尿量減少、排尿痛、尿失禁、残尿感、尿閉…。
尿のトラブルやその原因は様々。
子宮筋腫や前立腺肥大など膀胱近くの臓器が大きくなり、
膀胱が圧迫されて排尿のトラブルが生じることもある。
赤いラインは『足太陽膀胱経 あし・たいよう・ぼうこうけい』という経絡。
途中枝分かれして、膀胱にもつながっている。
経絡は気(=エネルギー)と血(けつ(=栄養)が流れ、
膀胱にも気と血を送っている。
膀胱のトラブル時には、この経絡上のツボに鍼やお灸をすることにより、
とどこおった経絡の流れを改善し、
気と血を膀胱へ充分に送り、症状を緩和させる。
足太陽膀胱経は一番長い経絡。
ツボ・モデル君に花シールを貼ってご紹介!
目頭と鼻の間にあるツボ『睛明 せいめい』から始まり…。
額から頭頂…。
ここまでツボの総数6個。
頭頂から後頭部…。
ここまでツボの総数9個。
背中から2本になる。
ここまでツボの総数21個。
尾てい骨あたりはジグザグ。
ここまでツボの総数46個。
やっと出てきた!
ちょっとアップ!
膀胱のトラブル時には、左右のお尻の間、
仙骨部に反応があらわれやすい。
ハートマークのツボ『膀胱兪 ぼうこうゆ』や、
その内側にあるツボ『次髎 じりょう』などに鍼やお灸をする。
膀胱の前、下腹部のツボもかかせない。
赤矢印のツボ『神闕 しんけつ』がおへそにあたる。
その下が下腹部。
せっかくなので、足太陽膀胱経を最後までご紹介しよう。
膝裏から1本に戻り、ふくらはぎへ。
ここまでツボの総数57個。
足の小指にあるツボ『至陰 しいん』で終わる。
ツボの総数は63個。
左右の経絡を合わせると126個。
この経絡は最長だけでなく、ツボの数も最も多い。
膀胱のトラブルで一番多くかかわるのは膀胱炎かな…。
冷えが誘因となる場合は、血のめぐりを整えるツボも必須。
疲労が誘因となる場合は、体と心の緊張をほぐすツボや、
エネルギーを補充するツボにも鍼やお灸をするなぁ…。
おおおーっ、
特集ブログ『器官や臓器の症状に働きかけるツボたち』がやっと終わるー!
特集は「おっ! 面白そう!」と思いつきで始めることが多い。
書き出したら調べることがわんさかあり、
1つ書き終えるたびにヘロヘロ…。
エネルギーの補充に期間を要する。
というより、
しばらくは調べものがしたくなく、
なかなか次のブログに取り掛かれない…。
そんなこんなで6カ月強かかってしまった!
計画性がなく、申し訳ない!
つきあっていただき誠にありがたいっ!!!
1つ1つの器官や臓器の働きを調べて、
深~く反省したことがある。
器官や臓器は単独で仕事をしていることもあるが、
その元締めは脳。
脳は器官や臓器の仕事を監視し、調整している。
「体を休めたほうがいいよ」とは言うが、
「体を休めるために、まず脳を休めたほうがいいよ」とは言わない。
でも、体や心を酷使したときに、その調整をしているのは脳。
脳だって疲れてくる。
それが自律神経の乱れとしてあらわれることもある。
コトーは中年になってから、
思ったことはすぐ実行しないと忘れちゃう。
「あれもやっておかないと…」
「これもやっておかないと…」
夜までそんなことをしているから、寝るのが遅い。
脳をじっくり休ませていない。
これじゃいけない!!
「それは睡眠よりも優先させること?」
「明日、できるんじゃないの?」
自分に問い、7時間睡眠を実行している。
まだ4日目。
続けられるかなぁ…。