朝晩が涼しくなった夏の終わりから秋口にかけて
出てきやすいのが『秋バテ』。
あまりにも暑かったから、
ついつい冷たい飲食物をとりすぎちゃったよねぇ~。
いつの間にか、胃腸の消化吸収力が落ち、
胃もたれや食欲不振やだるさが…。
夜中も暑かったから、
一日中、冷房をかけっぱなしの日もあったよねぇ~。
熱中症にならないためには必要なことだけど、
全身を冷やしすぎると、血行不良を起こし、
全身がだるくなっちゃうんだなぁ~。
就寝中のエアコンの設定温度が高すぎたり、タイマーにすると、
夜中に何度も目が覚めて、寝不足…。
睡眠や体温の調整をしてる自律神経もだんだん疲れてきて、
それがだるさや疲れやすさの原因にもなるんだなぁ~。
ちなみに、秋バテのツボといえば、『注夏(ちゅうか)』。
手のひらにある。
親指の下のふくらみの中央。
赤矢印の先端。
秋バテの諸症状に働きかける。
台座灸。
台座の上にモグサがのってる。
台座の底にはシールがついてるから、
親指の下のふくらんだ部分にもピタッとひっつく。
『注夏』にもおすすめ!
お灸もいいけど、
親指で押しても気持ちいいねぇ~。
ちなみに、手のひらには、過労や心労にも働きかけるツボがある。
『労宮(ろうきゅう)』。
こんなふうに、指を曲げて、
中指と薬指の先端が手のひらに当たる所の中間が
『労宮』。
台座灸もツボ押しもいいよん。
秋バテの対処や予防には、
規則正しい生活がかかせない。
栄養のバランスのとれた食事をしてる?
睡眠は充分にとれてる?
適度に運動してる?
コトーは、う~ん、う~ん、う~ん。
ところで、
農業共済新聞の編集部から執筆依頼があり、
『秋バテを撃退! 簡単ツボ押し』というタイトルで
原稿を書いたよ。
紙面だけで、ツボの位置や取り方、押し方を伝えるのって、
意外と難しい。
どのツボにしようか、悩みに悩んだなぁ…。
自分の書いた文章が活字となり、
つたない手描きのイラストは描き起こされ、
かっこよく新聞(2019年9月2週号)に載せていただき、
ありがたい!ありがたい!と恐縮するばかりだった…。
毎回、イラストを描いたら、少しは上達するかな???
いつまで続くか…。
グハハハハッー!
福岡市南区にある、女性鍼灸師による女性専門鍼灸院、
≪レディース鍼灸ことう≫の鍼灸師コトーでした。
またね~。