眼球の正面断面図。
眼球の正面・中央には、水晶体というレンズがある。
水晶体の厚みが薄くなると遠い所に視点が合い、
厚くなると近い所に視点が合う。
この水晶体の厚みをコントロールするのが毛様体筋[もうようたい・きん]という筋肉。
水晶体の周りをリング状に毛様体がついている。
この毛様体の一番外側にあるのが毛様体筋なんだなぁ~。
近くに視点を合わせ続けるためには、水晶体の厚みが必要。
毛様体筋がずーーーーっと収縮し、
水晶体の厚みをキープする。
心筋は24時間営業の疲れ知らずの筋肉だけど、
毛様体筋は違う!
長時間労働で筋疲労が生じ、
視点[ピント]を合わせるまでに時間がかかるようになる。
スマホやパソコンを長時間見続け、
目がぼやける、充血する、痛みが生じる…などの症状が現れるのは、
毛様体筋の筋疲労がきっかけなんだなぁ~。
もちろん、コンタクトや眼鏡の度数が合わなかったり、
白内障、緑内障、斜視、斜位、眼瞼下垂など目の病気が原因のこともある。
老眼が気になる始める40代後半からは、
眼科で視力、眼圧、眼底、視野、眼球運動の検査を定期的に受けよう!!
目を使う作業を続けるとすぐ目が疲れて、
視力の低下、目の痛み、頭痛、吐き気などの症状が出ちゃう…。
休息してもなかなか回復しない…。
回復しても作業を再開するとすぐ目が疲れちゃう…。
20代や30代でもそんな症状がある方は眼科で検査を受けてみよう!!!
目の周りにはツボがたくさんある。
ツボ押しで目の疲れを和らげよう!
1.攅竹[さんちく]。眉毛の内側にある。
2.魚腰[ぎょよう]。眉毛の中央にある。
3.絲竹空[しちくくう]。眉毛の外側にある。
4.陽白[ようはく]。魚腰の上1寸。1寸は手の親指の横幅程度の長さ。
5.睛明[せいめい]。目頭と鼻の付け根の間。
6.四白[しはく]。黒目の下にある骨の縁にあるくぼみ。
7.瞳子髎[どうしりょう]。目尻の外側の骨。
8.太陽。こめかみあたり。
すべて頭蓋骨の上にある。
目を閉じて、ゆーったりした気分でツボ押しをしよう!
親指や人差し指の先端で、くるくると押し回し。
1か所につき10秒程度。
痛気持ちいい程度の強さ。
激しい痛みを感じるときは、そのツボは避けよう。
鍼治療では、1の攅竹に細くて小さい鍼をちょこんと刺して、しばらく置くと、
目がすっきりするよ!!!
うっ、どアップでちょっと恥ずかしい…。
[サングラスをかける]イコール[かっこいい大人]とコトーは思っていた。
ド近眼のコトーは眼鏡なしでは生活できない。
中学生の頃、コンタクトにチャレンジしたが、
まぶたの内側がこすれて炎症を起こし、あきらめた…。
一生、サングラスは掛けられない…と思い込んでいた。
「あっ! 度付きのカラーレンズをサングラスにはめ込めばいいんだ!」
数年前に気づいた。
外出するときに普段使用の眼鏡も持ち歩かなければならないが、
あこがれのサングラスを掛けられることがうれしくてルンルンだったなぁ~。
福岡市南区にある女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング、
《レディース鍼灸ことう+≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。
次回は[眼精疲労・疲れ目のメンテナンス法~ストレッチング編]だよ~。
お楽しみに!!!