右眼を外側から見た図。

顔を動かさなくても眼球だけをあらゆる方向に動かせるのは、

眼球に直に6つの筋肉がつき、

働くからなんだなぁ~。

イラストにある5つの筋肉と

もう1つ、[内側直筋]という筋肉が鼻側についている。

 

ずーっとスマホやパソコンを見続けると、

視線が大きく動かないから、

これらの筋肉も大きく動けないので疲れちゃう。

そんなときはこれらの筋肉のストレッチングをしよう!!!

 

まず、正面を向こう!

顔や体は動かさずに、両目だけで、できる限りの真上を10秒ほど見る。

⇒同じく顔と体は動かさずに、両目で、できる限りの真下を10秒ほど見る。

⇒できる限りの右側を10秒ほど見る。

⇒できる限りの左側を10秒ほど見る。

⇒できる限りの斜め右上を10秒ほど見る。

⇒できる限りの斜め左下を10秒ほど見る。

⇒できる限りの斜め左上を10秒ほど見る。

⇒できる限りの斜め右下を10秒ほど見る。

 

このストレッチングのポイントは、

顔を動かさずに目だけで、できる限りの端っこを見ること。

眼球につく筋肉が伸ばされているなぁ…と何となく感じるはず。

 

もう1つ、ストレッチング法を紹介するよん!

 

まず、正面を向こう!

顔と体は動かさずに、両目で、できる限り真上を見よう!

⇒視線で大きく円を描くように、上から右に視線を動かそう。

⇒ゆっくり滑らかに、視線を右から下へ動かそう。 大きく円を描くように!

⇒視線を下から左へ動かそう。 大きく円を描くように! ゆっくり! 滑らかに!

⇒視線を左から上へ動かそう。

 

反対回しも大きく円を描くように、ゆっくり、滑らかにやってみよう!

 

このストレッチングのポイントはできるだけ外側を見て、大きく回すこと。

眼球についている筋肉がストレッチングされているなぁ…と何となく感じるはず。

もう1つのポイントはゆっくり滑らかに視線の輪を作ること。

速く動かすと筋肉が雑にストレッチされる。

ゆーっくりと視線をずらそう。

「滑らかに回せないなぁ…」と感じる方は、

これらの筋肉の協調性が落ちているかも。

毎日、こつこつとこのストレッチをすると、

滑らか~に眼球を動かせるのようになるよ~ん!

 

前回のブログで紹介したように、遠近のピントを合わせるのは、水晶体。

その水晶体を動かすのは毛様体筋[もうようたいきん]。

近くばかり見ていると、コイツも疲れやすいから、ストレッチしてほしい!

 

室内にいる方は外の景色が見える窓に近寄ってほしい。

遠くの景色の中で、看板や1本だけある木など、

焦点を合わせやすい箇所を見つけ、そちらに顔と体の向きを合わせよう。

遠くのその箇所と目を結んだ線上に、

人差し指の先端を置こう。

顔から20㎝くらい離れた所かな~。

ピントが合わせやすい所に置いてね。

 

まず、人差し指の爪をじーーーーーっと10秒間ほど見る。

⇒素早く、遠くの焦点を合わせる箇所に視線を移動し、じーーーーっと10秒間ほど見る。

⇒素早く、人差し指の爪に視線を移動し、じーーーーーっと10秒間ほど見る。

10回ほど繰り返す。

 

このストレッチングのポイントは、

じーっと食い入るように見つめた後、

素早く、遠く、あるいは近くに視線を切り替えること。

 

コトーは両目だけでなく、片目を閉じて、片方の目だけでも、このストレッチングをしている。

 

長時間、近くを見続け、ピントが合いにくい時は、遠くをぼーっと見たり、

目を閉じて休ませるほうがいいかも…。

 

水で濡らして絞ったタオルを電子レンジで1~2分間温めると

蒸しタオルができる。

両目を閉じて、まぶたの上に蒸しタオルを置くと、

目の周りの血行が良くなり、気持ちいいよ~ん。

目が充血している時は逆に冷やしたほうがいいかも…。

 

鍼やお灸で首と肩の筋肉のこわばりをほぐすと、

「目がすっきりしたぁー」

「視界がいいー」という方が多い。

慢性的な首コリや肩コリがある方は、それらを解消することも大切なんだなぁ…。

 

室内にいる時間が多いと、遠くにピントを合わせる機会が少ない。

意識的に、窓の外を見よう!

えっ?

窓のすぐ向こうは、隣のマンションの窓?!?

う~ん、う~ん、う~ん…。

 

福岡市南区にある、女性専門鍼灸とパーソナルトレーニング、

≪レディース鍼灸ことう+≫の

女性鍼灸師・理学療法士のコトーが長々と書き連ねました。

 

長い梅雨が明けて、じりじりと暑くなってきましたね。

皆様、しっかり睡眠をとり、しっかり食べて、適度に運動し、

夏を乗り切りましょう!!!