特集を組んでおきながら、お久しぶりです…。随分と日にちが経ち、すみません…。

前回のブログでは痛みの原因について、腰痛を例に紹介しました。内臓の病気による腰痛。骨の病気による腰痛。さぁ、続きのスタートです!

腰痛の意外な原因がストレス。仕事、育児、介護、先の見えないコロナなど、ストレスや疲労が慢性的に続くと、自律神経が疲れてくる。自律神経は交感神経と副交感神経の2つ。日中、活動しやすい体と心に導くのが、交感神経。夜間、リラックスしやすい体と心に導くのが、副交感神経。日中は交感神経が優位になり、夜間は副交感神経が優位になる。この2つの神経のバランスが崩れると、血の巡りや筋肉も影響を受け、腰が痛くなることがある。

当院ではうつ伏せやあおむけで鍼灸治療をするが、その際、指を強く握りしめている方がいる。常連さんで鍼やお灸に馴れ、リラックスしてもいいのに。交感神経が強く働きすぎて、『体と心がリラックスできない』『筋肉の緊張を緩められない』状態にあるのかな…と推測する。治療を進め、指が自然と開いてくると、『副交感神経が働き始め、交感神経とのバランスが良くなったんだな…』と想像する。

おおおおー!やっと本題!筋肉の疲労による腰痛。

長時間、同じ姿勢を続けたり、肉体労働や反復動作を続けると、腰を支える筋肉に負担がかかり疲労する。また、運動不足や加齢により背骨を支える筋肉の筋力が弱まり、姿勢が悪くなると、腰の筋肉にも負担がかかり疲労する。そんな状態が長く続くと、筋肉は緊張し膨張し、隣にある血管を圧迫する。そうなると、血管の中を流れる血液や酸素がとどこおる。酸素が欠乏すると乳酸などの疲労物質が作られ、筋肉内に蓄積する。それが原因で筋肉が硬くなり、痛みが起きる。

筋肉の疲労による痛みは動かし初めに痛み、動かしたり温めて筋肉が柔らかくなると、痛みも和らぐのが特徴。

ところで、関節を動かす筋肉は骨についている。それらの筋肉が痛む部位は、骨の付着部が多い。例えば…。

右側の骨盤から太もも、ひざ下までの図。オレンジ色は、大腿四頭筋(だいたい・しとうきん)という筋肉。骨盤と太ももの骨(大腿骨)から始まり、膝蓋骨をくるみ、ひざ下の骨(頸骨 けいこつ)に付く。この筋肉が縮まる(=働く)と、膝が伸びる。床や椅子からの立ち上がりや、階段の上り下りで、ガシッ!と働くから、大腿四頭筋が硬くなると、これらの場面で痛みが出てきやすい。また、正座をとると、この硬く縮こまった筋肉がかなり伸ばされるので、痛みが出やすい。どこが痛くなるかというと、膝蓋骨の下、頸骨という骨の上部あたり。青丸の部分。

膝の関節付近が痛むから、関節(=骨)のトラブルなのか、筋肉のトラブルなのか、外見からでは判断しにくい。この筋肉を中心に、膝の曲げ伸ばしにかかわる筋肉を鍼とお灸でほぐすと、痛みが改善することも多い。変形した関節を鍼灸では治せないが、変形した関節を動かし守っているのは筋肉であり、筋肉を鍼灸でベスト・コンディションにしておく意義はあると思う。

おーっ、また話が横道にそれた…。次回は筋肉の痛みに対しての鍼灸治療をもうちょっと詳しく書くよ~。お楽しみに~~~!

20代の頃は、同世代の細身の男性よりも二の腕が太かったが、今は筋肉が萎え、さみしいよぉ~~~。

福岡市南区にある、女性専門鍼灸とパーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師&理学療法士コトーでした。またね!