20代のコトーは、重度の肢体不自由児・者の入所施設で理学療法士(リハビリ)の仕事をしていた。ある日、廊下を歩いていたらよろけて、壁に手をついた。その時に、手首をくじき、いつまでも痛みが残っていたので、整形外科を受診した。レントゲンで異常はなかったが、医師に一言、言われた。「普通だったら手をくじかない場面で、あなたは手をくじいた。それはあなたが日常を過ごすだけの体力しかなく、余力がないからだ」。がつーんと心に響いた。幼少の頃は外で遊びまくったが、中学・高校の部活はコーラス部で体を動かしてはいなかった。20代で始めた仕事(リハビリ)は重労働で、それをこなすだけで精一杯だった。反省!!!

スポーツジムに通ったり、週末には山登りやスキー。起床時と就寝前にはストレッチングが日課となった。それでも何度もぎっくり腰を起こし、とうとう腰椎椎間板ヘルニアに…。これがきっかけで、体に負担が少ない鍼灸師に転職した。そして、中年になっても、休日はじっとしていることはなく、美術館や博物館めぐり…。(昨年から自粛生活でストップ)。外出したら風景を観察しながら歩く!歩く!歩く!エレベーターやエスカレーターは極力使わず、階段!

転職するまでは腰痛が悪化しないように、腰にコルセットを使うことが多かった。転職してからは使っていない。重労働でなくなったからだと、ずーっと思っていたが、それよりも、仕事の姿勢が大きく影響している気がする。鍼灸師になりたての頃、低めの治療ベットで、腰かけて治療していた。しかし、気づくと立って仕事をしている。低い治療ベットでは、自分が中腰になり腰がきつい。しばらくして、高さ調節ができる治療ベットに替えた。

今も立って仕事をしている。椅子座位よりも立位のほうが腰に負担がない。といっても長時間、立位をとると腰がガチガチになる。治療中にしゃがんだり、椅子に腰かけて、腰の筋肉の緊張を緩めている。立ち仕事だからといって脚力は維持できない。この1年、外出する機会がぐっと減り、脚力が落ちた…。まずい!こいつに再登場してもらおう!

 

置物と化していた踏み台昇降機。再開するよ~~~!散歩は好きだから、ウォーキングやジョギングも少しずつ増やしている。

昨年から、コロナ感染や異常気象の被害で心を痛めることが多い。心が緊張すると筋肉も緊張しやすい。

 

昨年末に購入したCD、原田知世氏の『恋愛小説3ーYou&Me』。自分が青春時代に聞いていた曲のカバーがたくさん入っている。口先ではなく、腹圧をかけておなかの底から歌うと、体と心の穏やかさが戻ってくる。そうだっ!本棚をごそごそ…。あった~!

 

かがくい ひろし氏の絵本『みみかきめいじん』。大好きな本を、おなかの底から声を出して読むと脳も心も体もすっきりする!20年間のリハビリの仕事で全身の筋肉を傷め、筋肉の耐久性は今もない。自己評価を常に行い、筋肉に対して『無理なくやれること』と『やりたいこと』を見つけて実践している。

これがコトーの『自分史』ならぬ、『筋肉史』。あなたは幼少の頃、体を使って遊んだ?成長期にしっかり筋肉を使ってる?使ってたと思う?青春期は?中年期は?高年期は???成長期にどこまで筋肉を作り上げ、その後、それを維持できているか…。自分の『筋肉史』を把握すると、筋肉のコリや痛みに対しての『自分なりのセルフコントロール法』が見つけやすいと思う。次回のブログはこの続きをするよ!

久しぶりにおまけの話。昨年、亡き母の中学時代からの親友にクリスマス・カードを送った。年明けに届いた返信封筒の中にこれも入っていた。

 

お年玉付きポチ袋!いくつになってもうれしい~~~~~~~~~~~~~!

 

いとこにもクリスマス・カードを送ったら、今年の1月2日にお年賀が届いた。福ハ内?

 

すっ、すごい!焼き印された木箱!フタを開けると…、

 

あ~~~~~~!お多福豆菓子がぎっしり!節分の豆まきのマスに見立てているんだ!うれしい~~~~~~~~~!新年、皆様に小さな小さな幸せのおすそ分けです。福岡市南区にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。今年もよろしくお願いいたします!