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博多祇園山笠の起源は諸説あるようだが、一般的に言われているのは780年前(1241年)。博多に疫病(感染症)が流行り、僧侶・聖一国師が施餓鬼棚に乗って祈禱水をまき、疫病を鎮めた。施餓鬼棚は2本の棒で担がれ、現在の山笠の原型となった。

 

山笠のハイライトは、最終日7月15日の午前4時59分から始まる『追い山』。法被に締め込み姿のかき手が山笠をかき(=担ぎ)、市中の約5㎞のコースを走る。博多の地区は7つの『流 ながれ』に区切られ、流ごとにかき山笠が作られる。時間をずらしてコースをかき走り、所要時間を競う。早朝であるが、毎年たくさんの人が見物に来る。といっても、コトーは一度も見たことがない。昨年に引き続き今年もコロナを配慮して、かき山笠はなかった。上記の写真は土居流の2018年・追い山の練習風景。気合がみなぎる!

 

今年は市内の12か所に飾り山笠が飾られた。高さ約10m。

 

あれっ?骨組みの中央に何かある!

 

升が紐でくくり付けられている。

 

風神様があっかんべーしている!この飾り山笠には升があるかな?

 

あーっ、升があるぅー!中に砂が入っているみたい…。

 

山笠では『お汐井とり おしおいとり』という行事がある。箱崎浜で汐井(=真砂)を小さな升や籠に入れて持ち帰る。飾り山笠に付けられた升は、お汐井とりのかなぁ…。山笠の期間(7月1日~15日)は高温の上に湿度が高く、汗だくになりながら7つの飾り山笠を見て回った。そのうち、升が付いていたのは6つ。毎年のように飾り山笠を見て回っていたが、升のことは気づかなかった。

 

今まで撮りためた写真は、山笠の骨組みまで取っているものは少なく、撮っていても骨組みに垂れ幕がかかり、中が見えなかった。この写真には、うっすらと升が見えるかなぁ~。う~~~ん…。2010年撮影。さぁ~て、久しぶりにおまけの話。

 

折りたたみ傘を閉じようとしたら、押しボタンが外れ落ちた。コンビニの前で下を向きつつ探していると、「コンタクトを落としたんですかー?」とウーバーイーツの方に声を掛けられた。ハハハハハー、そう見えるよね。黒色の押しボタンはアスファルトに同化し、見つけ出すのに5分ほどかかった。デパートのセールで、傘が山積みになったワゴンから選んだ1本。今まで、折りたたみの日傘は何本も置き忘れて失くしたが、この傘はずっと手元にある。君とはご縁があるんだな。傘屋で修理してもらった。「普通、折りたたみ傘の骨は6本だけど、これは7本あるでしょ。だから丈夫なんですよ」と教えてくれた。ほほほー、気づかなかった。あーっ!

 

2010年に撮ってもらった写真。この傘を脇に挟んでるー!福岡市南区にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。