特集 生理の話 2~生理のしくみ・その2
特集・生理の話、第2弾!
今日は、子宮・卵巣・脳がどのように働いて、生理が起こるのか、
ご紹介したいと思います。
よろしくでーす!
1
まず、脳から卵胞(らんほう)刺激ホルモンが分泌されます。
このホルモンは、血液中に溶け込んで、
血液とともに血管を流れ、卵巣にたどり着きます。
卵巣では、この卵胞刺激ホルモンに刺激されて、
卵胞(らんほう)が10~20個作られ、成長します。
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2
成熟した卵胞からは、卵胞ホルモン(=エストロゲン)が分泌されます。
エストロゲンは、血液中に溶け込んで、子宮内膜にたどり着きます。
そして、子宮内膜に働きかけて、
受精卵のためのベット作りを始めます。
受精卵がうまく子宮内膜にくっついて(=着床 ちゃくしょう)、
そこですくすく育つことができるように、ベットの準備をしておきます。
つまり、妊娠のための準備です。
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3
子宮内膜のベットが出来上がると、
脳からは今度、黄体形成(おうたいけいせい)ホルモンが分泌されます。
このホルモンの刺激を受けて、たった1つの卵胞だけが破裂し、
卵子(らんし)が卵管に入ります。
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4
卵子が飛び出した後、
卵胞は黄体というものに変わり、
そこから黄体ホルモン(=プロゲステロン)を分泌します。
プロゲステロンは、「子宮内膜のベットにふかふかの敷布団を作れーっ!」と、
子宮内膜に働きかけます。
受精卵が子宮内膜にくっつきやすいように、しっかりと準備をします。
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5
卵管にいる卵子が精子(せいし)と出会わないと、
子宮内膜に作ったベットと敷布団もいらなくなります。
これらが子宮内膜から剥がれ落ち、血液とともに排出されるのが、
『生理』です。
もし、卵子と精子が出会い、受精すると、
『受精卵』となって卵管をのぼり、
子宮内膜に作られた、ふかふかの敷布団にくっつき(=着床)、
そこで育っていきます。
これが『妊娠』です。
もう、お分かりのように、毎月ある『生理』は、『妊娠のための準備』なんですね。
生理には『子宮』 『卵巣』だけでなく、『脳』も関係している!って意外ですよね。
今日が、『特集 生理の話』の山場というか、一番難しい内容です。
うまく伝わったかなぁ~~~???
次回は、生理前・生理中・生理後の体と心の変化について
ご紹介します!