コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

体のしくみあれこれ~体の免疫システム

そもそも『免疫』って平たく言うと、どういうことでしょうか。
調べてみました。

人の体には、細菌やウイルスなどの異物の侵入を防ぎ、
さらに侵入した異物を排除しようとする働きがあります。
この働きによって、私たちは感染症にかかりにくい。

異物の侵入を防ぐ防御システムとして、
皮ふや、口・のど・鼻・目・気管・肺・胃・腸・尿道・膣などの
粘膜でのバリアがとっても大事。

このバリアを突破して体内に侵入した異物に対して、
体はこれを異物として認識し、破壊して排除しようとする。
この働きが『免疫』。

そして、本来ならば体に害のない物質に対しても、
『免疫』反応が引き起こされるのが、『アレルギー』。
花粉症やアトピー性皮膚炎などがそうですね。

今まで花粉症でなかった人も、
大気汚染や食生活の変化、ストレスなどで、
免疫のバランスが崩れた時に、大量の花粉に出会い、
体が花粉を異物と勘違いすると、
『免疫』システムが過剰に働き、
今年から花粉症になる…ということも。

いつの頃からか、アレルギーを治すには腸内環境を整え、
腸内の粘膜を強化することが大事!といわれ、
ヨーグルトが大注目を浴びましたね。
それから甜茶、ハーブティー、青魚、レバーなどなど。

花粉症対策グッズもたくさん出ていますね。
いろいろ試してみて、自分にあった対策を
見つける努力が大事だそうです。

もちろん食事の偏りをなくす、充分眠る、
軽い運動をする、などなど生活を整えることが前提。

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 お願い!!

今年の花粉量はすごいっ!と前々から言われていますが、
お天道様、どうかガンガン花粉が飛びませんように!
福岡で鍼灸院をしていますが、黄砂の量も半端ではありません!
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はりきゅう雑話~花粉症と鍼灸

ここ数日は日中気温が高くなり、これから三寒四温、
春へと向かうのでしょうか。
そうなると気になるのがスギ、ヒノキなどの花粉。

花粉症は、鼻や眼の粘膜に花粉がついて、
「えらいこっちゃ、敵が攻めてきたぞ~」と
体の免疫システムが誤作動して、
くしゃみ、鼻水、涙などで敵を追い払おうとするもの。

鍼灸では、それらの症状に対して、
顔や頭、首の後ろ、腕などのツボを使います。

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ツボ・モデル君の鼻の横にある『迎香 げいこう』
の上にある『上迎香 じょうげいこう』というツボ。
前髪の生え際から少し頭頂よりにある、『上星 じょうせい』。
(どちらもこの写真には載っていません。すみません…。)
鍼をすると、すぅっと鼻が通ってきます。

ひとくちに花粉症といっても、タイプがいくつかあるので、
各々のタイプにあわせて使うツボを決めます。

また、根本的には体の免疫システムの誤作動自体を
正常に戻す治療が大切です。

当鍼灸院では問診を丁寧にします。
その方の元々の体質がどう変化しているか見極めるためです。
目の前の症状だけでなく、
そのバックグラウンドにある体質を元に戻すと、
身体的な、精神的なストレスなどがどかーんときても、
症状が悪化しにくかったり、出現しにくくなりますよ。

福岡で女性専門の鍼灸院をしています。
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黄砂 来福!

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今朝天気予報で黄砂が飛ぶって言ってましたが、感じましたか。

気象庁のホームページを開くと
確かに日本地図の福岡あたりは高濃度!
最近は春でもないのに飛びますねぇ。

真夏は日に焼けるので裏返しをして干していた洗濯物を
これからは表のまま干さねば。
黄砂を言い訳に窓や網戸の掃除もさぼりがち。

今年はスギ花粉が大量に飛ぶと言われていますが、
花粉症の方は大変。

私はアレルギー性鼻炎ぎみなので、
鼻うがい(塩入温水を片方の鼻から吸い口から出す)を再開して
鼻の中の粘膜を鍛えなおそうと思いつつ、
すぐ忘れちゃうんだよねぇ~。

鍼灸師なので、鼻がぐずぐずしている時は
自分で鼻の横のツボに、ほそ~い鍼を1?程度刺して
10分間ぐらい置くと、楽になります。

鍼灸って痛みなど整形外科的な症状だけに効くと思われがちですが、
内科的な症状も対象なんですよ。

ちょいと鍼灸に興味をもたれた方はこちらにもどうぞ~
   女性鍼灸師による女性専門鍼灸院 レディース鍼灸ことう 
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鼻水 退散術!

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今日は風が強かったですね。
明日からぐぐぐっと寒くなるとか…。
押入れから毛布を出してきました。

最近、風邪薬のコマーシャルが増えましたね。
私は20代の頃、鼻かぜをよくひいていました。
そして、ある時気がつきました。
私は夜寝ている間に風邪をひく!って。
寝る前までは何ともないのに、
朝、鼻がぐじゅぐじゅすることがあまりにも多かった。

それからは布団乾燥機でまめに敷き布団の湿気を取り、
寒くなると聞けば、すぐ追加する布団を用意し、
鼻水が気になれば紙マスクをして寝て、
毎日、鼻うがい(塩入温水を鼻から吸い口から出す)をして
鼻の粘膜を鍛えていたら、
鼻かぜをひきにくくなりました。

あまり知られていませんが、
鼻水が止まらないときは鍼や灸も効きます。
鼻の周りや、前髪の生え際の少し上、うなじ、
左右の肩甲骨の間、などにあるツボに鍼や灸をします。
鍼や灸は、自分の自然治癒力や抵抗力を高めることによって、
症状を改善していくので、
体に無理がありません。

   詳しくは 女性鍼灸師による女性専門鍼灸院 レディース鍼灸ことう へどうぞ…
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龍雲がかすみをはく?食う?

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今日は日差しが痛いくらい強かったですね。

 

突然ですが、
皆さんは住んでいる所の何が好きですか?
私は福岡の空と雲と山が好きです。
今日のように福岡の雲は七変化。
しょっちゅう楽しませてもらっています。

今住んでいるところは夜も明るく、
星が見えないのが残念。

 

小学生の頃、
習い事の帰り道、
あ~、冬の大三角形だぁー
あれ、オリオン座?
と、友達と夜空を指差していた日々が懐かしい…

 

 

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またまた突然ですが、
『星』といえば、東洋医学のツボの中に
『上星 じょうせい』というツボがあります。

 

前髪の生え際より少し上にあり、
鼻水や鼻づまりのとき、鍼灸で使うツボです。
頭と水平に鍼をさし、10分程すると
すっきりしてきます。

 

そんな症状のときは、写真のツボ・モデルの
『神庭 しんてい』 『上星』 『顖会 しんえ』 『前頂 ぜんちょう』
のあたりまでツボ・マッサージをしても気持ちがいいですよ。

 

 
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