コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

胃を守るツボたち

今週、来週は忘年会のはしごでしょうか。
皆さんの胃はお達者ですか。
胃の位置にあるツボは、もちろん胃腸症状を治すときにも
鍼灸で用いられます。

ツボの起源は石器時代の中国。
長い年月をかけた治療体験から、
この症状にこのツボ!と体系化されてきました。
胃に位置するツボをいくつかご紹介します。

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『不容 ふよう』
写真の下の縁がおへそのライン。
鎖骨の下から3本の経絡が平行に走っていますが、
胸の下から幅が狭くなります。
その中の一番外側(黄色)の経絡で、
幅が狭くなってすぐのツボが『不容』。
[容]は受納の意味。
胃の受納能力の限界がちょうどこのツボのあたり。
それで、この名前がついたそうです。

『承満 しょうまん』
[承]は受納の意味。
このツボは『不容』の下にあり、
食べた物の量が満タン!ということで
つけられた名前。

『腹通谷 はらつうこく』
この写真では、『承満』の左隣のツボ。
(体の中央にある経絡以外は
 すべて左右対称に計2本あります)
食べた物を上から下に通す道になっているから、
この名前がつけられました。

こんなふうにツボの名前には
一つひとつ意味があります。
皆様、これらのツボが悲鳴をあげないよう、
新年会まで楽しいお酒と食事をどうぞ…。

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二日酔いと腹診

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1年ぶりに友人と会い、居酒屋へ。
最近知り合った居酒屋の店長は、
上等かつ珍しい焼酎を数種類も試飲させてくれました。
楽しいおしゃべり、おいしい料理とビール,酎ハイ、そしてピリッとくる焼酎。
とても心豊かなひとときでした。

それもつかの間、帰宅後酔いが回り、1時間身動きがとれず、
翌朝は吐き気も頭痛もないが、脳みそも体も停止状態。
誰か背中にある『やる気スイッチ』を押して!、と言いたい気分。

東洋医学では『腹診ふくしん』という診察方法があります。
腹部を5つに区分し、
腹部の皮膚温度,潤い,弾力性,圧痛,硬さなどをチェックすることにより、
五臓(五臓六腑)の病変を探ります。

自分で腹診をしたら、腹部の『胃腸』の部分が若干硬く冷えて弱っている感じ。
腹部と下肢の、胃腸機能を整えるツボに鍼灸をし、
消化の良いものを少量食べたら、
『やる気スイッチ』がONに!

写真はツボ・モデルのおなかまわりです。
上半身と下半身のつなぎ目のすぐ下、
緑のライン上の『神闕しんけつ』というツボは、おへその中央です。

滅多にお酒を飲まないと、どんどん弱くなりますね。
それでも「ちょっと、これ飲んでみて下さい。」と言われたら、
また飲み干してしまうだろうなぁ…。