コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

コトーの鍼灸スタイル~信じられる?信じたい!信じる!!

症状によっては、鍼やお灸を開始しても

なかなか好転しないときがあります。

「悪化はしないが、よくなっている感じがしない…」

「このまま変わらない???」

患者さんは、そんな気持ちに押しつぶされそうになります。

 

 

このような経過をおう場合、あるときを境に好転することが多い。

「もう、何度もダメだ…と思った」

ポツリと言う患者さんの言葉が、ずしんとコトーの心に響きます。

 

 

鍼やお灸は、自己治癒力を高めて治す医学です。

どんな状況でも、患者さんが『自分の治る力』を信じ続けることが、

大切です。

コトーは治療経過を丁寧に説明することを心がけています。

 

 

コトー自身は、「もうダメだ…」と思ったことはありません。

症状によっては、西洋医学の検査や治療が必要なときもありますが、

それ以外では鍼灸の治療に限界はないと思っています。

 

 

仕事以外でも、いろんなことが立ちはだかりますが、

根を上げたことはありません。

もうちょっとやってみたら、何か打開策が見えてくるかも…。

まだ自分が気づいていないことがあるのかもしれない…。

自分の可能性を信じ続けます。

 

 

おまけの話。

幼稚園児か小学低学年生だった頃。

1人でショートケーキを食べていたら、

3歳年上の兄が、「つーば、つけた!」と

ショートケーキのクリームに人差し指をぐさり!

その頃、ケーキを食べられるのは、家族の誕生日とクリスマスだけ。

貴重な食べ物でした。

あなたが私の立場だったら、どうしますか?

クリームの部分だけ取り除いて食べますか?

コトーは泣きたい気持ちをこらえつつ、無言で、

ケーキを丸ごと、台所の三角コーナー(=生ごみ入れ)に捨てました。

この頃から弱音を吐く自分を認めなくなかったんですねぇ。

そうとうの負けず嫌い?

まあ、それが、『根を上げない』ことに役立っているかもしれません。

 

 

今年最後のブログも、しょーもない展開になりました。

あんな、こんな、ブログにおつきあいいただき、

本当に、ほんとうに、ホントーに、ありがとうございます。

2015年も皆様にとって素敵な1年になりますように!!!

 

 

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鍼とお灸の手法~その2

前回のブログでは、鍼の手法について書きましたが、

今日は様々なお灸の手法をご紹介します。

 

まずは、点灸(てんきゅう)!

 

 

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モグサを指でひねって…
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米粒大のモグサをツボにのせて…
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線香で火をつける…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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専用シールを貼ってからモグサをのせ、お灸をする…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

専用シールを使うと、跡が残りません。

点灸は、一瞬感じる『チクッ』とした熱さが、ツボの奥まで伝わり、

「効くぅ~!」と実感できます。

 

 

お次は、台座灸!

 

 

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台座の底のシールをはがし…
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モグサの先端に火をつけ、ツボに貼るだけ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

操作が簡単なので、「ウチでお灸がしてみたい!」という方には、

おすすめです。

 

 

お次は、棒灸!

 

 

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モグサを和紙で包んだ棒灸…
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炭でできた棒灸…
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棒灸の片端に火をつけ、皮膚から離して温める…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おおっ!

イラストの両端がちょん切れちゃった!

すみません…。

イラストのように、ツボに鍼を置いたまま、

棒灸で温めることもします。

ほんわかほんわか、温まります…。

 

 

まだまだ続くよ!

お次は箱灸!

 

 

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五合升を使ったお灸…
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五合升の底は直径10㎝の円形にくり抜かれている…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五合升の中のボールに、棒灸をカットしたものを入れ、

お灸をします。

おなかの調子が悪いときには、

あおむけでおへその上に箱灸をのせると、

おなかの芯まで温まります…。

五合升の上に木蓋をのせ、温かさを調節します。

 

 

最後に、灸頭鍼(きゅうとうしん)!

 

 

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鍼先にモグサをのせて、お灸…
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鍼の刺激と、お灸の輻射熱のW効果!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頑固な首こり・肩こり・背中の痛み・腰痛・冷え・生理痛などに

大活躍です。

熱くはありません。

温泉に入っているみたいに、しっかり温まります。

 

 

「お灸って熱い」と思っていましたか?

モグサを直に皮膚にのせない!熱くない!『お灸』も、

たーくさんあります。

お灸は体も心もリラックスできますよ。

 

 

当院では、お灸教室を月2回、開催しています。

台座灸と棒灸を体験できます。

9月のテーマは『夏バテ』。

9月9日(火)のお灸教室は定員となりましたが、

9月21日(日)にも開催します。

ぜひご参加ください!

詳しくは、お灸教室ページをご覧ください。

 

 

ちょっと先になりますが、

10月7日(火)には、太宰府市いきいき情報センター主催の

お灸講座の講師をしまーす!

そちらもぜひぜひご参加ください。

詳しくは、当院のホームページのお知らせ

あるいは太宰府市いきいき情報センターのホームページ

http://www.dazaifu-info.or.jp   をご覧ください。

 

鍼とお灸の手法~その1

 

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先日、ブドウを食べているときに、妙なことに気づきました。

体の右側に、ブドウの入ったお皿があるのに、

わざわざ左手でブドウを食べていました。

コトーは右利きで、ブドウは右手に近いのに…。

何で?

 

実は似たようなことを、以前にも感じました。

大型のカッターを扱っていたとき、

誤って左の人差し指の腹をカッターでグサリッ…。

痛くて、しばらくは左の人差し指が使えませんでした。

そのとき、日常生活で一番困ったことは何だと思いますか?

化粧です。

 

コトーは、リキッド・タイプ(液体)のファンデーションを使っています。

一般的には、パフにファンデーションをつけ、

それを使って顔にファンデーションをのせますね。

 

 

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面倒臭がり屋のコトーは、左人差し指と中指の腹に

直にファンデーションをつけて、

それを顔に塗りたくります。

けがをしたときに、そのことに気づきました。

利き手の右手ですると、とてもぎこちない…。

何で?

 

 

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携帯電話は左で持ちながら、左で操作します。

利き手は使わず、反対の手だけで操作することもあるんだなぁ~。

 

『こんなときには利き手で操作し、

こーんなときには反対の手で操作する。』

コトーの脳にそんな法則性があるのか…。

ここ数日間、自分の両手の使い方を観察していました。

しかし…、分からない。

法則性を見つけられたら、ご報告します!!!

(って、誰も知りたくないかな~?)

 

左の人差し指をけがしたとき、

意外にも仕事(鍼灸)に支障をきたしませんでした。

左の人差し指の代わりに左の中指が大活躍!

仕事によって、とーっても大事な指と、

代わりの効く指があるんですね。

 

ところで、皆さんは鍼やお灸を受けたことがありますか?

では、鍼やお灸をしているところを見たことはありますか?

今日は、鍼のやり方を写真付きでご紹介します!

おーっ、前置きが長すぎた…。 しっつれーい!

 

鍼とお灸は中国から伝わりました。

中国では鍼を直に手で持ち、ツボに刺します。

日本では鍼管(しんかん)に鍼を入れてツボに刺します。

 

 

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片手挿管 ①
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片手挿管 ②
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片手挿管 ③

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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片手挿管 ④
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片手挿管 ⑤
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片手挿管 ⑥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは『片手挿管 かたてそうかん』という手法で、

片手だけで鍼管に鍼を入れて、ツボに置きます。

ちょっと練習が必要です。

 

 

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左手で鍼管を持ち…
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右手を離す…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鍼管よりも鍼のほうが数ミリ長く作られています。

 

 

 

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右手で鍼先を軽くたたく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鍼管の先端まで鍼が入ったら、

鍼管を引き上げて取ります。

 

 

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左手で鍼を支え、右手で操作…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鍼はすぐ抜くときもあれば、

ちゅんちゅんちゅんと軽くつつくように刺激することもあれば、

数十分間、鍼を置くこともあります。

 

皆さん、鍼は怖いですか?

鍼管を使うことによって、

鍼がツボに入るときの感覚がやわらぎます。

鍼は即効性があるなぁ~と、よく思います。

気になる方は、ぜひチャレンジしてほしいです!!!

 

コトーの鍼灸スタイル~調子がいいから調子にのっちゃう!?!

長期間、体調を崩していると、何をするにも慎重になります。

「友だちと旅行に行きたいけれど、バスで移動中に腰が痛くなりそう…。

身動きが取れなくなったら、友達に迷惑が掛かるから、

旅行に行くのはやめよう…」

気持ちも行動も消極的になります。

 

しかし、ヒトって不思議。

「腰の調子がいいから、ソファーやタンスなどを動かして、

部屋の模様替えをしたんです。

そのときはどうもなかったのに、翌朝になったら腰がパキパキで…」

体調がよくなり始めると、たくさん動きすぎて、

体調がちょっと逆戻りすることがあります。

それは体にとっては痛手ですが、

気持ちも行動も積極的になり始めたってことですよね。

「やりたい!」と思っていたことが、「できた!」喜びは、

次のステップになります。

 

「調子を崩したら、私が鍼とお灸でフォローするから、

思いきりやってみて!」

患者さんの気持ちを後押しすることもあります。

ヒトの体や心は少しずつでも負荷がかかると、

体力、筋力、エネルギー、精神力、気力などがアップします。

体調が逆戻りしそうなときに駆け込める治療院が身近にあれば、

「ついつい調子にのっちゃう!」こともありかな…と思います。

 

 

本来、『調子に乗る』とは、

『おだてられたりもちあげられたりして、

いい気になって物事を行う』ことだそうですが、

私の絵画がそのものズバリ!

ブログを読んでいる方に、「絵がいいですね」などと言われると、

「下手なのに描き続けていい?」と思いこんじゃう!

 

自分の中の傑作がこれ。

 

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2012年3月26日のブログに載せた絵。

何だか分かりますか?

 

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クッピー・ラムネのパッケージです。

ここまで下手に描けるのは私だけだ!と、お気に入りの作品です。

 

 

ところで、私はどんどん転調する楽曲が好きです。

ブログでも、1つのテーマで話がどんどん展開するものを書きたい!

そんなことをひそかに思っています。

この2012年3月26日のブログは、

『寄り道、道草』をテーマに話が展開しています。

はたから見たら、たいした内容ではないと思いますが、

私の中では、このブログを超えるものがまだ書けません…。

もう2年経っちゃったなぁ~。

 

コトーの鍼灸スタイル~奥深い治療家になりたい!

最近のマイ・ブームはこれ!

 

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ヘッドホーン。

これを耳にかけて音楽を聴くと、いろいろなことに気づきます。

えっ! この曲にこの楽器も入ってた?

へぇ~、右のヘッドホンからこの楽器、左からあの楽器を聴かせるんだぁ~。

ボーカルの声をこんなふうに加工してたんだ、ふう~ん…。

などなど。

作り手の思いが、ちょびっと伝わってきます。

平面でしかなかった音楽が、

ヘッドホンを用いると立体的になります。

おもしろい!

 

私たちが目にするものは平面ですが、

すべてのものが立体であり、

私たちは3次元の中で生活しています。

私は鍼灸治療をしているときに、

この『3次元』を頭に思い浮かべます。

 

例えば、『八髎 はちりょう』というツボ。

 

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お尻(骨盤)の中央にあります。

『上髎 じょうりょう』『次髎 じりょう』『中髎 ちゅうりょう』『下髎 げりょう』。

この4つのツボが左右にあり、合わせて8個あるので、『八髎』といいます。

婦人科の症状を治すときによく用います。

ツボにちょこんと鍼をすると、

鍼先に受ける抵抗感などが持ち手に伝わります。

その手ごたえで、ツボの奥の奥にある子宮や卵巣の状態を

把握します。

ちょちょちょちょんと鍼でツボを刺激したり、

しばらく鍼を置くことにより、

子宮や卵巣に働きかけます。

 

 

例えば、『手の親指の腱鞘炎』。

 

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いきなりグロテスクな絵ですみませーん。

手のひらの筋肉と腱鞘(緑色)です。

親指を動かす筋肉はたくさんあります。

腱鞘炎では、硬くなった筋肉1つ1つを

鍼やお灸でほぐします。

奥にある筋肉を鍼でほぐすときは、

左手で位置を確認しながら、右手でその方向へ鍼をすすめます。

もう3次元の世界です。

こんなふうに、立体的に体を見ながら、鍼やお灸をすることは、

とっても大事なことだと思います。

 

 

東洋医学では、『体と心は一体』と考えます。

体を元気にするには、心の元気も欠かせません。

先日、当院の利用者の方から、

「コトーさんって、仕事が楽しいでしょ?」と言われました。

私にとってはサイコーの賛辞です。

「いい仕事をしていますね」とか

「丁寧に仕事をしていますね」などと言われるよりも

何倍もうれしい!!!

人様を治療するという、責任の重い仕事ですが、

鍼やお灸は奥深く、本当に楽しい。

何気ない一言で、私はエネルギーをたくさんもらいました。

利用者の方の心にポッと明かりを灯せる声掛けが、自分もしたいです。

心も深い治療家になりたーい!