コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

コトーの鍼灸スタイル~ぶれずにいこう!

年末に大型CDショップにふら~ふら~と入り、

何か面白いCDないかな…と、ゆっくりカニ歩きをしていたら、

あーっ!と大声を出しそうになった。

CDは自主制作のみで、

CDショップでは彼のCDを購入できないと思っていたのに、

メジャー・デビューし、店頭にCDがあるぅー!!!

 

 

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濱口祐自氏のファースト・アルバム『from KatuUra』と

セカンド・アルバム『Going Home』。

 

 

コトーはあっちこっちに気持ちが散っているとき、

頭の中にピアノを思い浮かべ、

1つの音を同じ間隔で軽く叩き続ける。

まるでピアノを調律しているみたいに…。

そうすると、散らばっていた気持ちが少しずつ集まり、

核だけになって、すーっと落ち着く。

濱口氏のCDを聴いても同じ感覚に陥る。

彼がつまびく音の1つ1つがぶれることなく、

1本のレールを進み続ける感じがする。

とても不思議な力を持ったギタリスト。

 

 

コトーは音楽が好きで、ブログに書くことも多いが、

仕事場の鍼灸院では音楽もラジオも流さない。

鍼灸に来られる方が奏でる音に耳を傾けたいから…。

話しをするときの声の調子や、

廊下を歩くときの足音でも体調がうかがえる。

話しを聞きながら動作を観察し、体に触れて、

今日の体調にベストな鍼やお灸を考える。

 

 

弱りきった体と心には、ソフトな鍼とお灸で寄り添う…。

一見元気そうだけど疲れきっている体と心には、

全身リラックスする鍼とお灸でエールを送る…。

余力はありそうだけど、

これ以上がんばるとガクッときそうな体と心には、

ちょっと強気な鍼とお灸でパワーアップ!

 

 

その時の体調にフィットするお灸と鍼こそが、

受けごごちのいい鍼とお灸であり、

ぶれない真の鍼とお灸なんだなぁ~と最近思う。

 

 

さぁーて、

濱口氏の2枚のCDを片手に、

CDショップをさらにカニ歩きをすると、

気になっていたコーナーを発見!

どれにしようか20分ほど悩んだ末に選んだCDがこれ!

 

 

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『5代目 古今亭志ん生ベスト』。

噺(はなし)の面白さだけでなく、落語家の声色や絶妙な間に、

どんどんひきつけられる。

う~、すごいなぁ…。

やっと落語デビューだよ~ん!

 

 

皆さま、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくです!!!

 

特集~梅雨バテの話③~梅雨と片頭痛の関係

こめかみから目のあたりがズキンズキン!と痛む片頭痛。

片頭痛は脳内物質のセロトニンが大きくかかわっています。

セロトニンの分泌が不安定になると、

脳の血管が拡張し、

脳の血管の周りにある『三叉神経 さんさしんけい』が圧迫され、

片頭痛が起きます。

首や肩、背中の筋肉がガチガチになって起こる頭痛とは

原因が違うんですね。

 

 

片頭痛持ちの方は、脳のセンサーが敏感です。

気温の変化、気圧の変化、強い光や音、においなどを

脳が敏感に感じ取り、

セロトニンの分泌量が急に増えたり減ったりします。

睡眠不足や疲れ、月経前後や排卵期などホルモンの変動も、

片頭痛のきっかけになります。

今年の梅雨は、気温差が激しいですね。

急激に温度が上昇すると、脳の血管が広がり、

三叉神経が刺激され、片頭痛が起きやすくなります。

 

 

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赤いラインは、『足少陽胆経 あし・しょうよう・たんけい』という経絡。

目尻の外にある『瞳子髎 どうしりょう』というツボから始まり、

顔面、側頭部、体幹の側面、脚の外側と下り、

足の薬指にある『足竅陰 あしきょういん』というツボで終わります。

経絡は左右対称にあり、

片側44個のツボがのっています。

 

 

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青いラインが『足少陽胆経』。

頭にあるツボは20個(片側)。

この経絡上のツボの約半分は頭にあるんですね。

片頭痛の症状が出ているこめかみのツボに

短く細い鍼をちょこんと刺して、

片頭痛を治療します。

鍼やお灸は経絡の流れをよくして、症状を改善するので、

経絡上の脚のツボにも鍼やお灸をします。

片頭痛持ちの方は、首や肩のコリが強いことも多く、

首、肩、背中などの筋肉のコリをほぐすことも大切です。

 

 

さてさて、当鍼灸院の7月のお灸教室のテーマは、

『頭痛や頭の重苦しさを解消しよう!』です。

首・肩コリからくる頭痛や頭の重苦しさ、

そして片頭痛を解消するツボ押しやお灸を伝授します!

開催日は7月12日(日)と14日(火)とせまっています。

若干空きがあるので、興味がある方はぜひご参加ください。

詳しくは『お灸教室ページ』をご覧ください。

 

 

おまけの話。

皆さん、雨の日の楽しみ方ってありますか。

コトーは、雨が降り始めたときの、湿る土の匂いを

クンクン嗅ぐのが好きです。

自然の中にたたずんでいるんだなぁ~と

うれしくなります。

 

 

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コトーはブログを書くときにCDを聴くことが多く、

今日はエルヴィス・コステロの『ノース NORTH』を選びました。

雨音をバックに、彼の語りかけるような歌声が浸み渡ります…。

 

心に染み入るアーティスト…

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30代の頃、よく聴いていた女性ボーカルの

BJÖRK(ビョーク)(写真左)と、

SHERYL CROW(シェリル・クロウ)(写真右)。

2人とも、たしか自分と同い年!

同じ環境や社会で育ってきたわけではないけれど、

同世代ならではの『共鳴する何か』があるのかな…。

2人ののびやかな歌声を聴きながら、

そんなことを漠然と思っていた。

 

 

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数年前に出会った、これらのエッセイ集。

著者は、松浦弥太郎氏。

『暮らしの手帳』の編集長と自分を比べるのはおこがましいが、

考えていることがとーても似ている。

自分が経験したことをいかに咀しゃくして、

いかに自分の糧とし、自分をより高めていくか…。

そんなスタンスが似ているのかもしれない。

松浦氏とも同い年!

 

彼がエッセイの中で、3つの宝物として挙げている本がある。

その中の1つが自分と同じだったので、びっくり!

 

 

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高村光太郎詩集。

私が高村氏を知ったのは中学生の頃。

国語の教科書に、高村氏の『レモン哀歌』という詩が載っていた。

選び抜かれた語彙が集まると、

短い文章である『詩』であっても、

情景がリアルに思い浮かび、思いも伝わるんだなぁ…。

 

ところで、皆さん! 秋の夜長に聴きたい音楽は何?

私は虫の音をバックコーラスに、

アコースティック・ギターの音色を楽しんでいる…。

手元には3枚のCDしかない。

虫の音を引き立てる楽曲を求めてCDショップへ…。

 

久しぶりで、目移りしちゃう!

あーっ! ニューアルバムが出たんだ!!

さっそく購入したのが、こちら。

 

 

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MANNISH BOYS(マニッシュ・ボーイズ)の

『Mu!  Mu! Mu! MANNISH BOYS!!!』(写真左)。

MANNISH BOYS は、斉藤和義氏と中村達也氏のユニット・バンド。

斉藤氏は、自分より1歳下。

中村氏は、同い年。

斉藤氏のギターと中村氏のドラムが冴えわたり、まじりあい、

サイコー!

ボーカルなしの曲が2曲入っていた。

『言葉』がなくても『思い』は響く…。

 

あっ!

このアルバムはバリバリのロック!

虫の音は、あっけなくかき消された…。

 

突発性難聴の鍼灸治療とセルフ・ケア

東洋医学では、『腎は耳に通じている』と考えています。

『腎』とは、五臓六腑の腎のことです。

西洋医学の『腎臓』と、東洋医学の『腎』では、

若干働きが異なります。

『腎』の働きが衰えると、聴力が落ち、

難聴になることもあります。

 

 

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赤いラインは、『足少陰腎経 あし・しょういん・じんけい』という経絡。

この経絡は、『腎』にもつながっています。

この経絡上のツボに鍼やお灸をして、

腎の働きを活発にすることにより、

難聴を治療することもあります。

他にも難聴の原因があり、使うツボは異なります。

 

 

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耳まわりには、ツボがたくさん!

どの原因の難聴にも、耳の前にあるツボに

チョコンと、細くて短い鍼をします。

写真にある、『耳門 じもん』 『聴宮 ちょうきゅう』

『聴会 ちょうえ』などのツボです。

 

急に聞こえにくくなる『突発性難聴』。

当鍼灸院に来られる方に共通することは、

頑固な首こりと肩こり。

これらをしっかり緩めることも大切です。

 

ウチでするお灸もおすすめします。

当院では、その方にあったツボの取り方と、お灸(台座灸)の仕方を

指導しています。

 

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耳のトラブルは時間が経てば経つほど、治りにくいと言われています。

「あれ?おかしい…。耳が聞こえにくい!」と思ったら、

すぐ専門医に診てもらい、早く治療をスタートさせることが

肝心です。

 

さて、

皆さんはどんなときに聞き耳を立てますか?

私は…、

当院に来られた方がインターフォン越しに話をするとき。

「こんにちは、〇時に予約している〇〇です」

声の大きさ、トーン、張りなどで、

「元気になったなぁ~」とか

「今日はすごく疲れているのかな…」とか、

想像します。

 

仕事以外で聞き耳を立てるのは…、これかな…。

 

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エレクトーンを演奏しているとき。

 

右手と左手と左足用の鍵盤は、

弾き方によって音色に変化をつけます。

例えば、軽く弾くと柔らかい音色になり、

強く弾くと切れのある音色になり、

軽くタッチして少しずつ強く押し続けると

少しずつ力強い音色になります。

思い通りの音色になっているか、

ヘッドホン越しに聞き耳を立てます。

 

先日、ひーさしぶりにエレクトーンを弾きました。

かなり弾きこんだ後、左足の裏が痛く、見てみると、

鍵盤が当たるところが内出血していました!

2週間ぐらい、痛かった…。

ヤワな足の裏になったもんだ!!!

 

コトーの鍼灸スタイル~奥深い治療家になりたい!

最近のマイ・ブームはこれ!

 

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ヘッドホーン。

これを耳にかけて音楽を聴くと、いろいろなことに気づきます。

えっ! この曲にこの楽器も入ってた?

へぇ~、右のヘッドホンからこの楽器、左からあの楽器を聴かせるんだぁ~。

ボーカルの声をこんなふうに加工してたんだ、ふう~ん…。

などなど。

作り手の思いが、ちょびっと伝わってきます。

平面でしかなかった音楽が、

ヘッドホンを用いると立体的になります。

おもしろい!

 

私たちが目にするものは平面ですが、

すべてのものが立体であり、

私たちは3次元の中で生活しています。

私は鍼灸治療をしているときに、

この『3次元』を頭に思い浮かべます。

 

例えば、『八髎 はちりょう』というツボ。

 

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お尻(骨盤)の中央にあります。

『上髎 じょうりょう』『次髎 じりょう』『中髎 ちゅうりょう』『下髎 げりょう』。

この4つのツボが左右にあり、合わせて8個あるので、『八髎』といいます。

婦人科の症状を治すときによく用います。

ツボにちょこんと鍼をすると、

鍼先に受ける抵抗感などが持ち手に伝わります。

その手ごたえで、ツボの奥の奥にある子宮や卵巣の状態を

把握します。

ちょちょちょちょんと鍼でツボを刺激したり、

しばらく鍼を置くことにより、

子宮や卵巣に働きかけます。

 

 

例えば、『手の親指の腱鞘炎』。

 

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いきなりグロテスクな絵ですみませーん。

手のひらの筋肉と腱鞘(緑色)です。

親指を動かす筋肉はたくさんあります。

腱鞘炎では、硬くなった筋肉1つ1つを

鍼やお灸でほぐします。

奥にある筋肉を鍼でほぐすときは、

左手で位置を確認しながら、右手でその方向へ鍼をすすめます。

もう3次元の世界です。

こんなふうに、立体的に体を見ながら、鍼やお灸をすることは、

とっても大事なことだと思います。

 

 

東洋医学では、『体と心は一体』と考えます。

体を元気にするには、心の元気も欠かせません。

先日、当院の利用者の方から、

「コトーさんって、仕事が楽しいでしょ?」と言われました。

私にとってはサイコーの賛辞です。

「いい仕事をしていますね」とか

「丁寧に仕事をしていますね」などと言われるよりも

何倍もうれしい!!!

人様を治療するという、責任の重い仕事ですが、

鍼やお灸は奥深く、本当に楽しい。

何気ない一言で、私はエネルギーをたくさんもらいました。

利用者の方の心にポッと明かりを灯せる声掛けが、自分もしたいです。

心も深い治療家になりたーい!