コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

中年コトーのおしゃれ研究室④~自分らしさを表現する道は険しい?!?

洋服、靴、バック、眼鏡など身につける物や髪型は、

今の自分を表現するアイテムだと思う。

 

 

 

 

当鍼灸院のユニホーム。

シャツのすそに、別布でスカートを自分でつけた。

8年ぐらい着ている。

気に入っていたのに、最近なーんかしっくりこない。

いつの間にか中年になり、容姿が変化しているから????

う~~~ん…。

 

 

ぴったりフィットするが、布地が柔らかく、

窮屈感がないTシャツを見つけた。

ただ、えりぐりがやたらと深い。

 

 

このTシャツをリフォームするとしたら、

どうやってえりぐりの深さを解消する?

どうする?

 

 

 

一般的には、両そでを一旦取り外し、左右の肩先を縫い、

両そでを取り付ける。

でも、この方法でリフォームすると、そでぐりも(緑)狭くなり、

脇の下が窮屈になる…。

 

 

リフォーム屋さんは上図のように、斜めに縫い込んで、

えりぐりを狭くした。

でも、えりぐりはまだ深い。

う~んう~ん、どうする?

 

 

コトーは別布をえりぐりに縫い付け、えりぐりを狭くしてみた。

赤ちゃんの前掛けみたいに見えるかな…。

試着してみたら、それなりにしっくりくる。

 

 

もう1つ気になっていたのは、丈がやたらと長いこと。

リフォーム屋さんにすそをカットしてもらい、

せっかくだから、えりぐりに付けた布を使って縁取りもしてもらった。

そのほうが、見た目が引き締まるかなぁ~と思って。

 

 

 

仕上がったTシャツを試着したら、

おなかとお尻にすそがくいこんじゃう!

細身Tシャツだから、自分の腰の周径よりも、

すその周径のほうが短いんだなあ…。

どうする?

 

 

 

すその両脇に切り込みを入れて、解消する?

リフォーム屋さんに電話した。

「この子(生地)は伸縮性に富んでいるから、

生地を引っ張りながら縁取りをしたら大丈夫!」

はぁー!

そんな手があるのかぁ~~~。

 

 

 

イメージとしては、こんな感じかな。

実物がこれ。

 

 

 

 

えりぐりは自作。

すそはリフォーム屋さん作。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えりぐりとすそに縫い付ける布地を変えるだけで、

Tシャツのイメージもがらりと変わる。

おもしろいっ!

そんなこんなで新ユニホーム、完成!

洋裁と無縁の方にはさっぱりわからない内容だったかも…。

興味があることはついつい熱く語っちゃうんだなぁ。

 

 

 

 

小さい頃、左官屋や大工の仕事と作業着に憧れていたせいか、

こんな恰好がやたらと落ち着く。

鍼やお灸よりも、大工道具の入った木箱を肩に担いだ方が

様になる?

自分でもそう思う…。

ぶはっはっはっはー!

 

中年コトーのおしゃれ研究室③~2017極暑を支えたユニホーム!

今年の猛暑はひどかった。

 

 

その①

朝日が入る施術室と待合室は、窓に日よけをしても、

朝8時には室温33℃、湿度70%!

顎からポタポタ汗が落ち、

床を拭きながら掃除機をかけた。

 

 

その②

鍼灸治療中はエアコンをかけるが、患者さんは薄着なので、

設定温度は高めにしている。

 

 

その③

治療の合間には窓を全開して空気の入れ替えをするが、

ガッ!と室温と湿度が上がり、ドッ!と汗が噴き出る。

 

 

その④

夜になっても温度と湿度が下がらず、エアコンはフル活動!

 

 

いかに、ちょっとでも快適に過ごせるか考えた。

 

 

 

 

じゃかじゃん!

普通のTシャツじゃない?って思うよねぇ~。

画像じゃ伝わらないなぁ~。

よしっ! イラストを描こう!

 

 

 

伸縮性のジャージ素材のTシャツは動きやすく、着心地抜群!

しかし、通気性にはすぐれていないから、真夏は暑い!

薄手だと風通しはいいが、淡い色は下着が透けて見えちゃう。

 

 

このTシャツの前身頃は薄手の木綿。

ジャージ素材よりも涼しい!

下着が透けて見えないよう、更に薄い木綿を重ねている。

2重だけど通気性がいいのは、このデザイン。

すそが広がり、Aラインになっている。

AラインのTシャツってお尻まですっぽり隠れるぐらい

丈が長いものが多いが、

これは一般のTシャツよりも丈が短め。

だから、すそがパーカパーカして風通しがいい。

 

 

そではジャージ素材の綿。

腕を大きく動かしても服のひっつれ感はない。

織り糸が極細で、しっかり織られているから、

サラサラして、ザブザブ洗濯してもよれない。

そで丈も短めだから通気性がいい。

もう2ヶ所、こだわりがある。

 

 

 

 

じゃかじゃん!

あれっ? やはり画像じゃ伝わらないなぁ~。

イラストを描こう!

 

 

後ろ見頃は、そでと同じ素材の綿ジャージ。

背中を丸めたときに服のひっつれ感がない。

肩の部分だけ、前身頃と同じ木綿を使っている。

なぜか分かるかなぁ~???

Tシャツって何度も着ているうちに、えりの部分が伸びてくる。

このTシャツのえりの部分は木綿だから、伸びないんだよーん。

 

 

こんなTシャツ、ありそうでなかなかない…。

そこで自分で作ってみた!

と言いたいところだが、アイデアだけ出して作ってもらった。

「えーっ、仕事のユニホームをオーダーメイドォ?

もったいなーい。

外着(=おしゃれ着)にしないのぉ?」

患者さんに言われる。

 

 

コトーは定休日の火曜日と祝日以外はユニホームを着る。

火曜日は月1回当鍼灸院でお灸教室があり、

公共施設などでもお灸講座の講師として出向くこともあり、

そのときもユニホームを着る。

ときには1~2ヶ月ずーっとユニホーム着用!

1年をみるとユニホームが大半を占め、外着はほんのちょっと。

そうなると外着というかおしゃれ着よりも

ユニホームを充実させたいんだなぁ~。

日々着ている服こそ、着心地がよくお気に入りのものがいい。

 

 

夏のユニホームはこのTシャツとバルーンパンツ。

バルーンパンツは麻素材で通気性がいい。

小さい頃、大工の仕事と作業着に憧れていたので、

このスタイルは、ちょー気に入っている!

 

 

 

 

うっひっひっ!

 

中年コトーのおしゃれ研究室②~着心地を妥協しない

若い頃は、ぴっちりスーツやヒールの高い窮屈なサンダルに

自分を合わせられた。

中年になった今、ファッション選びの条件はやたらと多い。

きつすぎない!

大きすぎない!

動きやすい!

重くない!

肌触りがいい!

顔映りがいい!

自分らしい!

ファッションを自分に合わせたい!

 

 

 

細身のぴったり袖(そで)にダブダブ身幅のパーカー(イラスト左)。

ワン・サイズ小さいパーカーは、

ぴったり身幅に窮屈な袖(イラスト右)。

あなたならどちらを選ぶ?

コトーは左側のぴったり袖にダブダブ身幅のパーカーを選んだ。

合わなければ買わなきゃいいじゃない。

そう言われそうだけど…。

なかなかない、シャレたデザイン!

深みのある色!

しっかりとした素材と縫製!

惚れてしまった…。

 

 

しかし、大きすぎるパーカーの上にコートは羽織りにくい。

生地が厚い上に、フードが大きいせいか、ずっしり重い。

ついつい着るのを見送る日がある。

そこで、リフォーム屋へ相談に行った。

「身幅を両脇から縫い直して狭くすればいいよ」

「フードの裏布を薄い別布にしたら、さらに軽くなるよ」

うっひょ~、そんな手があったんだ!

 

 

 

 

 

パーカーを手に生地屋へ行った。

フードの裏にする生地は、

濃いピンク地にオレンジ色のひまわりの柄にした。

発色のいい木綿。

そしてリフォーム屋へゴーッ!

 

 

 

 

 

 

 

フードの裏布が変わっただけで、スポーティーなイメージのパーカーが、

ちょいかわいいパーカーに変わった。

もちろん身幅はぴったりになり、フードも軽くなった。

 

 

 

 

 

以前、同じリフォーム屋で、パーカーを立ち襟のジャケットに変えてもらった。

残ったフードは、自分で帽子にした。

服の一部を変えるだけで、

着心地だけでなく、服自体の雰囲気も変わる。

『服のリフォーム』って面白い!

 

 

今日からゴールデンウィークがスタート。

当鍼灸院は、今日4月29日(土)から5月5日(金)までお休みとなります。

ゴールデンウィークあけは、5月6日(土)からです。

ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

休みの人も、仕事の人も、素敵なゴールデンウィークになりますように…。

 

中年コトーのおしゃれ研究室①~今の自分に似合う服

 

地曳いく子氏著『服を買うなら、捨てなさい』。

同世代のスタイリストさんが書いたファッション指南書。

納得する内容ばかりで、強固な断捨離決行!

 

 

いつも扉を開けたままのクローゼット。

そのシーズンに着る服をかけている。

この冬によく来た服と、まったく着ない服。

目に入るのに着ないってことは、サヨナラしてもいい服なんだろうなぁ…。

問題は押し入れにある服。

 

 

 

 

 

 

5年ほど前に購入したウールのカーディガン。

Aラインのデザインが気に入っている。

からし色も大好き!

でも着るのは年に0~1回。

最近、真冬にどこへ行っても部屋の中は温かい。

厚手のセーターやカーディガンは着なくなった。

姿見の前で羽織ってみる。

なーんか、さえない。

ずーっと気に入っても、もう似合わない服があるんだな…。

これが現実。

キミともサヨナラしよう。

キミと一緒にいるときはウッキッキー、ご機嫌な気分になれた。

ありがとう…。

 

 

 

 

 

 

数年前に購入したダウン・コート。

総柄好きのコトーは一目ぼれ!

 

 

 

 

それも大好きな和柄。

あまりの派手さに、「中に何を着る?」

しばし躊躇した。

でもでも、

総柄のダウン・コートなんて、もうお目にかかれないかもしれない!

意気込んでゲットしたはいいが、

やはり派手すぎて着られない。

しかーし、眠らせるのはもったいない!

この真冬は、出かける度にこのダウンを羽織った。

お尻まですっぽり隠れて温かい!

会う人に「似合うわね」ってよく言われる。

うれしいけれど、こっぱずかしくて、

「実は掛布団で作ってもらったんです」と、

話をはぐらかしちゃう…。

 

 

服には、自分に似合う『寿命』ってあるのかもしてない。

そうだとしてら、手持ちの『今とびきりに合う服』だけをバンバン着たほうがいい。

若い時は同じ服ばかり着るのをためらっていたが、

そんな必要はないんだなぁ…。

 

 

『今の自分に似合う』手持ちの服が絞られると、

『今の自分なりのスタイル』が見えてきた。

そして、それらの服に似合うバックや靴も絞られてきた。

 

 

断捨離は服にとどまらず、バックや靴、本棚、

押し入れに眠っている小物、台所用品………と、

拡がっている。

昔の生活スタイル、今の生活スタイル、

これから先の先の生活スタイルも見えてきた。

本当に必要なものって、そんなにないんだなぁ…。

 

 

1つ困ったことがある。

断捨離中に使っていた紙バサミと万能バサミが見当たらない。

もしかして、もしかして、

燃えないゴミ袋とともにポイしちゃった!?

あーーーっ!!!

 

おしゃれの道を切り開く!?!

服は見た目も着心地も大事!

体をギュギュッと締めつける服は疲れちゃう。

かといって、大きめの服は野暮ったい。

野暮ったさを若さでカバーできる齢でもない。

どちらかというと、服で齢をカバーしている。

 

 

 

<2度おいしいパンツ>

 

偶然見つけたジーンズ。

ファスナーもボタンもなく、ゴム・ウエスト。

履き心地バツグン!

適度なフィット感もあり、野暮ったく見えない。

表は朱色、裏はターコイズブルーのリバーシブル。

食べ過ぎる危機感はあるが、愛用している。

 

 

シャツやカーディガン、コートなどの上衣は、

『顔映りのいい色』が必須条件。

気に入ったデザインや着心地でも、

顔がくすんで見えたら色違いも試着。

それでも顔がくすんで見えたら、買うのをあきらめる。

 

 

一番こだわりが強いのはシャツかもしれない。

えりぐりが深くない。

脇の下や二の腕を締めつけない。

丈は、お尻が隠れる程度の長さ。

でもチェニックのような広がりはなく、

ロングTシャツのイメージ。

できれば、そでぐりはラグラン・スリーブ。

伸縮性の生地で、総柄がいいなぁ~~~。

イラストに描いてみると、こんな感じ。

 

 

 

<夢見るシャツ>

 

えっ?

どこに売ってるかって?

そう、売ってない…。

ないならば、作るしかない。

あっ! そうか!

自分で作ればいいんだ!!!

 

 

 

<型紙と生地>

 

型紙は自分でおこせないから、プロに作ってもらった。

生地もゲット!

あとは仕立てるだけ!

がんばるぞっ!

 

 

 

<2016.11.29. お灸講座風景>

 

薄地なのに暖かいから愛用しているパーカー。

でも、自分ではフードって似合わないと思っている。

リフォーム屋さんに相談したら、

フードを切り取り、えりに仕立ててくれた。

 

 

 

<取り残されたフード>

 

「残ったフードをかぶると頭にフィットしているから、

帽子にしたらいいよ。」と言われ、

 

 

 

<耳まで暖かい帽子>

 

夢見るシャツ用の生地を使って、

ひも付きの帽子を作ってみた。

写真に写すと簡単そうにみえるなぁ…。

これでも仮布で試作し、型紙をおこして仕立てたから、

時間がかかった。

パーカーだった服と合わせるとこんな感じ。

 

 

 

<若づくり帽子と上衣>

 

ありゃぁ、ピンボケのカメラがメインになっちゃった。

パーカーを仕立てたメーカーさんには申し訳ないが、

こんなリフォームもありなんだなぁ。

こっちのほうが自分らしい気がする…。

夢見るシャツが仕上がったら、帽子とパーカーだった服と

トータル&ベスト・コーディネーション!

想像すると、ひっひっひぃ~~~、にやけちゃう…。