コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

中国留学思い出し日記~蘇州旅行

北京に3泊した後、夜行列車に乗り、蘇州へ。
1日目は、1時間ほど専用観光バスに乗り、周荘へ。

 

 

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水郷の街…

 

900年以上の歴史があり、
水運の要衝で、
商業が発展したところ。

明・清代の建築物が残る…

昔、昔へタイム・スリップ。

2日目は蘇州の庭園めぐり。

 

 

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あまりにも寒く、
霧っぽい写真…

 

 

夜には、劇的な再会。

1年半前、福岡から飛行機で上海へ。
そして、上海から汽車で留学先へ。
その車中、中国人と日本語で話していると
隣に座っている中国人女性から、
「日本人ですか?」と声を掛けられた。

 

彼女は大学院生で専攻は英語。
独学で日本語も勉強している。
彼女も蘇州で降り、一緒に昼食を食べ、
別れ際に連絡先を教えてくれた。

今回、蘇州に行くことが決まった時、
1年半も、まったく連絡を取っていない彼女に、
ダメもとでメールを送ってみた。
すぐ返信が来て、「会いましょう」と言ってくれた。

 

私を覚えてくれていたんですねぇ。
どんな顔をしていたか思い出せないまま、
待ち合わせ場所へ…。

 

でも不思議。
彼女がすぐわかりました。
彼女は塾の講師となり、
日本語をすっかり忘れていました。

 

2人きりで会ったので、
なんとか中国語で会話をし、
忘れられない思い出のひとつです。

 

蘇州からの帰り道、寒い汽車の中で爆睡。
数日後、留学先の寮で熱発40度!
インフルエンザを日本の解熱剤と根性で治しました。

 

あれやこれやありましたが、無事に帰国し、
福岡で鍼灸師をしています。
レディース鍼灸ことう へはこちらから…
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中国留学思い出し日記~北京旅行

北京は本屋が充実していると知り、
鍼灸本を買いに行きたいと思っていました。
私の留学先からはかなり遠い。

 

日本語が話せる中国人女性につきあってもらい、
夜行列車で出発。
3段ベットの2段目。カーテンはありません。
真夜中も駅に停まり、ガヤガヤ賑やかに乗客が乗り込み
何度も目を覚ます経験があり、今回は耳栓持参。
ぐっすり眠れるぞぉ~と思いきや、
そうはいかなかった…。

 

暖房の温かい空気に紛れ込む、
鼻を突く強烈な臭い。
くんくん臭いの発信源を探すと、3段目の男性の足らしい。
う~、臭い対策も必要だったのか…。

 

北京では何件か本屋をはしご。
おもしろそうな鍼灸本を購入。

 

その後は北京のツアーに参加。
もちろん外国人は私だけ。
中国のツアーは朝が早い!
そして見学先を詰め込みすぎて、とにかく慌しい。

 

1日目のメインは故宮。

 

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屋根の上。
お供がいっぱい…

 

 

故宮は広く、じっくり見る時間もなく景山公園へ。
故宮の向かいにある公園です。

 

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公園の頂上から見た故宮。
広大な広さ…
碁盤の目のように左右対称。
圧巻です!

 

 

2日目のメインは十三陵の中のひとつ、長陵。
十三陵は、明の第3代黄帝から最後の皇帝と、
その皇后のお墓がまつられたところ。

 

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冷たく凛とした雰囲気…
朝日が差し込む…

 

たくさんの古い建築物の中で、
一番落ち着きました。

 

もう1つのメインは万里の長城。

 

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ふもとから、
こんなのに乗って長城へ。

 

 
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下りはスリル満点!
先頭の従業員がブレーキを調整。

 

 

長城は傘をさしていたら体ごと飛ばされそうなくらい、
風が強く、冷たく、じっくり歴史に浸る余裕なし!

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上り坂、汗をかきかき、
飛ばされるぅー!

 

 

他には、老舗の漢方薬局、加工石のショップ、
蝋人形の館みたいな所など、巡りました。

 

古い建築物を見るのは好きなので、
また北京に行きたいですね。
今は福岡で鍼灸院をしています。
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愛用書ってありますか?

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このぼろぼろの本。
中国版の、鍼灸で使うツボ本。

 

ツボ名は、日本も中国もほとんど同じ漢字。
ただし、読み方がまったく違う。

 

鍼灸の修業で中国留学中、
現地の中国人医師とコミュニケーションをとるため、
この本で毎日、読み方など暗記をしました。

 

16元、当時1元が約15円だったので、約240円。
安いですが、すぐれもの!
各々のツボの取り方、適応となる疾患、鍼灸の仕方などが
簡潔に書いてある。

 

ついさっきもこの本でチェック。
私には、なくてはならない本です。

 

もう1冊…。
鍼灸師の国家試験用参考書。
学校の教科書をコンパクトにまとめたもの。
足りないことは書き込んだり、コピーをホチキスでとめたり。
国家試験までの半年間、毎日ひたすら読んでいました。
整形外科や内科などの分厚い専門書があるのに、
いまだにこの参考書を最初に見ちゃう。

 

ある程度の期間、毎日繰り返し読んだ本は、
脳の片隅にちょっとインプットされたままなのでしょうか。
いつまでも読みやすく、愛用書になるのかなぁ~。

 

願わくば、料理本が1冊でも愛用書になれば、
料理のレパートリーが増えるのに…。
台所に料理本を置いても見やしない。
困ったものです。
毎日眺めたらいい?
う~ん…

あんなこんなの鍼灸師は、福岡で女性専門鍼灸院をしています。
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中国留学思い出し日記~ひっかけ問題

日本の漢字と中国の漢字は同じ意味をもつ
同じ漢字が多いと思いますが、
びみょーに違う漢字やまったく似ていない漢字もあります。
今日は少しご紹介します。
おつきあい下さい。

 

 

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この漢字、中国ではどうなると思いますか。

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こうなります。
字の下手さはご勘弁を…。

 

 

それでは逆に、
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この中国漢字、日本漢字では?

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こうでしたね。
まぎらわしいでしょ。

 

 

中国漢字のほうが簡略しているので、書くのが楽チン。
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『門』 『準』 『飛』 『術』 『傷』 『雑』

 

 

ちなみにまったく異なる漢字は、
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『後』 『車』 『買』 『売』 『遠』 『書』

 

 

留学中は鍼灸と中国語の勉強をしていました。
中国語学科ではしょっちゅう小テスト、大テスト、小テスト。
中国人教師にあてられ、黒板に書きに行くことも。
クラスメイトは漢字の文化がない国の人ばかりで、
かなり苦労をしていました。

 

私はちょいと違う漢字につまずきました。
間違えると先生は、
「日本人はこの漢字、よく間違えるんだよねぇ」
と、ほくそ笑み…、私は
「やられたぁ~」
という気分。
何十年も頭の中にしみ込んだものはそうそう変えられません。
もう、そういう?齢でしたから。(ひらきなおり)
いまだにどちらが日本漢字かわからなくなることも…。

 

というより、簡単なのでついつい中国漢字を使う鍼灸師は
福岡で女性専門の鍼灸院をしています。
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中国留学思い出し日記~量り売り

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私は自炊をしていたので、
市場やスーパーでよく食料品を買っていました。
写真は外資系の大型スーパー。
1階はレストランやブティック、2階は食料品、
3階は衣料品や日用品、4階は飲食店だったカナ。
週に1回は通ってたなぁ~。

 

どこでもデジタルの計量器での量り売りがほとんど。
卵や野菜、果物など数個から購入できたので、有難かったです。

 

かぼちゃなんて、ウリのような形で大きく、
市場では包丁でカットして売ってくれます。
1房10本ほどついているバナナは、
自分が欲しい分だけポキッと折ってもOK!
冬でもバナナ、りんご、みかん、マスカット、マンゴ…
果物は豊富でした。

 

チロル・チョコのように1個ずつ包装しているチョコやビスケット、
飴などを、ビニール袋に自分で入れるコーナーもありました。
チビ・チョコがけっこう美味しかった!

 

寒くなると、路上でドラム缶の焼き芋屋さんが登場。
さつまいもは日本のものよりも繊維が多く、とても甘い。
古い金物の天秤ばかりで焼き芋を量っていました。
これ、正確に量れるのかなぁ~と、よく覗き込み、
さっぱりわかりませんでしたが、買い物帰りに買って、
食べながら寮に帰っていました。

 

外国人が少ない所だったので、
一歩外にでたら気を抜けない!と思っていたわりには、
焼き芋、甘栗、肉まん、あんまん…
あつあつを食べながら、歩いてましたね。
すきだらけですよねぇ~。

 

鍼灸修業で1年半いましたが、よく道を聞かれ、
外国人には見られていなかったみたいです。
今は福岡で鍼灸院をしています。
レディース鍼灸ことう へはこちら…
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