コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

特集~心への鍼灸アプローチ②~心と臓器と経絡とツボの関係

五臓六腑の『心 しん』。

『心』の働きを役職に例えるならば、『君主』。

ヒトの体と心の最高司令官であり、

『君主の官』と呼ばれる。

 

 

『心』には『神 しん』が収まってる。

『神』は『生命活動そのもの』を指す。

ということは、『精神活動』も『神』に含まれる。

 

 

赤いラインは、『手少陰心経 て・しょういん・しんけい』という経絡。

手のひら側で、脇の下から始まり、肘を通り、小指に終わる。

この経絡は、臓器『心』にもつながり、

気(=エネルギー)と血(けつ)(=栄養分)を送ってる。

経絡の上にのってるツボは9個。

経絡は左右対称にあり、左右合わせてツボは18個。

 

 

 

 

 

手首に『神門 しんもん』というツボがある。

神気(=神のエネルギー)が出入りするところなので、

『神門』と名付けられた。

 

 

五臓六腑の臓器の中で、『心』だけが

護衛する器官をもってる。

『心包 しんぽう』。

『心』を包む膜のようなもので、

外敵から『心』を守りつつ、

『心』の働きを助ける。

『心包』の別名は『臣使の官』。

 

赤いラインは、『手厥陰心包経 て・けついん・しんぽうけい』という経絡。

胸から始まり、肘の中央、手首の中央を通り、中指で終わる。

この経絡は『心包』にもつながってる。

この上にもツボが片側9個、左右合わせて18個、のってる。

 

 

 

 

 

手首の少し上にあるツボ『内関 ないかん』。

ここから手厥陰心包経の気(=エネルギー)が出入りする。

大事な関所なんだなぁ…。

不安感やイライラ感など乱れた感情を整えるツボであり、

自律神経を調整する働きもある。

 

 

 

 

これは、『台座灸』というお灸。

台座の上にモグサがのってる。

台座の下にはシールがついてるから、

どこのツボにも貼り付けやすい。

このお灸だったら、自分でも簡単に『内関』にお灸ができる。

ほんわか温まり、気持ちいいよ。

 

 

『心』以外の臓器も精神活動に深くかかわる。

例えば、『肝 かん』。

『肝』の別名は『将軍の官』。

外邪から身を守るための指揮官であり、

判断力や計画性などの精神活動もつかさどる。

 

 

赤いラインは、『足厥陰肝経 あし・けついん・かんけい』という経絡。

足の小指から始まり、脚の内側とおなかを通り、肋骨の下で終わる。

『肝』にもつながってる。

片側にツボは14個。

 

 

 

 

足の甲のあるツボ『太衝 たいしょう』。

『太』は『大きい』ということ。

『衝』は『要衝』のこと。

このツボは、勢いよく気(=エネルギー)と血(けつ)(=栄養分)がめぐるところ。

イライラ感や怒りも度を超すと、気が逆上する。

上がりきった気(=エネルギー)を下げるために、

『太衝』に鍼やお灸をする。

このツボにも台座灸だったら、自分でお灸がしやすいよ。

 

 

気が楽。

気が重い。

気が散る。

気が短い。

気をもむ。

気に病む。

 

 

感情を表現するときに、『気』がよく登場する。

東洋医学では、『気』はエネルギーのこと。

『気』の量や質、流れ方などがどのように乱れてるのか。

どのツボを使い、どのような鍼やお灸の手技でそれを改善するか。

心への鍼灸アプローチには、そのことも大切だと思う。

次回は『気』への鍼灸アプローチを書いてみます。

 

 

 

福岡市南区にある、女性鍼灸師による女性専門鍼灸院

≪レディース鍼灸ことう≫の鍼灸師コトーでした。

難しい話にもうちょっと付き合ってくださいねぇ~~~。

 

 

特集~心への鍼灸アプローチ①~『心』の概念

東洋医学では病気の原因を、

『外因』 『内因』 『不内外因 ふないがいいん』 の3つに分けている。

 

 

『外因』は、気候の激しい変動のこと。

暑すぎる、寒すぎる、季節外れ…。

異常気象時に体の抵抗力が落ちていると、

病を引き起こしやすい。

外因は、体を外部から発病させる。

 

 

『内因』は、過度の感情のこと。

感情が度を過ぎると、病を引き起こしやすい。

内因は、体の内部から発病させる。

 

 

『不内外因』は、内因や外因以外のこと。

例えば、長期間、食事の量や質が偏ったり、

労働や休養が過度あるいは不足していると、

病を引き起こしやすい。

骨折や捻挫なども不内外因に含まれる。

 

 

東洋医学は、体だけでなく、ココロ(精神)も重要視してるんだよ。

『内因』の引き金となる感情に、『七情 しちじょう』がある。

怒、喜、憂、思、悲、恐、驚、の7つの感情のこと。

日々の生活の中で、沸き起こる感情だけど、

極端に起こるとどうなるか。

 

 

激しく怒れば、気が逆上しちゃう!

思いすぎると、気がめいっちゃう? 気をもんじゃう?

極度に驚くと、気が動転しちゃう!

などなど…。

 

 

『感情』と『気』は、密着してるんだなぁ…。

そもそも、『気』の正体って何?

東洋医学での『気』は、『生命活動のためのエネルギー』のこと。

 

 

へ?へ?へ?って?

さぁー、どんどん東洋医学的な話になるよぉー。 ついてきてねぇー。

 

 

生命活動そのものである『神 しん』。

生命活動の動力(=エネルギー)である『気』。

エネルギーの材料(=燃料)である『精 せい』。

この3つを合わせて、『人体の三宝(さんぽう)』という。

ヒトが生きる上で極めて重要なもの。

 

 

『精』には、『先天の精』と『後天の精』がある。

『先天の精』は、両親から受け継いだ精(=燃料)のこと。

『後天の精』は、体の中に取り込んだ飲食物を

燃料として補充することができる。

 

 

『神』は、生命活動そのもの。

ということは、『精神活動』も含まれる。

『神』は、五臓六腑の『心 しん』に収まっている。

西洋医学の『心臓』と、東洋医学の『心』の働きは、

若干異なるよ。

 

 

 

 

 

肩甲骨と背骨の間にあるツボ、『心兪 しんゆ』。 赤矢印。

背骨を境に左右対称にある。

この奥に五臓六腑の『心』があるよ。

 

 

『心兪』の内側にあるツボ、『神道 しんどう』。 黄緑色の矢印。

背骨の真ん中にあるから、このツボは1つ。

『神道』は、左右の『心兪』の気を通すことから、

この名前がついた。

 

 

『心兪』の外側にあるツボ、『神堂 しんどう』。 黄緑色の矢印。

堂は、居室のこと。

このツボは、『心神が宿る所』という意味がある。

 

 

ストレスが強かったり、長期に渡りストレスが続くと、

これらのツボのあたりが硬くなる。

ちょこちょこっと鍼やお灸をして、

張り詰めたツボを緩めるんだよ。

 

 

今回の特集のテーマ『こころ』は難しーい!

説明しにくいけれど、がんばります!

次回もよろしくです!!!

福岡市南区にある、女性鍼灸師による女性専門鍼灸院

≪レディース鍼灸ことう≫の鍼灸師コトーでした。

 

膝関節のメカニズムと膝関節痛の鍼灸治療

 

下半身の土台となる骨は、

骨盤、太ももの骨『大腿骨 だいたいこつ』、

その真下にある『脛骨 けいこつ』、

その外側にある『腓骨 ひこつ』。

足指を含めた足部を形作る、小さな骨26個。

そして、『膝蓋骨 しつがいこつ』。

 

 

ちょっとイメージしてほしい。

腰かける。

しゃがみこむ。

正座をする。

立ち上がる。

歩く。

走る。

ジャンプする。

階段を上る。

あらゆる動作や姿勢に、膝関節の動きや支持が必要となる。

 

 

膝関節が滑らかに動かせ、

瞬時にあらゆる角度で保持でき、

外部からの衝撃に耐えられるよう、

いろいろな機構がほどこされてる。

 

 

 

 

これは、膝関節を曲げて、前から見た図。

脛骨の上には、内側半月板(青)と外側半月板(赤)がのってる。

 

 

 

 

これは、膝下の骨『脛骨』を上から見た図。

内側半月板(青)はC形、

外側半月板(赤)はO形。

これらは脛骨と大腿骨の間のクッションとなる。

 

 

 

 

これは、膝を曲げて正面から見た図。

大腿骨の下端と脛骨・腓骨の上端を横からつないでるのは、

『内側側副靭帯 ないそく・そくふく・じんたい』(青)と、

『外側側副靭帯 がいそく・そくふく・じんたい』(赤)。

横からの外部の衝撃から膝関節を守ってるんだなぁ…。

 

 

 

 

これも、膝を曲げて正面から見た図。

大腿骨の底の中央にちらっと見えてるのが、

『前十字靭帯 ぜん・じゅうじ・じんたい』(青)と

『後十字靭帯 こう・じゅうじ・じんたい』(赤)。

大腿骨の下端と脛骨の上端をつないでる。

なぜ、『十字』とネーミングされたかというと…、

 

 

 

 

これは膝関節を内側から見た図。

前十字靭帯(青)は脛骨の前から、大腿骨の後ろについてる。

後十字靭帯(赤)は脛骨の後ろから、大腿骨の前についてる。

この2つの靭帯は、横から見るとクロスしてるので、

『十字』とネーミングされたんだなぁ…。

前後の外部の衝撃から、膝関節を守ってる。

 

 

サッカーやラグビー、テニス、バトミントン、卓球など膝に強い衝撃がかかると、

これらの靭帯や半月板を痛めてしまうことがあるんだなぁ…。

コトーはスキーで痛めた。

 

 

加齢による骨の変形で膝関節の痛みがあらわれることもあれば、

下肢の筋肉の衰えや、急激な体重増加でも膝周辺が痛くなることもある。

 

 

 

これは、前方から見た右脚。

黄色いのが、『大腿四頭筋 だいたい・しとうきん』という筋肉。

4つの筋肉の総称。

膝関節を伸ばす働きがあり、

パワーが必要だから、4つも筋肉がついてると思う。

骨盤と大腿骨の上端から始まり、

脛骨の上端に付いてる。

 

 

 

 

 

 

こんなふうに、大腿四頭筋の下端は腱になり、

膝蓋骨をくるんで靭帯となり、脛骨の上端に付いてる。

膝を曲げたり伸ばすと、膝蓋骨もちょびっと上下に動く。

この筋肉の筋力が衰えたり、硬くなって伸びにくくなると、

脛骨の付着部(=膝蓋骨の下)が痛くなるんだなぁ…。

 

 

 

これは、後方から見た右脚。

赤いのは『ハムストリングス』という筋肉。

外側にある『大腿二頭筋 だいたい・にとうきん』と、

内側にある『半腱様筋 はんけんようきん』と、

『半膜様筋 はんまくようきん』の総称。

膝関節を曲げる働きがある。

 

 

『ハムストリングス』は骨盤の坐骨結節から始まり、

脛骨と腓骨の上端に付いてる。

この筋肉が硬くなると、坐骨結節付近や膝裏が痛くなりやすい。

 

 

曲げる筋肉と伸ばす筋肉が強調して働くことにより、

関節は速度や筋力を調整できる。

膝を伸ばすときには、『大腿四頭筋』にググッと力が入って縮まり、

『ハムストリングス』はスススッと緩んで伸ばされる。

逆に、膝を曲げるときには、『ハムストリングス』はググッと力が入って縮まり、

『大腿四頭筋』はスススッと緩んで伸ばされる。

 

 

大腿四頭筋の筋肉が衰えて硬くなると、

相棒の『ハムストリングス』も影響を受けて硬くなりやすい。

その逆もしかり。

 

 

あー、-、-、説明が難しい!!!!

みんな、ついてきてるぅ~~~???

難しい話がもうちょっと続くよ~~~。

 

 

 

これは、後方から見た右脚。

黄色いのは、『下腿三頭筋 かたい・さんとうきん』。

2つの筋肉の総称。

つま先立ちになるときや、

歩行時に地面を蹴るときに働く筋肉。

足首の関節を動かす。

大腿骨の下端と腓骨の上端から始まり、踵の骨に付いてる。

 

 

どの筋肉も硬くなると、長さがちょびっと短くなる。

下腿三頭筋が硬くなると、大腿骨下端は下方に引っぱられ、

踵の骨は上方へ引っ張られる。

 

 

 

『下腿三頭筋』と『ハムストリングス』が同時に硬くなるとどうなるか。

膝に注目すると、

『ハムストリングス』の短縮の影響で、

脛骨の上端は上方に引っぱられ(赤矢印)、

『下腿三頭筋』の短縮の影響で、

大腿骨の下端は下方に引っぱられる(青)。

膝裏が痛くなりそうだよねぇ…。

膝関節を動かす筋肉でなくても、

膝の痛みに関与することもある。

 

 

こーんなふうに、いろーんな筋肉が、いろーんなふうに影響しあう。

膝が痛いとき、どの部位がどんな動作や姿勢をすると痛いのか、

骨・軟骨・靭帯・半月板由来の痛みなのか、

〇〇筋肉由来の痛みなのか、

痛みにより影響を受けてる筋肉があるのか、

評価がとっても大事なんだなぁ…。

 

 

関節の変形に対して、鍼灸ではアプローチできないが、

硬くなって柔軟性がなくなった筋肉にはアプローチできる。

筋肉に柔軟性が出てくると、筋肉が伸ばしやすくなり、

関節も動かしやすくなる。

また、筋力もつきやすくなり、運動の耐久性も増す。

 

 

硬くなった筋肉には鍼とお灸のセットがおすすめ。

 

 

 

 

『灸頭鍼(きゅうとうしん)』。

針先にモグサをのせてお灸もする。

鍼の刺激とお灸の輻射熱で、

血流を促し、筋肉をほぐす!

 

 

 

 

『鍼』と『棒灸』。

棒灸は皮膚から数cm離して温める。

お灸自体を動かせるのが特徴。

 

 

 

 

『鍼』と『台座灸』。

台座灸は、台座の上にモグサがのってる。

台座の底にはシールがつき、どこでも貼りやすい。

台座灸はウチでするのもおすすめ!!!

 

 

当鍼灸院では11月12日(火曜日)と17日(日曜日)に、

『膝関節痛』をテーマにお灸教室を開催!

1回完結です!

お灸は台座灸を使います。

興味のある方はぜひご参加ください。

詳しくはお灸教室ページをご覧ください。

 

 

あー、サイコーーーーに長いブログとなっちゃった。

つきあっていただき、ありがとうございます。

福岡市南区にある、女性鍼灸師による女性専門鍼灸院≪レディース鍼灸ことう≫の

鍼灸師コトーでした。

またねぇ~~~。

 

ちなみにツボ~秋バテ編

朝晩が涼しくなった夏の終わりから秋口にかけて

出てきやすいのが『秋バテ』。

 

 

あまりにも暑かったから、

ついつい冷たい飲食物をとりすぎちゃったよねぇ~。

いつの間にか、胃腸の消化吸収力が落ち、

胃もたれや食欲不振やだるさが…。

 

 

夜中も暑かったから、

一日中、冷房をかけっぱなしの日もあったよねぇ~。

熱中症にならないためには必要なことだけど、

全身を冷やしすぎると、血行不良を起こし、

全身がだるくなっちゃうんだなぁ~。

 

 

就寝中のエアコンの設定温度が高すぎたり、タイマーにすると、

夜中に何度も目が覚めて、寝不足…。

睡眠や体温の調整をしてる自律神経もだんだん疲れてきて、

それがだるさや疲れやすさの原因にもなるんだなぁ~。

 

 

 

 

ちなみに、秋バテのツボといえば、『注夏(ちゅうか)』。

手のひらにある。

親指の下のふくらみの中央。

赤矢印の先端。

秋バテの諸症状に働きかける。

 

 

 

 

台座灸。

台座の上にモグサがのってる。

台座の底にはシールがついてるから、

親指の下のふくらんだ部分にもピタッとひっつく。

『注夏』にもおすすめ!

 

 

お灸もいいけど、

親指で押しても気持ちいいねぇ~。

ちなみに、手のひらには、過労や心労にも働きかけるツボがある。

 

 

 

 

『労宮(ろうきゅう)』。

 

 

こんなふうに、指を曲げて、

中指と薬指の先端が手のひらに当たる所の中間が

『労宮』。

台座灸もツボ押しもいいよん。

 

 

秋バテの対処や予防には、

規則正しい生活がかかせない。

栄養のバランスのとれた食事をしてる?

睡眠は充分にとれてる?

適度に運動してる?

コトーは、う~ん、う~ん、う~ん。

 

 

 

 

ところで、

農業共済新聞の編集部から執筆依頼があり、

『秋バテを撃退! 簡単ツボ押し』というタイトルで

原稿を書いたよ。

紙面だけで、ツボの位置や取り方、押し方を伝えるのって、

意外と難しい。

どのツボにしようか、悩みに悩んだなぁ…。

 

 

自分の書いた文章が活字となり、

つたない手描きのイラストは描き起こされ、

かっこよく新聞(2019年9月2週号)に載せていただき、

ありがたい!ありがたい!と恐縮するばかりだった…。

 

 

毎回、イラストを描いたら、少しは上達するかな???

いつまで続くか…。

グハハハハッー!

福岡市南区にある、女性鍼灸師による女性専門鍼灸院、

≪レディース鍼灸ことう≫の鍼灸師コトーでした。

またね~。

 

生理痛・生理不順など生理のトラブルの鍼灸治療

「生理痛はあるけど、1、2日目に薬を飲めば大丈夫」って、

生理痛を問題視しない方が多い。

普通の生理痛は、軽い下腹部痛や腰痛がある程度。

薬はいらない。

生理は『妊娠』と『出産』に必要不可欠なこと。

生理の不調を軽視しちゃいけない!と思うなぁ…。

 

 

月経前症候群(PMS)。

イライラ感、怒りっぽい、抑うつ、胸の張りや痛み、頭痛、、むくみ…。

生理開始とともに諸症状がピタッとなくなったり、軽減する。

 

 

月経困難症。

下腹部痛、腰痛、腹部の張り感、頭痛などが強い。

生理直前や生理開始とともに現れる。

 

 

それ以外にも生理の周期や期間が乱れたり、

月経量が増えたり減ったり…、と

生理のトラブルは様々。

 

 

それらを鍼やお灸で治すときに注目するのが、

『血 けつ』(=栄養分)と、『気』(=エネルギー)。

この2つが体全体に充分行き届き、

血をきちんと調整できるように、

ツボを介して体や心に働きかける。

 

 

赤いラインは『足太陰脾経 あし・たいん・ひけい』という経絡。

経絡は血と気の通り道。

この経絡は血の巡りに深くかかわる。

生理のトラブルが生じると、この経絡を通る血と気が滞りやすい。

 

 

 

 

猿シールが膝。

赤矢印の先にあるのが、『三陰交 さんいんこう』というツボ。

内くるぶしの少し上に位置する。

足太陰脾経の上にのってる。

このツボに鍼やお灸をして、

足太陰脾経の血と気の滞りをよくするんだなぁ…。

 

長さ5mm、太さ0、14mmの細くて小さな鍼を『三陰交』に刺す。

皮膚の1㎜下に水平に刺すから違和感はまーったくない。

 

次に、医療用のテープで鍼の先端を固定する。

通称『枕』。

先端はリング状になってるから、鍼全体が皮膚に入ることはない。

 

最後に、医療用のテープを鍼全体に貼る。

通称『布団』。

これは『皮内鍼 ひないしん』という手法。

生理痛や生理不順には、生理予定日の1週間前から

生理が終わるまで貼り続け、その間、血の巡りを促す。

 

 

『足闕陰肝経 あし・けついん・かんけい』という経絡。

この経絡は『血の貯蔵』や『血量の調整』にかかわる。

 

 

 

 

足の甲にあるツボ『太衝 たいしょう』。

足闕陰肝経の上にのってる。

生理のトラブルのときによーく使う。

 

 

強いストレスにさらされたり、

部活や仕事、家事、育児などでハードスケジュールが続くと、

生理が遅れたり、止まることがある。

体も心も弱ってるときには、

気(=エネルギー)を補充することが大切。

 

 

『足少陰腎経 あし・しょういん・じんけい』は、

血だけでなく、気にも深くかかわる経絡。

 

 

 

 

内くるぶし(ワニ・シール)の下にあるツボ『照海 しょうかい』。

足少陰腎経の上にのってる。

ここに鍼やお灸をしてエネルギーを補充する。

 

 

今回紹介したツボはセルフお灸もおすすめ。

 

 

 

 

台座灸は先端に火をつけ、ツボに置くだけ。

底にシールがついてるから、どのツボにも置きやすい。

 

 

当鍼灸院(福岡市南区にある、レディース鍼灸ことう)では、

明日8月6日(火曜日)と8月18日(日曜日)に、

『生理痛・生理不順』をテーマにお灸教室を開催!

台座灸を使うよ~ん。

こつこつお灸を続けると、血の巡りがよくなり、

生理のトラブルも緩和する。

お灸初心者も大歓迎!

関心のある方はぜひご参加ください。

詳しくは『鍼灸師コトーのお灸教室』をご覧ください。

 

 

福岡は朝から猛烈な暑さになってきました。

皆さんの住む街はいかがですか。

体調を崩されないよう、充分注意してください。