コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

よい姿勢の落とし穴…

コトーの鍼灸治療スタイルは、立位。

以前は低めの治療ベットを使っていたので中腰となり、

終業時間には腰がカチコチ!

しょっちゅう自分で腰に鍼とお灸をしていました。

今使っているのは、電動の昇降式治療ベット!

中腰にならないので、快適です!

 

当鍼灸院には、『痛み』に困り果てた方が来られます。

『痛み』を引き起こしている原因を見つけ、

それを改善しながら、鍼灸治療をすることが大切だと思っています。

 

今まで腰痛と無縁だった方が、

「2か月前から腰が痛い」

「日中は痛くない」

「寝ている時、寝返りを打つのがつらい」

「朝、起き上がる時も痛い」 ………と、

鍼灸治療に来られました。

 

日課となっている庭の草むしりが、

腰の負担になっているかもしれないので、

時間を短縮してもらいました。

腰周辺のストレッチも指導しました。

 

「朝、起き上がりは楽になった」

「夜中の寝返りは、腰が痛む」

「草むしりの時間を減らした」

「ストレッチやウォーキングはしているけれど…」

 

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当院で背中から脚にかけて、『灸頭鍼 きゅうとうしん』を行うと、

カチコチの腰が緩みましたが、治療に来るときには、

硬い腰に戻っていました。

??? なぜ…。

 

『痛み』には、たくさんの種類があります。

筋肉の痛み、神経の痛み、内臓からくる痛み、心因性の痛み…。

今回の痛みは、筋肉の痛みではない???

そんなことを思いながら、治療ベットに座ってもらいました。

そして、やっと腰痛を引き起こしている原因が分かりました。

『姿勢』です。

 

ちょうど2か月前から、座位、立位、歩行などあらゆる場面で

よい姿勢を保ち続けているそうです。

コトーは長年、理学療法士として運動や姿勢の指導をしましたが、

その姿勢は背中が反りすぎています。

日中、背筋が過緊張になっていたとは…。

 

このブログを読んでいる、あなたはどうですか?

姿勢はいいほうですか?

では、姿勢チェック、スタート!

何もつかまらずに、よい姿勢を10秒立ってください。

1、2、3、…10!

次に、壁に踵、お尻、肩甲骨、後頭部をつけてみてください。

1、2、3、…10!

壁に立つと、後ろに倒れる感じがした方は、

普段前かがみかもしれません。

お尻が壁につきにくい方は腰が反っているかも…。

 

tms_stand_upright

 

ツボ・モデル子ちゃん、登場!

先ほど、壁に立ってもらった時と同じ姿勢です。

横から見て、

耳たぶ→肩先→大転子(太ももの骨の頭)→膝蓋骨の後ろ

→外くるぶしの約2㎝前 が、一直線になります。

背骨の上にバランスよく頭が乗り、

骨盤の上にバランスよく背骨と頭が乗っています。

骨格のバランスがとれている…ということは、

全身の筋肉もバランスよく働いています。

腰の筋肉だけ過緊張となり痛みが出る…ということもありません。

 

手作業をしていると、前かがみになりがち!

ときどき壁にへばりつこう!

 

『疲れやすさ』と『だるさ』に鍼とお灸はいかが?

今年の春は気温差が激しいと思いませんか?

昨日は冷たい風が吹いたと思えば、

今日は日差しが痛い…。

三寒四温がずーっと続いている感じ。

 

ヒトは恒温(こうおん)動物なので、体温を常に一定に保とうとします。

外気温に影響されず、体温を保てるのは『自律神経』のおかげ。

最近のように、激しい気温差が続くと、

自律神経も負担となり、働きが乱れることがあります。

 

自律神経には『交感神経』と『副交感神経』があります。

交感神経は、日中活動しているときに働く神経です。

副交感神経は、夜間リラックスするのに働く神経です。

私たちの体の中では、無意識にこの2つの神経が切り替わっています。

 

自律神経の働きが乱れると、この切り替えがうまくいかなくなります。

日中、リラックスする副交感神経が働くとどうなるか…。

活動したいのに、体は休みモードで動きたくなーい!

体がだるく感じます。

 

ストレスなどで緊張状態が長く続いても、

『交感神経』と『副交感神経』の切り替えのタイミングがずれて、

だるーい!

疲れがとれなーい!

集中できなーい!

などと、不調が現れることもあります。

 

こんなときには、自律神経を整えるツボや、

体と心の緊張を和らげるツボ、

エネルギーを補給するツボに鍼やお灸をします。

鍼やお灸は、筋肉の痛みやコリだけに効くと思われがちですが、

心にも優しく働きかけます。

 

疲れやすさやだるさの原因は、自律神経の乱れだけでなく、

長時間の労働・スポーツ、冷え、睡眠不足などたくさんあります。

それだけ身近な症状ってことですね。

でも、いつまでも身近にいてほしくない!

そんな方には、自分でするお灸もお勧めです。

 

当院では、5月13日(火)と18日(日)に、

『疲れやすさ・だるさ』をテーマに、お灸教室を開催します。

初心者の方も大歓迎です。

お気軽にご参加ください。

詳しくは、『ホームページ・お灸教室のページ』をご覧ください。

 

おまけの話…。

博多駅前で、『九州バラ祭』をしていました。

私は、もうすぐ咲きそう!なバラが好きです。

 

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おいしそうなバラも見つけました!

 

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ん~、食べたい!

 

歯痛をやわらげるツボ

ひっさしぶりに歯の検診に行きました。

歯茎や歯のチェック後、歯科衛生士さんから、

「コトーさん、完璧に磨けています!」と褒められました。

しかし…、

素直に喜べない…。

歯科に行く数日前、何気なく自分の歯をトイレの鏡で見たら、

たくさんの歯垢を発見!

 

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前回の検診で購入したのに、ホコリまみれになっていた手鏡…。

コイツとにらめっこしながら、

念入りに歯磨きをするようになりました。

 

さてさて、今日は『歯痛』の話。

歯痛をやわらげるツボは、上の歯と下の歯では異なります。

『手陽明大腸経 て・ようめい・だいちょうけい』という経絡は、

上の歯にも繋がっています。

 

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赤いラインが大腸経。

人差し指から始まり、腕→肩→のど→上の歯、と上り、

小鼻の外で終わります。

この経絡の上にあるツボに鍼やお灸をして、

上の歯の痛みをやわらげます。

 

 

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人差し指の付け根にある『二間 じかん』や『三間 さんかん』という

ツボを用います。

 

 

tms_stomach_meridian

 

赤いラインは、『足陽明胃経 あし・ようめい・いけい』という経絡。

顔→体幹前面→脚前面、と下降し、

足の人差し指で終わります。

この経絡は、下の歯にも繋がっています。

 

 

foot

 

人差し指の足先から2つ目の『内庭 ないてい』や

4つ目の『衝陽 しょうよう』に鍼やお灸をして、

下の歯の痛みをやわらげます。

 

鍼やお灸では、症状が現れている部位のツボを使うこともあれば、

遠くにあるツボを使うこともあります。

 

さてさて、おまけの話。

歯は骨格の一部ですね。

東洋医学では、『歯』のことを『骨の余』とも言います。

では、『血の余』は、何のことを指しているでしょうか。

『血』は、東洋医学では『栄養分』のことです。

栄養分の一部とされているのは、『頭髪』です。

東洋医学の考え方や表現の仕方って、面白い!!!

 

五十肩の鍼灸治療に用いるツボ『消濼(しょうれき)』

社会人の皆さん、消しゴムって頻繁に使いますか?

コトーは一週間前に消しゴムを失くしました。

毎日何回も、消しゴムのあった引出しを覗いては、

「あっ!消しゴムを失くしたんだ…」と思い出し、

消しゴムの存在の大きさが身に染みています…。

こんなにボールペンよりもシャーペンを使っていることに、

驚きました。

 

とうとう近くの文房具屋さんに買いに行きました。

がっ!

お気に入りの消しゴムは置いていませんでした。

「あ~、当分消しゴムのない不便さを感じるのかぁ…」

そう思いながら、目の前の物を覗きこんだら、あったぁ~~~!!!

 

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どこにあったと思いますか?

 

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ペン立ての底にうずくまっていました…。

 

前置きが長くなりましたが、

今日は、消しゴムの『消』の漢字がつく、

『消濼 しょうれき』といツボをご紹介します。

 

このツボは、『手少陽三焦経 て・しょうよう・さんしょうけい』という

経絡の上にあります。

 

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赤いラインが『手少陽三焦経』。

手の薬指から始まり、腕の後面を上り、

肩・首・側頭部を経て、眉毛の外側で終わります。

 

肩と肘の中央に、『消濼』というツボがあります。

五十肩では、このあたりの筋肉がスジのように

カチコチになることがあります。

当院では、このツボに『鍼+棒灸』

あるいは、『灸頭鍼 きゅうとうしん』をします。

 

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五十肩の治療には、肩関節の運動はかかせませんが、

鍼やお灸で血行を促し、スジ張った筋肉を柔らかくすると、

痛みが軽減し、肩関節の運動がしやすくなりますよ。

 

頑固な肩こり・首こりを鍼とお灸で治そう!

めちゃくちゃ寒くなりましたね。

福岡は10月上旬まで暑く、秋が吹っ飛んで、

冬が来た感じです。

急に寒くなると、当鍼灸院では首こり・肩こりさんが

倍増です。

筋肉は冷えると血流が悪くなり、硬くなるから…。

 

 

muscles_of_neck mucles_of_nape

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左の絵は、首の前の筋肉。

右は、うなじから肩にかけての筋肉。

表面の筋肉の奥にも筋肉があり、

何層にもなっています。

隣り近所の硬い筋肉が一塊になると、

頭がボーッとしたり、

頭痛がしたり、

首が回らなくなったり…。

やっかいですね。

 

そんなとき、当院では首・肩・背中に鍼を置いたまま、

棒灸をします。

 

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(脚の写真ですみません)

血流を良くして、筋肉のコリをほぐします。

 

あまりにも首や肩がこっているときは、

他の部位のコリって気づかないものです。

背筋は、長いものではうなじから骨盤までついています。

背中に触れてみると、うなじだけでなく、

肩甲骨の内側や腰までガチガチな方がいます。

背中全体のコリをほぐすと、

首や肩のコリもほぐれやすいですよ。

 

ずいぶん先の話ですが、2月4日(火)と9日(日)の

お灸教室のテーマは、『首こり』 『肩こり』です。

興味のある方は、ぜひご参加ください。

詳しくは、お灸教室のページをご覧ください。

 

さぁ~て、おまけのコーナー!

首や肩がこりやすい姿勢なのか、チェックしてみよーう!

 

tms_stand_upright

 

久しぶりにツボモデル子ちゃん、登場!

理想の姿勢は、

『耳たぶ…肩先…大転子(太ももの骨の頭の部分)…

膝蓋骨の後ろ…外くるぶしの前』

が一直線であること。

しゃきーんと伸びた背骨の真上に頭がのっています。

背骨で重たい頭を支えているので、

首や肩の筋肉はそれほど負担にはなりません。

猫背になると、頭を前に突き出した姿勢となり、

首や肩の筋肉に負担がかかります。

 

さぁ、

壁に、踵・お尻・肩甲骨・後頭部をつけて立ってみてください。

かなり後ろに倒れている気がする方は、

普段前かがみ姿勢かも…。

デスクワークの方は前かがみになりがち。

同じ姿勢を長時間保つのが筋肉にとってはつらい…。

ときどき椅子の背もたれに寄りかかったり、

後ろの壁に寄りかかって立ち、

首や肩の筋肉をちょこっと休ませてあげよう!