コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

はりきゅう雑話~ 背中のこりこり

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首がガチガチで回らなくて…とか、
腰が硬く痛くて…とか、
背中の部分的なコリや痛みを訴えられても、
実はうなじから腰まで筋肉が硬くなっていることはよくあります。

背骨の両脇にある筋肉は一番長いのでは、
後頭部から骨盤(お尻の上部)までついています。

上(首・肩)が長い間硬かったら、下(腰)へもコリが伝染。
逆もしかり…。

この1ヶ月ほど例年よりも寒いせいか、
背中のコリコリ具合も他の季節より強い気がします。

当鍼灸院では、うつぶせになっていただき、
写真の箱灸(5合升を使ったお灸)を
左右の肩甲骨の間と、お尻上部の2ヶ所に置き、
他の季節より長め、15分ほどじんわりと温め、
背中の筋肉をほぐします。

うつぶせがきつい方は、下の写真の棒灸で背中を温めます。
棒灸は皮ふから3~5㎝離しながら温めます。
箱灸も棒灸も効果は一緒です。

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同時に、棒灸で、ふくらはぎから足の裏まで温めると
お尻や足の冷えも改善しますよ。

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体のしくみあれこれ~でっちり

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リハビリの仕事をしていた頃、しょっちゅう腰を痛めていました。
一番の原因は、でっちり。
『でっちり』って、背骨の腰の部分の前カーブ(そりかえり)が強すぎて、
骨盤も前のめりになってしまうこと。

私の場合、小さい頃からの年季の入ったでっちり。
他には、腹筋が弱かったり…
仕事などで背筋(特に腰)をよく使うために
腰の筋肉が縮まって、腰のそりかえりが強まったり…
原因はいろいろ。

腰の前カーブが強いと、
腰の筋肉は働きやすい!というより働きすぎる!
逆に腹筋は働きにくい! とアンバランス。

また、上半身の重みが腰の骨と骨盤の境目あたりに
どどーんとのってきて、負担が大きい。
こんな理由から腰を痛めやすいようです。

腰の筋肉をストレッチして緩め、
腹筋を鍛えることはもちろん大事。
私もずーっとやっています。
そのおかげか、大でっちりが小でっちりになったような…。
(ただお尻の肉が削げ落ちたのか…)

気をつけることはあと2つ。
1つは、股関節を曲げる筋肉の柔軟性。
太ももの付け根(そけい部)のあたり。
ここの筋肉が縮まると、
骨盤の前のめりを修正するのが難しい。

両脚を前後に出した立位で、
後方の脚の股関節を、太ももの付け根を、しっかり伸ばす、
などでストレッチ。

2つめは重心の位置。
でっちりさんは座っていても立っていても、
重心が常にやや前方に。
せっかくストレッチなどで、でっちりを修正しようとしても
でっちりを増強する姿勢ばかりとっていては、
悪循環になってしまいます。

少し重心を後方にする(上半身を少し後方にずらす)だけで
腰の筋肉はちょっぴり緩みます。

鍼灸治療をしながら、
このような日常生活のアドバイスなどもしています。
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腰部椎間板ヘルニアと入院と精神修行

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入院している知人のお見舞いに行ってきました。
皆さんは入院したことがありますか。

私は一度、腰部椎間板ヘルニアで入院しました。
手術するほどではありませんでしたが身動きがとれず、
あの時ほど自分の健康に自信をなくしたことはありません。

職場復帰しても
左足親指の裏の軽いしびれが6年間続きました。

その後も脚の筋肉痛がひどいと、
そのしびれがぶり返したような違和感がありました。
その頃は鍼灸師になっていたので、
自分で自分の脚に鍼や灸をし、
筋肉が緩むと
変な違和感もなくなりました。

数年前までそんな椎間板ヘルニアの後遺症?に付きまとわれていました。

長い年月続く症状は気持まで落ち込ませます。
このことは自分にとって精神修行だったなぁ…と振り返ります。

鍼灸の母体である東洋医学は、『心身一体』と考えています。
慢性腰痛など治すのをあきらめかけていた方も
鍼灸を受けられて
「あっ!良くなるかも!」と思って頂いた瞬間から好転していきます。
ご自身の気持が大事ってことですね。

東洋医学にちょっと興味がある方は下記のホームページにもどうぞお寄り下さい。
女性鍼灸師による女性専門鍼灸院 レディース鍼灸ことう
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今ごろ 夏バテ? 秋バテ? ぎっくり腰にご用心!

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秋口に入ると、夏の疲れがどっと出てきたりしますが、
今年は長期に渡る暑さと冷房のせいか、
筋肉のカチコチの方が多いです。
季節の変わり目でもあるので、
慢性腰痛の方はぎっくり腰に気をつけて下さい。

中腰が一番腰に負担がかかります。
床から重たい物を持ち上げたり、お子さんを抱えたりする時は、
ひざを伸ばしたまま腰を曲げ、
上半身だけで荷物などを持ち上げるのはやめましょう。
腰への負担は最強です。
良いやり方は、まずしゃがんで、
荷物などをできるだけ体に近づけて、
股関節とひざを伸ばすことによって、
荷物などを持ち上げます。
上半身よりも下半身を使うように意識しましょう。

もし、ぎっくり腰を起こしたら、安静第一!です。
しかし、仕事や家事を休むわけにはいきませんよね。
当鍼灸院では、円皮鍼(えんぴしん)といって、
長さが1?にもみたない鍼がついたシールを患部に貼り、
痛みを和らげます。
皮膚に刺さらず、軽く皮膚を押しているだけなので、痛くはありません。
押す刺激で、筋肉が緩んできます。
症状が改善するまで、
起きている時にコルセットを着用することもお勧めします。

福岡市近郊の小山はほんのちょっとだけ、もみじが色づいてきました。
しかし、当院のそばではほんのちょっとだけ、つくつくぼうしが鳴いています。
朝晩と日中の気温差があるので、体調を崩されないように…

箱灸が好評!

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鍼灸の本で箱灸の道具の作り方が紹介されていたので、作ってみました。
まず、五合升とシンク用のステンレス製ゴミ受けと木蓋を購入。
次に五合升の底をカット。これが硬い!(と自分ではやっていません)

五合升の中にゴミ受けを、そしてゴミ受けの中にカットした棒灸(もぐさをステイック状にしたもの)を入れ、火をつけます。
肩甲骨の間と、仙骨部(尾てい骨の上)の2ヶ所にのせると、肩こり・腰痛・背中一面のこりがほぐれます。
木蓋の開け閉めで温かさを調整します。
お灸を皮膚の上に直にのせるわけではないので、熱くはありません。

お灸にもいろいろな方法があります。
日本では「お灸をすえる」とマイナスのイメージもありますが、気持ちのいいものですよ。