コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

コトーの鍼灸スタイル~相性

小山に登る間にコンビニで昼ごはんを購入することに…。

おっ!大好物、発見!

突然ですが、

コロッケパンと卵サンドと焼肉バーガーが目の前にあるとしたら、

何を選びますか。

私はコロッケパン⇒焼肉バーガー⇒卵サンドの順番。

それでは、

コロッケ定食、オムライス、焼肉定食の場合はどうでしょう。

私は焼肉定食⇒オムライス⇒コロッケ定食。

主食に何の副食を組み合わせるか。

自分好みの相性がありそうですね。

               *

鍼灸師の仕事をしていると、とーきどき

「以前、鍼灸を受けたことがあるけれど、効いているのか、

効いていないのか、よくわからなかった」

と言う方がいらっしゃいます。

そのときの状況を見ていないのでなんとも言えません。

そんな思いが残っていても、鍼灸を受けに来ていただいたということは、

「鍼灸は自分にあわない」とは決めていないということで、

私はとてもうれしくなります。

よくなった!楽になった!鍼灸は自分にあうかも…。

初回でもそんなふうに実感していただけるよう、

私は問診と触診を重視しています。

それらを手がかりに、

もともとの体質がどのようにバランスを崩しているかも把握することは、

その方の相性のいい経絡やツボ、

つまりは治療効果の高いツボに鍼やお灸ができる…。

なが~い鍼灸の歴史の中では、まだまだ若輩者の鍼灸師ですが、

そう思います。

新コーナー誕生! 『コトーの鍼灸スタイル』

ぱぱっ!とひらめいたものが、面白そうっ! 思ったら、実行したくなる。

今回もそう。

このコーナーのネーミングが浮かんだら、

ぽっ! ぽっ! ぽっ! とブログに書きたい記事が3つ浮かび、決行ーっ!

               *

今日はブログのタイトルそのままの話。

仕事をしていらっしゃる方は、制服ですか? 私服ですか?

制服は会社のイメージを、私服はその人のイメージを象徴しますよね。

私は鍼灸院を開設する時に、

どんな制服にするか、かなり悩みました。

同業者の鍼灸師さんは、白衣を着ている方が多いでしょうか。

白衣は清潔感があり、初対面でも「先生」というイメージがありますよね。

白衣のカタログを見て、びっくり!

最近の白衣は、かわいいものからビシッとしたものまで、

バリエーションが豊富。

しかし、選びきれない!

理学療法士(リハビリ)の仕事をしていた時に、さんざん着ていましたが、

動きにくくて私は苦手でした。

「先生」と呼ばれるのも嫌いで、がまんしてまで白衣を着たくない。

締めつけ感がなく動きやすいのはジャージ素材(伸縮性に富んだ布)のもの。

ジャージでは軽く見られてしまう? 私の体型ではやぼったい?

思いをめぐらし決定した制服はこれ。

オーダーメイドです。

って、うそうそ。

長袖シャツに、自分で作ったオーバースカート様のものを縫い付けただけ。

ズボンもジャージ素材なのでとっても楽!

同世代の友人には、

ちょっとぉー、あんたいくつぅ~? かわいすぎるんじゃない?

パソコン画面の向こうでつぶやかれそう。

(私は年齢相応の服を意識したのは高校生の時だけ。

それ以降は着たい服を着るぅーっと、今日に至る…)

鍼は痛そう!灸は熱そう!というマイナス・イメージを

ちょっとでもいいから吹き飛ばしたい!

「先生」と「患者」という関係よりも、病気や症状と一緒に戦う「同志」でありたい!

そんな気持ちもあり、このデザインの制服になりました。

一見制服に見えませんが、これに着替えると気持ちは仕事モードに切り替わるので、

不思議。

この制服でいつも気持ちよく、鍼灸に来られる方をお迎えいたします。

体と心のメンテナンスってなんじゃらほい

私は、福岡で鍼灸院をしていますが、利用者のご要望もあり、

最近『治療コース』を設定しました。

その中に『メンテナンス・コース』があります。

1ヶ月に1回程度、鍼灸治療で体調を整えたいと

考えている方のために設定しました。

私は、よく『メンテナンス』という単語を口にしますが、

とても曖昧な言葉だなぁ…と思い、

ちょいと考えてみたくなりました。

メンテナンス。

Maintenance.

和英辞典によると、

(道路・建物・車・機械などの)整備、メンテナンス。

国語辞典によると、

1.維持、保持。

2.コンピューター・システムを正常に作動させるために

行う日常的な作業。

なるほど。

『車のメンテナンス』は、耳馴染みがありますね。

さて、

『体のメンテナンス』って、

自分自身が自分の体の健康についてみつめるところから

始まる気がします。

今の自分の健康状態を把握して、

健康であり続けたい…と願う気持ちが芽生えない限り、

メンテナンスをしようとは思いませんよね。

当鍼灸院を利用されている方々をみると、

『メンテナンス』といっても、年代によってとらえ方が違います。

30代は、『結婚』や『出産』を意識した体のメンテナンス。

40~50代は、『更年期症状』など、体の変化を意識した体のメンテナンス。

60代は、『体の老化』を意識した体のメンテナンス。

また、どの年代にも共通しているのは、

『仕事』や『家事』など日常生活の中で受けるストレスを意識した

体と心のメンテナンスも必要ということ。

症状が改善しても、ときどき顔を出して、

鍼や灸で体の調整をさせてもらいたいなぁ…と、

私は常々思います。

その症状の原因が仕事や家事など普段の出来事であれば、

なおさらメンテナンスは重要だと思います。

もちろん、ご自身でメンテナンスするのも大事。

ご希望の方には、鍼灸治療の後、

その方にあったストレッチング方法や簡単な体操、

自宅でのお灸の方法を指導しています。

ただ、これは、『無理なくできること』が肝心。

体にいいことであっても、その方にとって負担になることは

長続きしないし、ストレスになるだけです。

ご自身でメンテナンスをしていても、

「あー、限界っ!」と体と心が悲鳴をあげる前に、

コトーの顔を思い出して欲しいなぁ~って思います。