コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

北風小僧と戦うツボ!

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昨日の昼間が穏やかな天気だっただけに、
今日の北風は身にしみますね。

どんなに忙しくても気が張っている時はよかったけれど、
一段落してホッとしたら風邪をひいてしまった…
ということありますよね。

東洋医学では、風邪をひくのは
抵抗力が落ちている時に体の中に
風邪(ふうじゃ)などの邪気(じゃき)が入るから、とされています。

その風の通り道とされるツボは3つあります。

1つは『風府 ふうふ』 
上の写真はツボ・モデルのうなじから肩にかけてです。
このツボは、体中央の緑のラインの一番上にあります。
うなじの真ん中で後ろ髪の生え際から少し上に位置します。

2つめは『風池 ふうち』
ブルーのラインで、風府の下の『瘂門 あもん』の左隣の隣。
後ろ髪の生え際と耳の後ろとの真ん中ぐらいのくぼみに位置します。

3つめは『風門 ふうもん』
黒のラインの、二股に分かれた右側の一番下。
肩甲骨の内側と背骨の間にあります。

ツボの位置からしても風邪予防にタートルネックや
マフラーなどで首回りを温めることは理にかなっています。

日本では病院が身近になかった頃、
風邪をひいたら鍼灸院に行っていたそうです。
私の所では風邪のひき始めには、
左右の肩甲骨の間に箱灸を置いて
体の芯まで温めます。
灸といっても熱くないんですよ。
箱灸などにより、ご自身の自然治癒力を高め、
風邪(ふうじゃ)を追い出します。

詳しくはこちらへ
    女性鍼灸師による女性専門鍼灸院  レディース鍼灸ことう
            http://www.ladies-kotou.com/

今の自分にあう茶葉、 探そっ!

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お茶といってもたくさん種類がありますね。
中国茶は茶葉の発酵の進みぐあいで
種類も性質も違ってくるそうです。

ほとんど不発酵なのが『緑茶』
ビタミンCが豊富です。

半発酵なのが『烏龍茶』

完全発酵なのが『紅茶』
紅茶のルーツは中国紅茶だそうです。

次に発酵度が高いのは『プーアール茶』
脂肪を分解してくれるのでダイエット茶として話題になりましたね。

さらに発酵度が高いのは『花茶』
茶葉に花の香りをつけたり、
茶葉に花びらを混ぜたり、
花やつぼみを乾燥させてお茶にしたり、
様々な種類がありますね。

発酵度の低い茶葉は体の熱を鎮める『涼性』という性質をもち、
発酵度が高くなるにつれ、体を温める『温性』に傾いていくそうです。

暑がりさんや真夏は涼性のお茶が、
寒がりさんや真冬は温性のお茶が、
体に優しいってことですね。

食べ物や飲み物の特性を知り健康に生かす…
東洋医学独特の発想だと思います。
鍼灸師になったのをきっかけに東洋医学を勉強していますが、
勉強すればするほど面白いですよ。

福岡で鍼灸師をしています。
女性鍼灸師による女性専門鍼灸院 レディース鍼灸ことう   
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五臓六腑の、 11の臓器ってな~んだ?

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昨日スーパーで「あ~、焼きそばが食べたい」という衝動に!

私は滅多に「〇〇が食べたい!」と思いません。
こんなときはその料理に含まれる栄養素を体が欲しているんだっ
と、できるだけそれを作るようにしています。

焼きそば…
炭水化物でしょ?
炭水化物も大事だけど…

まぁそんなこと無視して今日焼きそばを食べました。
脳ミソも胃袋も大満足!

ところで
『五臓六腑』って聞いたことはあると思いますが
11の臓器をご存知ですか?
五臓は肝・心・脾・肺・腎。
六腑は胆・小腸・三焦・胃・大腸・膀胱。

これらは東洋医学用語で、西洋医学でいう臓器とは違います。
『三焦 さんしょう』は、特定の器官を指すものではなく、
特定のある機能を指しています。
西洋医学でいう解剖的には存在しないものです。

鍼灸師の国家資格を取るために
専門学校で東洋医学を勉強し始めた頃は
?????と思うことばかり。

東洋医学の最古の本は『黄帝内経 こうていだいけい』です。
紀元前202~後8年に書かれたといわれています。
すごいですよね~
歴史があり、奥が深いです。

東洋医学や鍼灸についてちょいと書いています。
よろしかったら下記のホームページにもどうぞ…

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日本の四季と旬野菜

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夏の猛暑の影響で高値だった野菜が少しずつ安くなってきました。
ニラばかり食べていたのでホッとしています。

四季が乱れると、
人間を含め、あらゆる動物や植物に影響を与えるなぁ…
と思い知らされますね。

本来、夏バテの時、夏野菜はほてった体を冷やし、
冬には発汗作用を持つ野菜が風邪の予防をしてくれます。

旬の野菜たちはそれぞれの季節に応じて
私たちの体を助けてくれる働きをもっています。

冬には体を温める働きを持つ
山芋 人参 カブ などの根菜類が旬の食材です。

今は旬でない時期にもいろいろな野菜が出回っています。
夏に冷房で体が冷えている時、
体を温める食材を取り入れるという工夫もできますね。

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龍雲がかすみをはく?食う?

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今日は日差しが痛いくらい強かったですね。

 

突然ですが、
皆さんは住んでいる所の何が好きですか?
私は福岡の空と雲と山が好きです。
今日のように福岡の雲は七変化。
しょっちゅう楽しませてもらっています。

今住んでいるところは夜も明るく、
星が見えないのが残念。

 

小学生の頃、
習い事の帰り道、
あ~、冬の大三角形だぁー
あれ、オリオン座?
と、友達と夜空を指差していた日々が懐かしい…

 

 

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またまた突然ですが、
『星』といえば、東洋医学のツボの中に
『上星 じょうせい』というツボがあります。

 

前髪の生え際より少し上にあり、
鼻水や鼻づまりのとき、鍼灸で使うツボです。
頭と水平に鍼をさし、10分程すると
すっきりしてきます。

 

そんな症状のときは、写真のツボ・モデルの
『神庭 しんてい』 『上星』 『顖会 しんえ』 『前頂 ぜんちょう』
のあたりまでツボ・マッサージをしても気持ちがいいですよ。

 

 
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