コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち②~耳

 

 

前から見た右耳。

耳から入った音は鼓膜を振るわせ、

耳小骨(じしょうこつ)に伝わる。

耳小骨にはツチ骨とキヌタ骨とアブミ骨があり、

ちっこい筋肉がついてる。

大音響が突然耳に入ったとき、

それらの筋肉はクッションとなり、音量を下げ、耳を守る。

ありがとさーん!

 

 

奥にある蝸牛(かぎゅう)で、音波は電気信号に変えられ、

神経を通って脳に伝えられる。

 

 

耳のもう1つの大きな働きは、バランス感覚。

『三半規管 さんはんきかん』は、3本のループ状の官が根元でくっついてる。

これらには毛をもつ細胞(=有毛細胞)があり、

頭の回転運動を感知する。

頭が回転するとリンパ液が流れるため、

有毛細胞の毛も押されて傾き、

傾き加減で回転運動を感知する。

三半規管の3つのループは互いに直角に位置し、

すべての方向の回転運動を区別する。

うっひょ~!

 

 

 

 

耳のまわりにはツボがいっぱい。

耳のすぐ前には、耳門(じもん)、聴宮(ちょうきゅう)、

聴会(ちょうえ)というツボが縦に並び、

耳の鍼灸治療によく用いられる。

 

 

耳の治療で鍼灸に来られる方は、突発性難聴や耳鳴りが多い。

耳のトラブル時には耳周辺の頭皮や首・肩のこわばりも強くみられる。

それらを改善し血の巡りをよくすることは、

耳の血の巡りの改善にもつながる。

 

 

 

 

耳の上や後ろのツボにはお灸ができないから、

短鍼を頭皮と水平にちょこんと刺す。

しばらく置いても、鍼が入ってる感じがしないよ~ん!

さて、耳に深くかかわる臓器がある。

 

 

 

そら豆じゃないよ。

腎臓。

東洋医学の『腎』と西洋医学の『腎臓』の働きは

若干異なる。

共通なのは尿の生成。

東洋医学の『腎』ではもう1つ大事な働きがある。

それは『成長』。

ヒトのあらゆる器官や臓器を成長させるには、

腎の働きがかかせない。

ということは、腎の働きが衰えると、

器官や臓器の機能の『老化』があらわれる。

難聴や耳鳴りなど耳のトラブルは老化によって生じることもあるので、

腎の機能に働きかけるツボへの鍼灸もかかせない。

 

 

 

 

 

 

 

 

背中には『腎兪 じんゆ』というツボがある。

ここに鍼やお灸をして、臓器の『腎』に働きかける。

 

 

 

 

赤いラインは『足少陰腎経 あし・しょういん・じんけい』という経絡。

この経絡は腎にもつながっているので、

この経絡上のツボを使うこともある。

これは東洋医学の考え方であり、

実際に腎が病んでいることではない。

ご注意を!

 

 

 

 

耳の中にもツボがいっぱい。

『耳は全身の各部位とかかわりがある』と、

東洋医学では考えてる。

耳たぶは頭と顔、耳の端は腕、その内側は脚と体幹、

耳の中央は内臓、と関連してる。

 

 

おっとっとー、ずいぶん話し込んでしまった。

次回は鼻の症状に働きかけるツボたちを紹介するよ~ん。

 

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち①~目

 

縦割りした眼球。

レンズの働きをしているのが、水晶体。

水晶体の周りには、毛様体筋(もうようたい・きん)という筋肉がある。

毛様体筋の伸び縮みにより、水晶体の厚みが変わり、

遠近調節(=ピント)を行っている。

 

 

さらにグロテスクな絵で申し訳ない…。

右眼を外側からみた図。

上下、左右、斜め、といろんな方向に眼球を動かし、

顔を動かさなくても広範囲に見ることができるのは、

頭蓋骨からたくさんの筋肉が眼球にくっついてるから。

 

 

バスや電車に乗ると、

ほとんどの乗客がスマホを見てる。

あなたは1日どれくらいスマホを見てる?

 

 

スマホやパソコンなど長時間、近くのものばかり見ると、

毛様体筋が疲労し、

ピントを合わせるまでに時間がかかるようになる。

見るものがぼやける、目が充血する、痛みが生じる、などの目の症状だけでなく、

首こりや肩こりなどの症状も伴いやすい。

 

 

 

睛明(せいめい)、承泣(しょうきゅう)、瞳子髎(どうしりょう)、

四白(しはく)、攅竹(さんちく)、絲竹空(しちくくう)、陽白(ようはく)。

目の症状に働きかけるツボは、目の周辺にたくさんある。

お灸はできないので、小さくて細い鍼をちょこんと置く。

目が疲れたときには、ツボ押しも気持ちがいい。

 

 

 

翳風(えいふう)、完骨(かんこつ)、風池(ふうち)、

天柱(てんちゅう)、瘂門(あもん)、風府(ふうふ)…。

うなじにあるツボ。

目の症状があるとき、首こりの激しい方が多い。

これらのツボに鍼やお灸をして、こりを取ることも必須!

 

 

 

肩井(けんせい)、肩中兪(けんちゅうゆ)、肩外兪(けんがいゆ)、

曲垣(きょくえん)、天髎(てんりょう)…。

肩周辺にあるツボ。

うなじの筋肉は肩までつながってるものもあり、

肩のこりを取ることも必須!

 

 

全てのツボに鍼やお灸をするわけではないけれど、

目の症状にかかわるツボは、たくさんあるんだなぁ…。

次回は、耳の症状に働きかけるツボたちを紹介するよ~ん!

さぁて、おまけの話。

 

 

 

九州南部が梅雨入りし、

九州北部の福岡ももうすぐ!

慌てて庭の草むしりをした。

見て見ぬふりをしていたので、雑草が伸び放題!

45ℓのごみ袋が3袋!

すっきりとした庭にあじさいが映えるなぁ~。

 

履き心地と機能が肝心!その②~こだわりの愛着品⑤

 

 

中国最古の医学書『皇帝内経 こうていだいけい』。

紀元前4-5世紀頃から100年頃までにまとめられた。

多くの医学者が治療経験に基づき、書いた本。

中国の気候風土や社会環境の違いにより、

発生しやすい病気は各地で異なり、

治療方法も地域によって異なった。

そんな記述がある。

 

 

東方の海岸地方では、オデキができやすく、

へん石と呼ばれるメスで切開する治療が発達した。

西方の砂漠地帯では、内臓の病気になりやすく、

薬物を煎じた液(漢方薬)が発達した。

北方の高原地帯では、冷えからくる内臓の病気が生じやすく、

灸による温熱療法が発達した。

南方ではけいれんを伴う痛みやしびれが生じやすく、

鍼治療が発達した。

中央では、手足が萎えて冷え、頭がのぼせる病気や、

慢性の悪寒発熱病が多く、

整体療法や按摩療法が発達した。

 

 

コトーが鍼灸の修行で中国に留学中のこと。

テレビの天気予報を見ていたら、北はダウンジャケットのマーク。

南は半袖Tシャツのマークだった。

本土が広い中国ならではの、医学の発展の仕方だと思う。

 

 

そんな中医学が日本に伝わったのは、562年。

中国の僧侶が仏典ともに医学書を携えてやってきた。

そして、江戸時代(1603年~1868年)に入ると、

お灸は伝統医療として、広く庶民に浸透した。

お灸をしている姿が、浮世絵の題材にもなっている!

日本の鍼灸の歴史も長い!!!

 

 

その江戸時代の末期、1865年創業の履物店に行ってきた。

ずーーーーーーーっと欲しかった物をゲットしたよー!!!

 

 

 

 

下駄。

下駄の台はいくつも種類があり、

ビギナー・コトーは黒塗りのスタンダード・タイプを選んだ。

雨をはじいてくれる!

たくさんある鼻緒の中から、1セット選び抜くのも時間がかかった。

その場で鼻緒を下駄の台に取り付けてくれる。

外を試し履き…。

慣れてないから、脚がカックンカックン…。

 

 

靴って履き続けると、自分の足に馴染んで履きやすくなるが、

それは形が崩れるってことで、靴底のゴムの減り方も偏る。

下駄は右と左と決めずに、左右を履き変えれば、

鼻緒の型崩れはしにくい。

下駄の脚は均等に削れる。

 

 

底の鼻緒の留め部が擦れるくらい脚が削れたら、

新しい台に鼻緒を付け替え、

使い切った台はお風呂の焚き木として使われていた。

全てを使い尽くす…。

先代の日本人の知恵なんだなぁ…。

 

 

最近購入したお気に入りの靴。

1時間も履いていると、右足が痛くなっちゃう。

靴屋に行った。

「土踏まずがありませんねぇ。

この靴の特徴として、

中敷きの土踏まずの部分の盛り上がりが強く、

それに足が対応しきれないようですね。

痛いからといって、靴ひもを緩めてしまうと、

靴の中で足が動き、痛みを助長しかねません。」

 

 

土踏まずは、指を曲げる筋肉でできている。

ということは、足指の筋肉が衰えているってことー!?!?!?

思い当たる節はある。

 

 

 

 

2017年10月06日のブログ、

『履き心地と機能が肝心!こだわりの愛着品④』で紹介した草履。

室内用として愛用。

冬は指先が寒いから、スリッパ・タイプのサンダルを履いていた。

草履や下駄は足指を使わないと脱げちゃうから、

履いて歩くだけで、足指の筋肉トレーニングになる。

冬の間、草履を履かなかっただけで、退化しちゃったのぉ~~!

情けない…。

ということで、室内の草履復活!

着物を着るわけではないが、

コトーの普段着に下駄は合いそうなので、

外では下駄を履いて、さっそうと足指を使うぞぉー!!!

 

ちなみにツボ~門出編

入学、就職…。

この時期は真新しい制服に鞄に靴を身にまとった1年生がまぶしい。

思い起こせば、幼稚園の門をくぐったのを皮切りに、

オルガン教室の門、小学校の門、エレクトーン教室の門、

絵画教室の門…と、幼少の頃から学業や習い事に励んできた。

なんてウソウソ。

熱い情熱なんて、なかったなぁ…。

 

 

勉強は苦手だったけれど、

理学療法士の国家資格を取るために、

養成校の門をくぐった。

受験勉強がつらくて、

国家試験なんて2度と受けないぞ!!!!!って

強く思ったのに、20年後には鍼灸師の養成校の門をくぐり、

鍼灸師の国家試験も受けた。

1日11時間の試験勉強…。

毎朝起きる度に思うことは、もう勉強したくない…。

 

 

しかーし、鍼灸師の仕事をしている今のほうが勉強している気がする。

あの頃よりも勉強時間は短いが、内容が濃い?!?

患者さんの症状に対して?と思うと、医学書をパラパラ…。

治療に対して?と思うと鍼灸本をパラパラ…。

今日もブログのテーマに沿った本が5冊、机の上にのっている。

人様の体を治す仕事に携わり、

「知らなかった」とか「わからなかった」というセリフは極力避けたい…。

 

 

仕事柄、『先生』と呼ばれてしまうことが多い。

その反動なのか、習い事に通い、自分が生徒になって、

『教わる』ことにどっぷりつかるのが心地いい…。

「こんなふうに教えてもらうと、すぅっと理解しやすいんだ」なんて気づき、

仕事にいかせることも多い。

 

 

さてさて、鍼やお灸に用いるツボの話。

メジャーな経絡は14本。

経絡の上にのっているツボは全部で361個。

ちなみに、名前に『門』がつくツボは、なっなんと22個もある!

 

 

 

 

耳の前にあるツボ『耳門 じもん』。

突発性難聴や急性耳鳴りを治すときに用いられ、

『耳の門戸』という意味で『耳門』と名付けられた。

 

 

 

 

肩甲骨と背骨の間にあるツボ『風門』。

体が弱っているとき、ここから風邪(ふうじゃ)(カゼの邪気)が入り込むため、

『風門』と名付けられた。

悪寒がしてカゼを引いたかも…って思ったときに、

ここを温めるとカゼが体の芯に入り込まずに退散しやすいよ!

 

 

 

 

手首にあるツボ『神門 しんもん』。

『神 しん』は精神活動のすべてを支配し、

ヒトの生命にとって最重要なもの…と、東洋医学では考えている。

このツボは神気(神のエネルギー)の出入口であり、

『神門』と名付けられた。

情緒の安定や自律神経の調整に用いられる。

 

 

久々のツボの話。

ツボの由来を知ると、そのツボの効能も理解しやすく、おもしろいなぁ…。

ところで、この4月でコトー・ブログは9年目の門をくぐった!

難しい話やしょーもない話にも目を傾けていただき、

本当にありがとさんです!!!

いろ~んなことをいろ~んな視点でコツコツと発信できたらなぁ…と思います。

これからもよろしくです!

 

 

コツコツといえば…、

この4月でお灸教室は7年目の門を地道にくぐった。

5月1日(火)には福岡市介護実習普及センター主催のツボ押し講座の講師をする。

このセンターは福岡市市民福祉プラザ(福岡市中央区荒戸)の3階にある。

テーマは『介護疲れを解消するツボ押し!』。

前職の理学療法士をしているときには、馴染み深い施設。

そこからの講師依頼は感慨深く、燃えちゃうよ~!!!

興味のある方はどうぞご参加ください。

詳しくは院外活動ページあるいは、

福岡市介護実習普及センターのホームページをご覧ください。

 

パッケージの世界をテクテク散歩!

 

北九州イノベーションギャラリーで開催中の

『パッケージ展』へ行ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうそうそう。

底がこんなふうに簡単にたためるダンボールが

いつのまにか流通してる。

 

 

 

 

そうそうそう。

プラスチック製だけでなく、古紙製の卵ケースも流通してる。

パッケージは、いろーんな素材かつ、いろーんな形に

進化してるんだなぁ…。

 

 

納豆やカップラーメンなどについてる小袋の液体や粉末。

切込みがあり、うまく力を入れないと直線に切れず、

中味を出せないときがあった。

今はシュッと直線に切れる!

切込みがなく、『こちらから切ってください』と書かれた側から、

力を入れずに切れる袋も登場!

 

 

このことに気づいたとき、

商品の改良に取り組む情熱に関心したなぁ~。

 

 

缶切りを使わずに缶詰を開けられるようになったのは、いつだろう…。

最初の頃はフタの端で指を切ることもあったが、

今はない!

フタを開けるときに、フタの端が丸まるように開発され、

指を切ることがなくなった…。

ラジオで聞いたことがある。

すごいっ! すごいっ!

おっ?

 

 

 

 

おもしろそうっ!

 

 

 

 

うっ、コントローラーの操作が難しい。

片方の前輪ばかり動いてしまい、

なかなか前進あるいは後進できない…。

パレットに車体前部のフォークを刺しこむまで、5分!

 

 

 

 

慎重にパレットごと取り出ーしーてー、

 

 

 

 

下段へ荷箱を移すのに更に5分!

隣でチャレンジしていた小学生も苦戦していた。

おっ?

 

 

 

 

お店ごっこをしていた頃、物を包むのが大好きで、

将来はデパートのチョコレート売り場で働きたいと思ってた。

 

 

 

 

やってみるぞっ!

 

 

 

 

かっこよくは包めなかったが、

写真に撮ったら、それなりに見えるなぁ~。

包むといえば…。

 

 

赤いラインは『手闕陰心包経 て・けついん・しんぽうけい』という経絡。

胸にあるツボ『天池 てんち』から始まり、腕の前を通り、

中指にあるツボ『中衝 ちゅうしょう』で終わる。

 

 

この経絡は心包にもつながってる。

心包は、臓器の『心 しん』(心臓)を包む膜のようなもの。

東洋医学では、『心』は『君主の官』ともいわれ、

全身の器官のリーダー。

その大事な『心』を、心包は保護してる。

この経絡上にツボは片側9個。

 

 

 

 

鍼灸でよく用いるツボは『内関 ないかん』。

手首の近くにある。

イライラ感や不安感などの情緒の安定や、

自律神経の調整をはかる。

つわりのときには、ここへのお灸もおすすめ。

コトーは乗り物に酔ったときに、

ツボ押しをすると楽になる。

『内関』の活躍の場は広い。

 

 

おおっ、話が反れてしまった。

コトーは常に進化したいと思ってるので、

このような展示会に触れると、触発されるなぁ~~~。

仕事に限らず、たんたんとこなしてる家事だって、

ちょっとやり方を変えるだけで効率がよくなることがあり、

それも自分の中のちっちゃな進化だと思う…。