コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

お灸教室で、のほほほほ~ん!

今年の4月から始めたお灸教室も昨日で4回目。

回を重ねるごとに、私も流暢な話しぶりになってきました!

(ウソウソ…!)

5月のテーマは『疲れやすさ・だるさをとって軽くなろう!』でした。

この時期、当鍼灸院に来られる方も、

「なんか、昼間、ぼーっとして眠い…」

「たいしたことをしていないのに、とっても疲れる…」と、

話す方が多いです。

地方によって違うと思いますが、5月の福岡は、

初夏のように気温が上がる日もあれば、

ちょっと肌寒い日もあります。

1日の中でも朝晩と昼間の気温差があり、体温調節が大変です!

私たちの体の中で、体温調節をするのは『自律神経 じりつしんけい』。

自律神経には、『交感神経』と『副交感神経』があります。

太陽の光を浴びて目が覚めてくると、

交感神経がぐぃーんと働いてきて、体温が上がり、活動しやすくなります。

逆に、夜になると副交感神経がぐぃーんと働いてきて、

体温がちょっぴり下がり、活動が鈍くなり、眠くなってきます。

この時期、気温差の激しい日が続くと、自律神経もお疲れ!

交感神経と副交感神経のスイッチが切り替わりにくくなり、

昼間、交感神経にがんばってほしくても、副交感神経ががんばっていて、

「なんとなく眠い…」

「なんとなくだるい…」

そんな感じがすることもあります。

当院のお灸教室では、

台座灸と、

棒灸(皮膚から3~5センチ離して温めます)を使って、

参加者の皆さんとお灸をしています。

疲れにくい、だるくなりにくい体になるために選んだのは、

手のひらと足の裏にあるツボ。

台座灸や棒灸をすると、

じんわりと体の中まで温かさが伝わり、

エネルギーが補充されていく感じ…。

参加者の皆さんは、無言でこの温かさにひたっています。

お灸は熱い!と思われがちですが、

参加者の皆さんが気持ちよさそうにお灸をする姿を見るのは、

鍼灸師として、とてもうれしいです!

庭のあじさいも咲き始め、福岡ももうすぐ梅雨。

むくみやすい方は、この時期、更にむくみやすい方がいらっしゃいます。

6月のお灸教室のテーマは、

『むくみをとってスリムになろう!』です。

6月12日(火)と17日(日)の10:00~11:30に

当鍼灸院でしまーす!

興味のある方は、左のカテゴリーの『お灸教室のご案内』をご覧下さい。

近々、ブログでも『むくみ』について書いてみようと思いまーす!

『疲れやすさ・だるさ』の話・その2

前回に引き続き、『疲れやすさ・だるさ』の話のはじまり、はじまりぃ~!

今日は『疲れにくさ』に注目してみようと思います。

               *

「こんなに忙しいのに、そんなに疲れていないなぁ…」

不思議に思うことがあります。

例えば、ここぞっ!という仕事の真っ只中。

どんなに不規則の生活であっても、脳ミソも体もフル回転!

ただ、これには落とし穴があり、

その大事な仕事がクリアできた直後に、風邪を引いたり、

どっと疲れやだるさが押し寄せてくる!

本来、私たちは朝目覚めると交感神経(自律神経の1つ)がぐっと働き、

体も心も活動的になります。

夜になると、副交感神経に切り替わり、

リラックス・モードになり、スムースに眠ることができます。

このサイクルが乱れ、体が活発になる交感神経が長く働くと、

脳ミソも体も「疲れたぁー!」とSOSを送っても、

当の本人は大事なことをクリアするのに手一杯で気づかない…。

こんな時は、『疲れにくい』のではなく、『疲れに気づけない』状態ですね。

ちなみに、副交感神経が長く働く…、例えば寝すぎるとどうなるでしょうか。

目が覚めても、交感神経へのスイッチが切り替わりにくく、

ぼやーっとだるさを感じます。

                *

私の場合、『疲れにくさ』と『季節』はとても関係が深いですね。

夏は代謝がよく、ぱっぱか動いても疲れにくい!

冬はぐぐーんと代謝が落ち、疲れやすいとまではいかなくても、

動きが鈍い!

                *

基本的なことですが、3食バランスのとれた食事を取り続け、

睡眠もそこそこにとれているときは、疲れにくい!ですね。

                *

ところで、

筋肉の硬くなる原因って何が考えられるでしょう。

すぐ思いつくのは、スポーツなど運動のしすぎでしょうか。

実は、筋肉は使わなすぎても硬くなり、

筋肉自体が疲労しやすくなります。

日々、ほどよく動いていると、

筋肉の柔軟性や筋力が保て、疲れにくいですね。

年齢とともに筋肉も老化してくるので、

若いときのように疲れない!わけではないですが…。

(あっ! 自分のことです)

                 *

2回続けて『疲れ・だるさ』について書いてみました。

生理前や生理中、二日酔い、貧血、胃下垂、低血圧、冷え症なども

影響することがあり、

『疲れ・だるさ』の原因はたくさんありますね。

「動けないほど体がだるいのに、病院での検査では異常がない…」

そんな方が鍼灸院に来られるときがあります。

鍼灸治療では、『疲れやすさ・だるさ』の原因を見極め、

原因の一つひとつを解消するツボに鍼やお灸をします。

                *

5月8日(火)と5月20日(日)のお灸教室のテーマは、

『疲れやすさ・だるさをとって軽くなろう!』です。

筋肉の疲労、脳ミソの疲労(=頭の使いすぎ)、自律神経の乱れなどを

解消するツボへのお灸とツボ押しを参加者の皆さんとします。

当鍼灸院で、のほほほほ~としているお灸教室です。

興味のある方はお気軽にご参加下さい。

お灸教室のご案内は3月29日のブログでご紹介しています。

                *

今日からゴールデン・ウィークの方が多いのでしょうか。

ステキな連休になりますように!

『疲れやすさ・だるさ』の話・その1

4月は入学、就職で環境ががらりと変わったり、

新入社員が入ってきて、自分の立ち位置が変わったり…。

なにかしら変化がつきものの『月』ですね。

その変化に慣れようと踏ん張ってきて、

5月に入ったら「なんか体が疲れやすい…、だるい…」と

感じたことはありませんか。

今日は、その『疲れやすさ・だるさ』について考えてみようと思います。

               *

『疲れやすい』 『だるい』って、なんじゃらほいほいほい?

調べてみると、大きく5つに分かれるそうです。

1つ目は、筋肉疲労。

長時間の仕事や運動で、筋肉に疲労物質がたまり、

筋肉が硬くなりスタミナもなくなって、すぐ疲れちゃう!

2つ目は、血の巡りの悪さ。

血の巡りが悪いと、

血液によって運ばれる酸素やエネルギーも不十分となり、

だる~くなってきます。

1つ目の『筋肉疲労』で筋肉が硬くなっても血の巡りが悪くなります。

3つ目は、脳の疲労。

脳を使いすぎると、脳のエネルギー源であるブドウ糖やアミノ酸が減って、

集中力が低下。

その状態が長いと、脳を活発にする脳内物質も減って、

だるだる~な感じになります。

4つ目は、自律神経の乱れ。

自律神経は、体を活発にする『交感神経』と、

体を休ませる『副交感神経』があります。

ストレスなどで緊張状態が続くと、

この『交感神経』と『副交感神経』の切り替えがうまくいかなくなります。

日中は本来『交感神経』が活躍しますが、

『交感神経』へのスイッチが切り替わらないと、

日中でも『副交感神経』が働き、体は休みモードのまま。

だる~く感じるときがあります。

5つ目は、体の栄養不足。

無理なダイエットや偏食が続くと、

体を動かすもととなるエネルギーが足りなくなり、

だるだるだるだる…。

               *

5月は、急に初夏のように暑くなる…など、気温の変化が大きいですね。

体温を調整する自律神経が気温の変化についていけず、

自律神経が乱れて、疲れやすく感じることもあるようです。

               *

普通に仕事をして、普通に日常を過ごしていても、

心当たりがあるようなことばかりですね。

次回のブログでは『疲れにくい』ということに注目してみようと思います!

よろしくでーす!

               *

ところで、当鍼灸院では今月からお灸教室を始めました。

5月のテーマが『疲れやすさ』と『だるさ』。

ご自分でのお灸やツボ押しで、疲れやすさやだるさを軽くしてみませんか。

5月8日(火)と5月20日(日)にお灸教室をします。

詳しくは3月29日のブログをご覧下さい。

『肩こり』の話

鍼やお灸のイメージってどんな感じでしょう?

痛い? 熱い?

このマイナスのイメージを払拭して、

鍼灸の良さを少しでも多くの方に伝える何かがしたい!

ずーっとそんなことを考えてきました。

今日から当鍼灸院でお灸教室を開催し、

その第一歩が踏めたかな…と思います。

              *

第1回目のテーマは『首こり・肩こり』。

お灸教室は参加者の皆さんと一緒にツボ押しとお灸をします。

使うツボの数は最小限にして、

ゆったりとした内容にしたいと思っています。

しっしかし、今回は多かった!

ツボ押しに選んだツボは6個。

台座灸(だいざきゅう)と棒灸(ぼうきゅう)に選んだツボは7個。

首、肩、背中、腕にあるツボです。

              *

今回選んだツボが多かった理由は2つあります。

1つ目は、首こり・肩こりの原因はいろいろある!ということ。

長時間のパソコン操作で、目が疲れて首がこる。

腕が疲れて肩がこる。

同じ姿勢を長く続けて首だけでなく、背中一面がこる。

内臓の不調から首がこることもあります。

原因によって鍼灸に使うツボが変わります。

               *

2つめは重力と筋肉と骨格の関係。

私たちは地球に住み続けるかぎり、

重力に抗して活動します。

ある程度筋力があり、

たくさんの筋肉が協調して動かなければ

起き上がることも、腰掛けることもできません。

頭が首を支え、背中が首を支え、肩が腕を支え、

脚が骨盤を支えています。

                *

今日のテーマの『肩こり』に注目してみると…、

肩を構成するのは背骨と鎖骨と肩甲骨と腕の骨と、

それらにひっついている筋肉たち。

「肩の筋肉がこっていて動かしにくい」

「痛くて動かせない」

そんな時、ヒトは無意識に他の部位で、その動きをカバーします。

痛い状態が長いほど、カバーしている部位も根を上げてきて、

また別の部位でカバーする…。

そうなると鍼灸治療する範囲は広がってきます。

どんな症状でも、早めの対処が大切なんですね。

                *

今日のお灸教室で、

背中など自分でお灸ができないツボには、

2人ペアになって、お互いにお灸をしあって頂きました。

「やっぱり、人にやってもらうほうが気持ちいいねぇ~」

そのような声も聞かれました。

お灸にしみじみとひたって頂き、

参加者の皆様、ありがとうございます!

               *

お灸教室は、毎月 第2火曜日と第3日曜日の

10:00~11:30に開催しています。

次回は、4月15日(日)で、

テーマは、『肩こり・首こりをほぐそう!』です。

その次は5月8日(火)で、

テーマは『疲れやすさ・だるさをとって軽くなろう!』です。

お気軽にご参加下さい!

詳しくは3月29日のブログをご覧下さーい。

健康のバロメーター 『地倉 ちそう』というツボ

食べすぎたり飲みすぎた後に、

口角(唇の両端)の皮膚が荒れていたことはありませんか。

胃を覗き込んでいないのに、

「あーっ、胃に負担をかけてしまった…」って思いますよね。

               *

いきなり、グロテスクなツボ・モデル君の顔写真!

口角の横には、『地倉』というツボがあります。

ええっと…、鍼灸本によると、

『地』は土地のこと。

『倉』は食べ物を貯蔵すること。

古代中国人は、額(ひたい)を『天の庭』に例え、

頬(ほお)を『地』に例えたそうです。

頬と歯の間に食べ物がたまった様子を『倉』といったことから、

この名前がつけられました。

このツボは、『足の陽明胃経 ようめい・いけい』という

経絡の上にのっています。

名前のごとく、この経絡は、胃の働きにも関係しています。

               *

グロテスクなツボ・モデル君アーップ!

『足の陽明胃経』は、黄色の線です。

目の下の『承泣 しょうきゅう』というツボから始まり、

首の前、胸、おなか、太ももの前…と、

ずずずーっいと下ります。

膝から下のツボ・モデル君。 見づらい写真ですみません。

足の人差し指のツメの横のツボ『厲兌 れいだ 』で終わります。

途中、むこうずねに『足三里 あしさんり』というツボがあります。

胃の調子を整える時に、このツボに鍼やお灸をします。

               *

鍼やお灸って痛みやこりだけでなく、

内臓の調子も整えるんですよーっ!!!