コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

【不眠】コトーの鍼灸治療プラス~脳と体をリラックスさせる。

脳が緊張して眠れない…。

寝る直前まで、いろいろと考え込んだり、物事に熱中すると、頭がさえきって眠れない。寝室が暑い、寒い、枕が合わない、肩が痛い、腰が痛い、など不快なことがあると、脳も緊張して眠れない。

鍼とお灸で脳と体をリラックスさせる。

東洋医学では、体と心は一体ととらえている。体の機能は、感情を含めた精神活動に影響を与える。逆に、精神活動も体の機能に影響を与える。そのため、鍼やお灸で使うツボは、体に働きかけるツボだけでなく、精神活動(心 こころ)に働きかけるツボもある。

首こりや肩こり、腰痛など体の不調が不眠に結びついている場合は、それらを解消する鍼やお灸をして、体をリラックスさせる。不安感や落ち込み、イライラ感など感情が不眠に結びついている場合は、それらを解消する鍼やお灸をして、感情をおだやかにする。体と感情がリラックスすると、脳の緊張はほどけやすい。

セルフお灸は、『失眠 しつみん』というツボがおすすめ。ツボの取り方動画を、記事の最後にのせておくよ~ん。

体内時計が乱れて眠れない…。

ヒトの体には『体内時計』があり、脳でコントロールされ、24~25時間周期で変化する。一定の時刻がくると眠くなり、一定の時間眠ると目覚めるのは、『体内時計』のおかげ。夜更かしや朝寝坊をし続けると、このリズムが乱れ、眠くなる時刻がずれ、寝つけなくなる。この『体内時計』はヒトによって異なり、遺伝に基づく。

何時ごろに起き、何時ごろに寝ると、目覚めている時間がご機嫌か?自分の『体内時計』のサイクルを把握し、そのサイクルをできるだけ崩さない。それが、不眠の対策と予防であり、質のいい睡眠や充実した活動(目覚めている時間帯)につながるのかな…。

 

【目の疲れ】コトーの鍼灸治療~目の疲れをとる3つのポイント

1.首こり・肩こりを解消し、脳(目)への血流を促す

目の疲れを訴える方のほとんどは、頑強な首こり・肩こりの持ち主。

首のコリは、うなじに強く感じやすいが、そんな時は、首の横や前の筋肉もこわばっている。首の後ろ・横・前の、こわばった筋肉たちを、鍼やお灸でしっかりほぐす。

肩を動かす筋肉もたくさんあり、頭蓋骨や背骨、鎖骨、肩甲骨、上腕骨(=腕の骨)に付いている。こわばった筋肉を見つけ出し、1つ1つ、丁寧に鍼やお灸でほぐす。

そうすることによって、滞っていた肩-首-脳の血の巡りが改善し、目への血流も促される。

 

2.目の周辺のツボに鍼を置き、更に、目への血流を促し、目を動かす筋肉たちの緊張もほぐす

右目を外側から見たイラスト。

目を動かす筋肉はたくさんある。

 

目の周辺には、たくさんのツボ(赤丸)がある。

これらのすべてではないが、短くて細い鍼をちょこんと刺す。皮膚と水平に刺すので、違和感はない。目を動かす筋肉に鍼をするわけではないが、目の周辺の血流が促されて、こわばった筋肉もほぐれやすい。

 

3.心身の過緊張をほぐし、エネルギーを補充する

目の疲れを訴えて鍼灸治療に来られる方は、心も体も疲れ切って過緊張になっている方が多い。心と体がどのように調子を崩しているのか見極め、それに合ったツボに鍼やお灸をして、心身のリラックスをはかる。

 

脚のすねにある足三里(赤矢印)や、

 

足の裏にある湧泉(ゆうせん)(赤矢印)など、エネルギーを補充するツボがあるので、それらを使って、不足しているエネルギーを補う

 

気をつけてほしいこと

目を酷使すると、目の疲れだけでなく、ドライアイや視力低下などの症状が出てくることもある。また、中高年になると、白内障(はくないしょう)や緑内障(りょくないしょう)など、目の病気になりやすい。目を酷使する方や中高年の方は、定期的に眼科で検査を受けよう。

 

福岡県福岡市にある女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。

【梅雨バテ②】【夏バテ】湿邪と暑邪と寒邪による症状(だるさ・むくみ・片頭痛・のぼせ・胃もたれ・食欲不振・疲れやすさ・夏の冷え)への鍼灸治療

梅雨と猛暑の不調は、湿邪(しつじゃ)と暑邪(しょじゃ)と寒邪(かんじゃ)が引き起こす

気候の変動が激しいと、体の抵抗力が落ち、体調を崩したり、病を引き起こすことがある。東洋医学では、『外感病 がいかんびょう』という。

『外感病』の原因には、『風邪 ふうじゃ』『寒邪』『暑邪』『湿邪』『燥邪 そうじゃ』『火邪 かじゃ』がある。

湿度の高い日が続く梅雨に、体の抵抗力が落ちると、『湿邪』の影響を受けやすくなる。そして、高温の日が続く夏に、体の抵抗力が落ちると、『暑邪』の影響を受けやすくなる。本来、『寒邪』は、冬に登場するが、効きすぎた冷房や、冷たい飲食物の摂りすぎで、夏にも登場するようになった。

 

湿邪が引き起こす症状(体が重だるい、むくむ、下痢をする、関節が痛い、など)の鍼灸治療

赤いラインは、『足太陰脾経 あし・たいん・ひけい』という経絡。体内では、臓器の『脾』とつながる。

湿邪によって、この経絡の中を流れる気(=エネルギー)と血(けつ)(=栄養)が滞り、『脾』の働きが鈍くなる。経絡の上にあるツボへ、鍼やお灸をして、『気』と『血』の流れと『脾』の働きを促し、湿邪による症状を緩和させる。

 

気温や気圧の変動が激しい梅雨に起きやすい『片頭痛』の鍼灸治療

 

赤いラインは、『足少陽胆経 あし・しょうよう・たんけい』という経絡。この経絡は、側頭部を行ったり来たりしているのが特徴。片頭痛では、こめかみが痛くなるので、『足少陽胆経』の上にあるツボに、鍼やお灸をする。

片頭痛持ちさんは、首こりや肩こりを伴っている方が多い。鍼やお灸で、首や肩のこわばった筋肉をほぐすことも必須!

 

暑邪による『のぼせ』の鍼灸治療

更年期に『のぼせ』や『ホットフラッシュ』の症状があると、夏に熱がこもって、症状がきつくなる方がいる。熱を外に出す作用のあるツボを 使って、夏の『のぼせ』を解消する。

 

暑邪と湿邪による『胃もたれ』『食欲不振』の鍼灸治療

暑邪に湿邪を伴うと、胃腸の調子を崩しやすい。

赤いラインは、『足陽明胃経 あし・ようめい・いけい』という経絡。体内では、胃につながっている。

この経絡上のツボに鍼やお灸をして、胃腸の働きを整え、胃もたれや食欲不振など胃腸のトラブルを解消する。

 

湿邪と暑邪による『疲れやすさ』の鍼灸治療

関連記事 【梅雨バテ①】自律神経の乱れが引き起こす『だるさ』『疲れやすさ』『眠気』のセルフケア で紹介したセルフケアをしても、なかなか『疲れやすさ』が取れない時は、エネルギーを補給するツボに鍼やお灸!

 

セルフお灸をするなら、足の裏にあるツボ『湧泉 ゆうせん』がおすすめ。ツボの位置を間違えやすいので、関連動画 【動画で見る!ツボの取り方】疲労回復のツボ「湧泉」 を見てね。

手のひらにも、疲労感や夏バテ解消のツボがあるけれど、まだ、ツボ取り動画を撮っていなかった!撮ったら紹介するよ~。

 

寒邪による『夏の冷え』の鍼灸治療

筋肉は動かすと熱を作る。冷え症さんは、筋肉量が少ない方が多く、体の中から熱を作り出しにくい。炎天下で体を動かすのはきついが、冷房が効いた部屋では、できるだけ体を動かし、筋肉を使おう!

湿邪を伴う寒邪は、お腹や下肢を冷やす。

東洋医学から見た『元気なおなか』は、少し盛り上がり、弾力性がある。おなかがへこみ、硬い、あるいはプニョプニョ柔らかすぎ、冷たい場合は、『気(=エネルギー)不足』と『冷え』が考えられる。

 

ツボモデル君の背中を温めているのは、棒灸(ぼうきゅう)。モグサを固め、和紙でくるみ、タバコ状にしたお灸。皮膚から少し離して温める。

この棒灸を使って、しっかりお腹を温め、気不足と冷えを解消する。

効きすぎる冷房では、足元が一番冷えるので、先ほど紹介したツボ『湧泉』のセルフお灸もおすすめ。

湿邪が加わった暑邪は、暑邪単独よりも手ごわい!高温・高湿のこの夏は、今までの夏以上に、体調管理に気を配ろう!

 

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福岡県福岡市にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。

【梅雨バテ①】自律神経の乱れが引き起こす『だるさ』『疲れやすさ』『眠気』のセルフケア

自律神経の働き

心臓の拍動・呼吸・体温維持・消化・排泄などの、『生きる上で必要な機能』を、自律神経は調整している。そんな重要な役割をしているので、自律神経は、自分の意志ではコントロールできない。環境などの状況に、体が順応できるよう、年中無休で、『各々の臓器や器官の機能』に働きかけている。

 

自律神経の種類

自律神経には、『交感神経』と『副交感神経』がある。『交感神経』は主に、日中、活発に活動する時に活躍する。『副交感神経』は主に、夜間、体と心をリラックスさせる時に、活躍する。2つの神経は、相反する仕事をしている。

 

自律神経による、睡眠と覚醒のリズム

夕方から、徐々に『副交感神経』の働きが強まり、徐々に『交感神経』の働きが弱まり、体と心を休ませる。朝になると、逆に、『副交感神経』の働きが弱まり、『交感神経』の働きが強まり、体も心も活動的になる。

 

自律神経による、体温維持の調整

人間は、恒温(こうおん)動物であり、気温が変化しても、体温は、脇の下では36.0~36.7度ぐらいに保っている。

暑い時や運動中には、汗腺(=皮膚から汗を出す器官)を支配している『交感神経』の働きが活発になり、汗をどーっと出して、上がりかけている体温を下げる。寒い時には、皮膚血管を支配している『交感神経』の働きが活発になり、皮膚血管が収縮し、体内の熱を逃さないようにする。

 

梅雨の時期の不調

高温と高湿が長時間続く梅雨は、体温調節をしている『自律神経』の負担は大きい。活動のために働く『交感神経』と、休養のために働く『副交感神経』の切り替えがうまくいかなくなる、こともある。

日中、『副交感神経』が働きすぎると、『だるい』『疲れやすい』『昼間なのに眠い』などの症状が出やすい。

 

梅雨バテのセルフケア① 冷房を上手に活用しよう

この時期、例年だったら、福岡の最低気温は、23度。今年は28度。朝、強風でも熱風。一日中、冷房をつけないと、熱中症になってしまう。

『日が当たらない部屋』『日が当たる部屋』『日差しの強い日』『曇りの日』『雨の日』『日が暮れた夜』『就寝時』では、室内の温度と湿度が異なる。『体感温度』だけでなく、室内に置いた湿温計を見て、冷房の設定温度と風量、風向きを検討。扇風機やサーキュレーターを併用すると、『冷やしすぎ』や『冷やしたりない』を防ぎやすい。

冷房を使って、室内の高温と高湿を改善し、自律神経の体温調節の負担を減らそう。

 

梅雨バテのセルフケア② 心地いい眠りをみつけ、実践しよう

自律神経が調整しようとしている、『覚醒』と『睡眠』のリズムが、実際の『覚醒』と『睡眠』のサイクルにマッチしているだろうか…。

コトーは、日中、病院で理学療法士の仕事をし、夜間、鍼灸師の養成学校に通っていた。その頃の平均睡眠時間は、5時間。学校の試験がある期間は3時間。休日に6時間寝ると、「よく寝たぁ~」と感じていた。

数年前まで、自分のベスト睡眠時間は、6時間と思い込んでいた。しかし、休日、目覚まし時計をセットせずに、自然に目が覚めるのは、7時間~7時間半後。足りなかったんだなぁ…。

コトーは、布団に入った途端に寝る。一般的には、あーだこーだ考え事をしながら眠りにつくそうだが、そういった経験はほとんどない。すぐ寝てしまうのは、疲れ切っているから…と聞いたことがあるが、小さい頃からの習慣(?)だからなぁ…。

寝る数時間前に入浴すると、『副交感神経』がゆっくり上昇し、『交感神経』がゆっくり下行し、眠りの質がいい…と本で読んだことがある。コトーは入浴直後に寝る。入浴後、数時間も起きていたら、寝る頃には眼が冴えている気がする。

夜、家事の片付けをし始める頃から、室内の電気をやや暗めにして、行動範囲が狭くなったら、その小さい範囲だけを照らす電気に替える。その頃には、明るすぎるパソコンや携帯電話は極力見ない。

片付けをしながら音楽が聴きたくなったら、ノリノリの音楽や歌が入っている音楽は避け、ゆったりとした音楽を小さな音量で効く。

入浴直前には、簡単なストレッチングをする。

毎日、浴槽につかるが、長湯をすると、浴槽内で寝てしまうので、浴槽につかるのは約3分と決めている。

就寝に向けて、『交感神経』を弱め、『副交感神経』を強める、環境づくりを、それなりにしている。

最近は、目覚まし時計を使わず、起きたい時間に、寝室の電灯が着くようにセットしている。部屋が明るくなると、さっと起きられるのが不思議…。

睡眠に関する本はたくさん出ている。推奨することが自分にも当てはまるかどうかは、実験して、その結果を考察するしかない。

 

梅雨バテのセルフケア③ 体の栄養とエネルギーになるものを食べよう

私たちは、取り込んだ飲食物を消化し、そこから栄養となるものを吸収して、生命を維持し、活動している。

体に必要な栄養素は、糖質(炭水化物)、脂質(脂肪)、たんぱく質、ビタミン、無機質。エネルギー源となる糖質・脂質・タンパク質は、『3大栄養素』という。

おにぎりやどんぶりものなどの『ご飯類』。調理パンや菓子パンなどの『パン類』。ラーメンやパスタ・そばなどの『麺類』。手軽に食べられるが、これらは糖質を多く含み、『糖質過多』になりやすい。

コトーが断然足りないのは『タンパク質』。意識しないと、食卓に、魚・肉・卵・大豆・大豆製品(納豆・豆腐・おからなど)が少ない。少食の上に、食材が偏りがち。たんぱく質になる『いろいろな食材』を少しずつでも調理し、食卓にのせている。

脂っぽいのは苦手なので、『脂質』も足りないかな…。調理法は、『焼く』よりも『蒸す』ほうが好きだし…。サラダや納豆に、亜麻仁油をかける…など、油も摂るようにもしている。

 

梅雨が明けたのは、沖縄だけ。梅雨入りが遅かった分、夏と梅雨が同時に来たような空模様。いつもの梅雨以上に体をいたわって、梅雨を乗り切ろう!

 

晴れたから、散歩に出かけたい、あじさい。

【むくみ】むくみの鍼灸治療②~水分代謝の働きを持つ臓器・経絡・ツボを使った鍼灸治療

 

むくみの鍼灸治療法は、2種類

1つ目は、筋肉のポンプ作用に注目した鍼灸。

長時間、座りっぱなしや立ちっぱなしで、夕方になると脚がむくむけれど、翌朝起きたら、むくみは解消している…。そんな方は、こわばった脚の筋肉を鍼灸でほぐし、筋肉のポンプ作用を復活させて、むくみにくい脚にしたい!

2つ目は、水分代謝の働きを持つ臓器・経絡・ツボに注目した鍼灸。

今回の動画では、2つ目の鍼灸方法を紹介。分かりやすく語ろう!と何度も台本を書き直したが、東洋医学を説明するのは難しい。肺と脾(=脾臓)と腎(=腎臓)の、『水分代謝の働き』が弱まって、体内に余分な水分がたまり、むくみが生じる…って、理解しにくいよねぇ~。

3つの臓器の働きをもっと知りたい方は、下記の関連記事をご覧ください。西洋医学と共通することもあれば、えええっーと驚く働きもあるよ。

なが~~~~い動画を見ていただき、ありがとさんです。小道具(手持ちカード)を作るのに手間取ったが、工作は好きなので、楽しかった!カードが大きく、画面からはみ出しそうになった!ハハハーッ!

福岡県福岡市にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。