コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

2017夏!芸術テクテク鑑賞!

皆さん、自分が住む街のことをどれくらい語れますか?

鍼灸修行で中国に留学中、

留学生によく質問されたことは2つ。

1つ目は、「あなたはどう思う?」

自分の意思をはっきり口に出せるので、これは難なくクリア!

2つ目は、「日本ではどうなの?」

日本にいるときは、自国のことを話す機会が滅多になく、

この質問はしどろもどろ。

自分の住む街のことは、更にしどろもどろだった。

 

 

 

 

 

テクテクテクテク…。

福岡県立美術館に行ってきた。

『コレクション展Ⅱ 特集:風景をとらえる』と題して、

福岡にアトリエをかまえた芸術家の風景画などを展示していた。

 

 

恥ずかしながら、全員を存じ上げなかった。

自分が住む福岡や旅先で、見て聴いて感じたことが

目の前に表現されている。

なんか親近感がわくなぁ…。

 

 

それにしても、ピラミッド展を見ようと思って来たけれど、

内容が違っていたなぁ…。

あっ、ピラミッド展のポスターだ!

あれっ? 今、開催中だ。

へっ? 開催場所が違う?!?

福岡県立美術館ではなく、福岡市博物館だ!

 

 

ということで、

テクテクテクテク…。

福岡市博物館に行った。

 

 

 

 

 

『黄金のファラオと大ピラミッド展』。

約4500年前にピラミッドをつくった王たちの彫刻。

色鮮やかに細かくペイントされた木棺。

黄金のミイラマスク。

展示された約100点は、どれもクオリティーが高い!

長年、発掘調査と研究を続ける吉村作治氏が、

今回のピラミッド展を監修された。

ピラミッドなどの作製にかかわった人々や吉村氏の

深い情熱がずしんずしんと伝わり、

見ごたえのある内容だった。

 

 

テクテクテクテク…。

博物館のロビーに

『オリジナルの兜(かぶと)を作ろう!』というコーナーがあり、

テレビモニターが置いてあった。

誰もいないからちょっとやってみようかな…。

 

 

 

 

 

どう?

兜にホルンとバイオリンとハイビスカスの花をつけてみた。

もうちょっと楽しみたかったが、すぐ子供たちが集まり、

ここまでだよ~ん。

 

 

テクテクテクテク…。

九州国立博物館に行った。

チケット売り場に並ぶと、

見知らぬ女性に声を掛けられた。

「チケットが余っているので、どうぞ使ってください」

ー「えっ、それならチケット代をお支払いします」

「いえいえ、使わないからどうぞ…」

 

 

 

 

 

今日はラッキーだなぁ。

いやっ、まてよ…。

 

 

 

 

 

前売り券を買っていたんだ!

左脚にのせているのは、福岡県立美術館で購入したチケット・ホルダー。

福岡県出身の画家、高島野十郎氏の『蝋燭 ろうそく』がプリントされている。

忘れずにバックに入れたのに、博物館でその存在を忘れたら

どーしようもないでしょー!!!

自己嫌悪……。 ……。 ……。

今日は頂いた特別券で観よう!

 

 

 

 

 

『ラスコー展』。

2万年前、フランス南西部のラスコー洞窟に描かれた壁画。

1940年に偶然発見された。

 

 

 

 

 

ラスコー洞窟の一部を再現したブースがあり、

これは復元された、『背中を合わせたバイソン』。

(ここは撮影OK。)

こんなダイナミックな壁画に囲まれた洞窟を歩いたら、

鳥肌が止まらないだろうな…。

残念ながら、保存のためラスコー洞窟は閉鎖されている。

 

 

テクテクテクテク…。

あっ、美味しそう!

 

 

 

 

 

博物館の玄関先にある、ハスの花。

菩薩様などの仏像はハスの上にのっていることが多いから、

ハスの花も歴史が古そうだなぁ…。

 

 

テクテクテクテク…。

またやって来た九州国立博物館。

 

 

 

 

 

今度は自分で購入した前売り券で観た。

日を改めて同じ展示会を観るのは初めて!

ある程度知識があるので、細部まで見る余裕があり、

新たに気づく点もあるんだなぁ~。

 

 

テクテクテクテク…。

あっ、咲き始めた!

 

 

 

 

 

 

暑さがぶり返していますね。

皆さん、体調を崩されないよう、気をつけてください。

 

心揺さぶられる音楽~2017夏編

 

最近、山下達郎氏の『COME  ALONG  3』が発売された。

40年来のファンだが、持っていないCDもある。

1から3までまとめ買い!

小林克也氏のDJが、曲の合間に英語で入り、

海外のビーチでラジオを聴いている気分になる。

夏だー!

海だー!

タツロー節だーっ!

そんなノリノリのCDがもう1枚。

 

 

 

 

山下達郎氏の『Big  Wave』。

アメリカのサーフィン映画『Big  Wave』のサウンド・トラック盤。

33年前に発売。

その頃は自分も若かった。

夏休みには海やプールに出かけたなぁ…。

夏休みって、何でワクワク・ドキドキ感が強いんだろう。

冬休みや春休みとはケタ違いに、

『何か楽しいことが起こるんじゃないか』と期待していた。

サーフィン音楽といえば…。

 

 

 

 

DefTechの『Howzit!?』。

ラジオをひねったら、DefTechがゲストのトーク番組をやっていた。

このアルバムに収められている、

『One  Day  with  Jake  Shimabukuro』は、ハワイに旅行中、

ハワイ在住のウクレレ奏者、Jake  Shimabukuro氏と作り上げ、

その音源は自分のスマホだと言っていた。

すっ、すごい!

そんなラフさとハワイの空気感がマッチして、心地いい…。

CDのジャケットは、表も裏もかわいい!

 

 

7月は、日が沈んでも蝉の声がけたたましかったが、

8月入ると、夜は虫の音に変わった。

虫の音をバック・コーラスに聴きたくなるのは、

けだるい歌い方をするボーカル。

 

 

 

 

NORAH  JONES氏の『DAY  BREAKS』。

実は長年ジャズが苦手。

アドリブになると飽きてしまい、頭の中は音色よりも考え事に支配される。

申し訳ないが、どーしてもそーなっちゃう…。

しかーし、

このアルバムの特集をラジオで聴いたときは、そーじゃなかった!

いろんなジャンルの要素が入っているのかな。

飽きることなく、最後まで聞き入っちゃう!

もう一人、虫の音をお供に聴きたくなるボーカリストがいる。

 

 

 

 

細野晴臣氏の『HoSoNoVa』。

細野氏といえば、テクノ・サウンド、YMOのイメージが私には強い。

歌声をラジオで聴いたときに驚いた。

ユルユルの歌い方とリズムとメロディー。

肩の力が抜けきれなくなると、このアルバムを手にする。

 

 

そんなにCDを持っていないが、

ラジオで耳にしてCDショップに駆け込むことが多い。

もちろんCDショップで試聴して購入することもある。

今はネットで簡単に膨大な量の音楽を聴くことができるが、

『手に取って耳を傾ける』手間を大切にしたいんだなぁ…。

試聴できないが気になってCDを購入することもある。

ほとんどハズレて、1回しか聴かないが…。

最近、試聴して購入したCDがこれ。

 

 

 

 

小沼ようすけ氏&藤木一馬氏の『Naja』。

2人のギタリストのコラボレーション・アルバム。

2人とも存じ上げなかったが、全曲をパラパラッと試聴し、

面白そう!って思った。

ギラギラの太陽よりも月明りの砂浜がぴったりする。

面白そう!って思った楽曲は、私にとってはスルメみたいなもので、

何度も聴けば聴くほど味が出てきて、

音の拡がりを感じる。

なーんて偉そうなことを書いちゃった!

 

 

お盆を過ぎたら蝉がめっきり減った。

真夏が終わるなぁ………。

 

特集~五臓六腑の力が鍼灸治療を活かす⑤~肺と大腸

 

中国最古の医学書『黄帝内経 こうていだいけい』。

頭脳明晰な『黄帝』という皇帝と、

その師である岐伯の問答形式で書かれている。

 

 

五臓六腑の各々の機能と相互関係について、黄帝が尋ねた。

岐伯は、五臓六腑の働きを宮廷の官職に例えて説明した。

心(しん)(=心臓)の働きを例えるならば、『君主の官』。

心は血液を全身に送るだけでなく、

生命活動と精神活動をつかさどる『神 しん』を蔵し、

臓器の中で一番重要な機関をになっている。

 

 

肺の働きを例えるならば、『相傅(そうふ)の官』。

君主(=帝王)を補佐して政務を処理する最高の官職。

肺はすべての気(=エネルギー)をつかさどり、

臓器や器官、組織などあらゆる生命・生理活動を調整しながら、

心をサポートする。

 

 

 

赤いラインは、『手太陰肺経 て・たいん・はいけい』という経絡。

胸から始まり、腕の前面を下り、親指で終わる。

経絡上にツボは片側11個。

この経絡は肺にもつながっている。

東洋医学でも、肺の機能の1つに呼吸があり、

鍼灸治療では風邪など呼吸器系の症状を治すときに、

この経絡上のツボをよーく使う。

 

 

オレンジ色は『大胸筋』という筋肉。

胸骨と鎖骨と肋骨から、腕の骨についている。

首・肩こりの方はこの筋肉もこりやすい。

 

 

 

 

 

手太陰肺経のツボ、雲門(赤矢印)と中府(黄緑色矢印)は、

この筋肉の上にあるので、

コトーは首・肩こりの鍼灸治療でもよーく使う。

 

 

肺と表裏関係にあるのは、『大腸』。

大腸の働きを例えるならば、『伝導の官』。

伝導とは、上に接して下に伝えること。

消化・吸収された飲食物のカスは、小腸から大腸へ送られ、

水分が吸収され、便となって肛門に送られる。

 

 

赤いラインは『手陽明大腸経 て・ようめい・だいちょうけい』。

人差し指から始まり、腕の外側(=親指側)を上り、

鼻の下から反対側の小鼻の横で終わる。

左右の経絡は鼻の下で交差する。

こんな経絡は珍しい。

ツボは片側20個。

 

 

この経絡は大腸にもつながっているが、

親指の腱鞘炎や肘のトラブルを治すときに、

コトーはこの経絡のツボをよーく使う。

鼻のトラブルのときにも、小鼻の横のツボを使うなぁ…。

 

 

おぉーっ、特集ブログも12個の臓器のうち、残るはあと2つ!

あと2つったらあと2つ!

いやぁ~、このテーマは難しすぎて、簡潔に説明ができず、

申し訳ない…。

コトーが五臓六腑について語るのは100年早かったなぁ…と

痛感している。

でも特集の最終回もがんばるぞっ!

さぁて、おまけの話。

 

 

1ヶ月ほど前、このポーズでストレッチをしながら眠ってしまった。

1つのストレッチに1分もかけていないのに…。

30年間続けているから、床に顔がつき、すぐ眠れちゃうんだなぁ。

目が覚めたらおなかまで床につき、

タコやイカみたいに体がぐにゃぐにゃになっていた。

体を動かせない!

まずい!

ストレッチをしすぎた!

 

 

腕で床を押しながら上半身を起こし、

横に開ききった脚を手で持ち上げて、前に移動させた。

なんとか立ち上がれ歩けるが、お尻と太ももの裏の筋肉が痛い。

 

 

本来、痛みが生じるまで筋肉が伸ばされると、

体の防衛機構である『伸張反射』が働く。

伸ばされた筋肉が無意識に縮まり、筋肉の損傷を防ぐ。

コトーの爆睡に、この反射は太刀打ちできなかったんだなぁ…。

 

 

筋肉の損傷なので、横になって筋肉の回復を待つしかないと思うが、

お尻が敷布団にあたると痛い!

痛いから筋肉が硬く緊張する!

鍼でゆるめるとしばらくはいいが、

日中、筋肉を使わないわけにはいかないので、痛みがぶり返す!

3週間ほど、この負のスパイラルが続いた…。

 

 

当鍼灸院に来られた方には、

「へぇ~、ストレッチしながら寝ちゃう人がいるんだ」

と、あきれられた。

「タイマーをかけながらストレッチしないとね」

おっ! それはいい考えだ!!!

あっ! タイマーを掛ける前に寝ちゃったらどうしよう…。

 

特集~五臓六腑の力が鍼灸治療を活かす③~肝と胆

 

東洋医学と西洋医学は共通することもあれば、

東洋医学独自の見解もある。

20年間理学療法士の仕事をしてきたコトーは、

どっぷり西洋医学につかり、

鍼灸学校に通い始めたときは???のことだらけ…。

理屈なしに覚えるしかない!

A4サイズのルーズリーフに主要なことを書き連ねた。

 

 

病院で理学療法士をしつつ、夜学の鍼灸学校に通った。

残業ができなくなり、帰宅後や休日はデスクワークの毎日。

学校は小テストが多かったが、勉強する時間がとれない…。

出勤は徒歩30分。

4つ折りにしたルーズリーフを見ながらテクテク歩いた。

 

 

 

 

臓器の『肝』の別名は、『将軍の官』。

西洋医学では、感情や思考を生み出す場所は脳。

しかし、東洋医学では臓器でも感情や思考が生み出される。

『肝』は、判断力や計画性などの思考能力をになっている。

また、肝は、身体活動がスムースに行えるように働きかけたり、

休息を促したりする。

身体の防衛にもかかわっている。

そんな肝の働き方が、政府の官職の中では将軍の働き方に似ているところから、

『肝』は『将軍の官』と例えられるようになった。

紀元前の中国の話。

 

 

 

赤いラインは『足闕陰肝経 あし・けついん・かんけい』という経絡。

足の親指から始まり、すねから太ももの内側を通り、

おなかの側面を上り、肋骨の下で終わる。

この経絡は途中枝分かれして、肝にもつながっている。

経絡上にツボは片側14個。

 

 

血(けつ)の貯蔵も、肝の重要な働き。

生理痛、生理不順、不妊症、更年期症状など婦人科の症状は、

血の巡りを整えることが必須であり、

この経絡上のツボはよーく使う。

 

 

『肝』と表裏関係にあるのは『胆』。

『胆のう』のこと。

胆の別名は『中正の官』。

中正官とは、中国の魏(ぎ)(国名)に始まった

九品(きゅうひん)中正法により、

人物を推薦するために地方の群ごとに設けた官職らしい。

胆は、決断や勇気をつかさどる。

また、個々の臓器の活動状況を監視し、

それらの活動の適否を決断し働きかける臓器でもある。

 

足少陰胆経(あし・しょういん・たんけい)。

目尻の外側から始まり、耳まわりや側頭部を行ったり来たりした後、

体幹の側面、下肢の外側を下り、足の薬指で終わる。

この経絡は胆にもつながっている。

ツボは片側44個。

この経絡は全身の横を通っているので、片頭痛や脇腹の痛みなど、

体側にあらわれる症状を治すときによーく使う。

 

 

例えば片頭痛では、こめかみあたりのツボに

細くて短い鍼を皮膚と水平にちょこんと刺す。

脚のツボもよーく使う。

 

 

うーっ! うーっ! うーっ! 難しすぎる!!!

11冊の参考書と何度もにらめっこして、

ブログの下書きに時間がかかっちゃった。

なーんとなく理解してもらえただろうか…。

うーっ! うーっ! うーっ!

気を取り直して、おまけの話!

 

 

コトーはときどきハガキを書く。

自分で撮った写真をハガキの裏に印刷し、

表に宛先とメッセージを書く。

梅雨の時季だったら、こんな写真を使う。

 

 

 

あじさい。

 

 

 

これもあじさい。

 

 

 

梅雨があけたら、これかな…。

送る相手に合いそうな写真を選ぶのも楽しい。

 

 

先日、ハガキを書き、仕事の合間に近くのポストへダッシュした。

しかし、なっ! ない! ポストがない!

以前、この場所には公衆電話もあったが、とうとうポストもなくなった。

利用している人が少ないのかな。

最近はメールでやり取りすることが多くなったが、

手書きの手紙やハガキは味があっていいのになぁ…。

 

 

そうそう、以前、こそっと皆さんに手紙を書いたことがある。

気づいた人がいたかなぁ…。

2015年3月14日のブログ『これもクセかな…』の中で、

さりげなく手紙を載せた。

明るめの画像に差し替え、画像自体も拡大したので、

わかると思う。

……って、改めて読んでいただくような内容ではないけれど…。

では、2通目の手紙をどうぞ…。

 

 

 

特集~五臓六腑の力が鍼灸治療を活かす②~心包(しんぽう)と三焦(さんしょう)

 

中国最古の医学書『黄帝内経 こうていだいけい』。

紀元前4~5世紀頃から紀元前100年頃にまとめられた。

歴代の医学者が多くの治療経験に基づき書いた本。

その中では、五臓六腑についても触れている。

 

 

五臓は肝、心(しん)、脾、肺、腎。

六腑は胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦(さんしょう)。

心は、君主の官。

心包(しんぽう)は、臣使(しんし)の官。

三焦は、決瀆(けつどく)の官。

 

 

東洋医学では、心の働きは血液を全身に送るだけでなく、

生命活動と精神活動をつかさどる『神 しん』を蔵する。

心は重要な働きをする臓器であり、

『君主の官』つまり『最高指導者』と表現されている。

 

 

心包は形がなく、働きだけがある臓器。

心を包み保護する膜のようなもの。

心に邪気が近づくと、心包が邪気を受け止めて追い払い、

心を守る。

そのため、『臣使の官』と表現されている。

見守り機能付きの臓器は、心のみ。

紀元前から『心』は最も大事にされていたんだなぁ…。

 

 

赤いラインは『手闕陰心包経 て・けついん・しんぽうけい』という経絡。

胸から始まり、脇の下、上肢前面の中央へと下り、

中指で終わる。

この経絡は枝分かれして心包にもつながっている。

経絡上にツボは片側9個。

コトーがよく使うツボは、『内関 ないかん』。

 

 

 

 

 

内関は手首近くにある。

ここに鍼やお灸をして、イライラ感や不安感などの心の不調や

自律神経のアンバランス、つわりなどの改善をねらう。

乗り物酔いをしたとき、ツボ押しもいいよ!

 

 

 

ツボ・モデル子ちゃんの後ろ姿。

赤いラインは『手少陽三焦経 て・しょうよう・さんしょうけい』。

『手闕陰心包経』と表裏関係にあり、お互い影響しあっている。

薬指から始まり、上肢後面中央を上り、

肩、首の横、耳の周りを経て、目の外側で終わる。

ツボは片側23個。

この経絡が通っている目、耳、肩、腕のトラブルを治すときに

これらのツボを用いることが多い。

 

 

この経絡は三焦にもつながっている。

三焦も心包と同様に形はなく、働きだけがある。

場所は体幹。

横隔膜から上の働きを上焦(じょうしょう)、

横隔膜からへそまでの働きを中焦(ちゅうちょう)、

へそから下の働きを下焦(げしょう)という。

 

 

口から取り込まれた飲食物は消化され、

エネルギーと栄養分は体内に吸収され、

不要なものは尿と便となって、体外に排出される。

東洋医学では胃、脾、肺、心、小腸、大腸、腎、膀胱…と

たくさんの臓器がそれにかかわっている。

三焦はこれらの臓器を結びつける通路みたいなもので、

飲食物の消化吸収から排尿・排便までの過程が円滑に進むように、

臓器に働きかけている。

 

 

『決』とは、疎通のこと。

『瀆 とく』とは、溝渠(こうきょ)(=水を流すみぞ)のこと。

決瀆とは、水道を疎通させること。

中国最古の医学書『黄帝内経』で、三焦は『決瀆の官』と書かれたのが、

なーんとなく分かるなぁ…。

 

 

ブログを読んでいる方にも分かってもらえるかなぁ…。

難しいテーマをブログにしちゃったなぁ…。

先は長い。

うっ!うっ!うっ!

気を取り直して、おまけの話!

 

 

 

三焦といえば芭蕉。

この電気スタンドの筒の部分は、芭蕉布と芭蕉紙が使われている。

多年草の芭蕉は、沖縄県と奄美群島の特産品。

芭蕉の茎の繊維を使って、布や紙が作られる。

20年前に沖縄へ行ったときに、

芭蕉布と芭蕉紙の深みのある色合いに一目ぼれして購入した。

 

 

 

 

 

今は、鍼灸院の玄関先で、柄の長い靴べら入れになっている。

三焦と芭蕉の因果関係はまーったくない。

ただ、三焦という文字を見ると、一文字違いの芭蕉を連想し、

このスタンドを思い出すんだなぁ…。