コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

五十肩の鍼灸治療に用いるツボ『消濼(しょうれき)』

社会人の皆さん、消しゴムって頻繁に使いますか?

コトーは一週間前に消しゴムを失くしました。

毎日何回も、消しゴムのあった引出しを覗いては、

「あっ!消しゴムを失くしたんだ…」と思い出し、

消しゴムの存在の大きさが身に染みています…。

こんなにボールペンよりもシャーペンを使っていることに、

驚きました。

 

とうとう近くの文房具屋さんに買いに行きました。

がっ!

お気に入りの消しゴムは置いていませんでした。

「あ~、当分消しゴムのない不便さを感じるのかぁ…」

そう思いながら、目の前の物を覗きこんだら、あったぁ~~~!!!

 

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どこにあったと思いますか?

 

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ペン立ての底にうずくまっていました…。

 

前置きが長くなりましたが、

今日は、消しゴムの『消』の漢字がつく、

『消濼 しょうれき』といツボをご紹介します。

 

このツボは、『手少陽三焦経 て・しょうよう・さんしょうけい』という

経絡の上にあります。

 

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赤いラインが『手少陽三焦経』。

手の薬指から始まり、腕の後面を上り、

肩・首・側頭部を経て、眉毛の外側で終わります。

 

肩と肘の中央に、『消濼』というツボがあります。

五十肩では、このあたりの筋肉がスジのように

カチコチになることがあります。

当院では、このツボに『鍼+棒灸』

あるいは、『灸頭鍼 きゅうとうしん』をします。

 

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五十肩の治療には、肩関節の運動はかかせませんが、

鍼やお灸で血行を促し、スジ張った筋肉を柔らかくすると、

痛みが軽減し、肩関節の運動がしやすくなりますよ。

 

コトーの鍼灸スタイル~スキルアップの波が来たぁ~!?!

先日、『動物占い』をしてもらいました。

私を動物に例えると、本質は『ライオン』、

表面は『オオカミ』だそうです。

私自身は、『山犬』だと思っていました。

大好きな山の中をとことこ歩いている犬が、

自分のイメージです。

ライオンってことは、ネコ科?

う~ん…。

 

ライフサイクルは、『0』という数字が出ました。

確かにっ!

私は10年単位で仕事や生活環境が

がらりと変わってきました。

 

また、

自分の感性をとても大事にするそうです。

確かにっ!

私はブログで五感のことをよく書いていますね。

二者択一では、理論立てて選ぶことは少なく、

「おもしろそう!」と思えることが選択の基準

だったりします。

難しいことも、面白ければ乗り越えられる!

私って単純?

 

いろいろな場面で『ひらめきの神様』が

舞い降りるのも感性が関係している?

つい最近、仕事中(鍼灸治療)に、

ひらめきの神様が降りてきました。

 

当鍼灸院には、首こり・肩こりさんも

多く来られます。

高校生・OL・専業主婦・妊婦さんなど、

年齢も様々。

2月はなぜか強靱な首こり・肩こりさんの

オンパレード!

首こり・肩こりも度を超えると、頭重・頭痛・吐き気・

のぼせなどの症状が現れます。

このつらい状況を早く脱したい!

患者さんも私も切に思います。

もっと即効性のある治療方法は??

考え続けていたら、ふいに、

「こんなふうにしてみたら~」と

ひらめきの神様が教えてくれました。

これをきっかけにコトーの鍼灸スタイルが進化

していきます!

 

さて、

動物占いの続き。

電子辞書で『オオカミ』について調べてみました。

オオカミはイヌ科。

日本にはエゾオオカミとニホンオオカミがいましたが、

どちらも絶滅したそうです。

オオカミは、山の神の化身・使者として

『お犬様』と呼ばれ、信仰の対象となっていました。

なーんだ、やはり私は山犬なんだ!

納得!!!!!

 

春が近づいていますね。

仕事場の前の桜(?)は満開です!!!

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コトーの鍼灸スタイル~小さな小さな伝承

先日、看護師さんたちの前で、

東洋医学や鍼灸について話をする機会がありました。

医療従事者の方々に話をするのは初めて!

「それって医学的におかしいんじゃないですか?」などと

つっこまれたらどうしよぉ~!?!

ドキドキしながら話し始めたものの、

いつの間にか話に夢中になり、

あっという間に1時間半が過ぎました。

 

終了後、20代の看護師さんたちに感想を聞くと、

瞳をキラキラさせて、

「楽しかったです!」

「東洋医学って面白いですね」

「鍼灸を身近に感じました」

などと、答えてくれました。

彼女たちの心の中に、

『東洋医学』が住み始めたかな…。

 

日本の鍼灸の起源は、562年。

中国の僧侶が、仏典とともに鍼灸医学書を携えて

来朝したそうです。

607年には、聖徳太子が遣隋使を派遣し、

その後2世紀に渡って、中国の文化を輸入しました。

 

平安朝時代の鍼灸は、都の上層階級の方だけに

用いられたそうです。

江戸時代に入ると、お灸は伝統医学として

庶民に広く浸透しました。

浮世絵には、お灸をしている絵がありますよね。

日本の鍼灸も長い歴史があります。

 

話は変わり、みっちゃん再登場!

この日のみっちゃんは何を描こうか

ずいぶん悩んでいました。

やっと描きあげた作品がこれ!

 

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ママがうつぶせで腰に鍼を受けている絵だそうです。

ママが鍼を受けているのをじーっと見ているときに、

「みっちゃんにも鍼をしようか?」と聞くと、

みっちゃんは、「しない!」と即答します。

でも、ママが鍼やお灸で元気になることを、

みっちゃんは感じ取っているんですね。

 

みっちゃんの妹たまちゃんは、

私の似顔絵を描いてくれました。

「テープを持ってきたから、絵を貼りたい!」というので、

待合室の着替え収納ボックスに貼ってもらいました。

 

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すっごーい、たまちゃん!

きれいに貼れてる!

今春小学生になるみっちゃん、そして妹のたまちゃん。

2人の心の中に、鍼灸がちょびっと根付いたかな…。

 

オリンピックに思うツボ…

皆さーん!

オリンピックの中継を見ていますか?

コトー家にはテレビがないので、

ラジオで選手の活躍を聞いています。

 

福岡はほとんど雪が降りません。

皆さんの住む街はいかがですか?

冬のスポーツをしますか?

 

コトーは20代の頃、スキーにはまっていました。

スキー板にスキーブーツにスキーウェアを購入!

自分の足に合うように、ブーツを加工!

ブーツの中敷きをオーダーメイド!

気合も十分!

こんなにお金をかけているから、元を取らなきゃーっ!と、

毎週末スキーに行っていました。

 

連山のリフトを3本ぐらい乗り継いで、

上のほうから林道をゆったりゆったりと滑るのが好きでした。

一面の銀世界はすべてのものを浄化してくれます。

無心に滑っていました…。

 

『滑る』といえば、『滑肉門』。

ツボの名前です。

何と読むか分かりますか?

『カツニクモン』と言います。

すごいネーミングですよね。

 

このツボに鍼をすると、舌の硬さがとれて、

舌をなめらかに動かすことができるので、

この名前がついたそうです。

 

『舌』は東洋医学では、『滑利の肉』とも呼ばれています。

中国語では、『利』は『弁が立つ』という意味もあります。

『肉』は、『筋肉』のこと。

『舌』を、『流暢に話せるための筋肉』と表現しています。

 

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この赤いラインは、『足陽明胃経絡 あし・ようめい・いけい』

という経絡。

『滑肉門』は、この経絡の上にあります。

 

経絡は、体に張り巡らされた通路のようなものです。

エネルギーと栄養分を体全体に送っています。

『滑肉門』は、この経絡を通るエネルギーの門戸(出入口)

でもあり、『門』という漢字がついているんですね。

 

このツボはどこにあると思いますか?

舌ではありませんよ。

 

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おなかです。

『滑肉門』は、胃腸のトラブルを治すときに用いられます。

 

ツボの名前の由来を調べてみると、

ツボの効能や特徴を2~3個の漢字でうまく表現しているなぁ~

と、つくづく感心します。

古代の鍼灸師はセンスがいい!!!

 

年季の入ったクセ…

20代の私は、運動に障がいのある子供たちのリハビリ

(運動療法)をしていました。

あまり話せないまさこちゃんが、リハビリ中に

「よしっ!」「よしっ!」と言うようになりました。

なんでかなぁ~と思っていたら、

自分がしょっちゅう「よしっ!」と言っていることに気づきました。

私の口グセがまさこちゃんに移ったみたい…。

今朝、職場のトイレ掃除を終えた後、

「よしっ!」と私は言っていました。

この口グセは今も現役です!

 

リハビリの仕事って、患者さんの姿勢や動作の

分析がかかせません。

仕事をし始めたとき、これが難しかった…。

分析力を高めようと、仕事以外でも

人の姿勢や動き方を観察していました。

これがすっかりクセになりました。

例えば…、

友人と話しながら歩いているとします。

友人が左右差のある歩き方をしていることに気づくと、

私の脳は片隅で、

「どうして?」

「右の膝が伸びきらない?」

「右膝を曲げる筋肉が縮まっている?」など、

分析を始めます。

話しに熱が入ってきても、この思考グセも止まりません。

う~ん…。

 

一番年季の入ったクセは、書きグセかもしれません。

ブログに限らず、公文書でもなんでも、

気をつけていないと、話しかけちゃう!!!

社会人になって、このクセに気づきました。

いつから、こんな書き方になったのだろうか…。

思い当たるのは、これ!

 

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小学5・6年生のときの交換日記!

担任の玉山先生とは2年間!

私が朝、先生の机に日記を置くと、

先生は下校までに読んで、

ちょちょっと、赤ペンでコメントを書いてくれました。

なぜ始めたのか覚えていませんが、

毎日付き合って頂いた先生に感謝です!

クラスメイトのみゆきちゃんとも、卒業式の数か月前から

始めました。

相手に話しかける書き方は、このとき身についたのでしょう。

成人になっても文章力がアップしていないってこと?

ハハハハハァ~!