コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

二の腕のプタプタ

半袖シャツを着ていると、ふとした拍子に、

二の腕の皮膚がプターンプターンとゆれていることに気づく。

肘を伸ばして支えているときに、ここの筋力がないから、

腕がプルプル震えだす。

なさけないっ!

なんとかしよう!

『〇〇しながら…』とか『〇〇するついでに…』という設定でないと、

地道な筋トレは続かない私。

そこで、目に留まったのがこれ。

マイナスイオン・ドライヤーはちょっぴり重たい。

髪を乾かした後に、ドライヤーを持ったまま、

肘を伸ばしつつ、腕全体を後ろに引いてみる!

ちょっと負荷がかかる。

ドライヤーは2つない。

もう一方の手には…。

洗面台の近くの部屋にあったこれ。

まぁ、ちょっと重たいかな。

筋トレしている姿はとても人様には見せられない。

さぁ、いつまで続くか…。

体のしくみあれこれ~腸の動き

仕事中でも正午近くなると、おなかがキュルルルゥ~って鳴り始め、

腹時計は正確だなぁ…と思うことがあります。

正午近くなくても、鍼灸治療中に、キュルキュルキュルルゥ~と、

患者さんの腸の動きが活発になることがあります。

鍼灸って『痛み』に対してだけ効果があるように思われがちですが、

腸の動きを整え、便秘や下痢にも効くんですよ。

そもそも腸の動きは、交感神経と副交感神経という

2つの自律神経によって、コントロールされています。

日中の活動期には、交感神経が優位に、

夜間の休息期には、副交感神経が優位になります。

腸が活発に動くのは、副交感神経が優位のとき。

リラックスしているときに、腸はせっせと働いています。

鍼灸治療中、ツボへの刺激とともに、

全身がリラックスして、キュルルルルゥ-と鳴り出すこともあるわけです。

私が鍼灸師になる前、自分が鍼灸院に通っていたときには、

扉を開けて、お灸の匂いを嗅いだだけで、リラックスして、

治療前からキュルルンルン!

担当の鍼灸師さんに、「おなかがすいているわけではありません」

と毎回言っていたような…。

いきなりの、カラフル人体図。

小腸がソーセージになってしまった。

胃の中で分解された食物は小腸に入り、

時間をかけて、さらに細かく消化されて、

栄養素(糖質・たんぱく質・脂肪・水・ビタミン)となって、

小腸の内壁から吸収されます。

そして、残りが大腸に運ばれ、さらに水とナトリウムなどが吸収され、

後は便として肛門まで運ばれます。

腸に入ってきたものを消化したり、運搬するためには、

腸自体の運動がかかせません。

生活リズムの乱れや精神的ストレスなどで自律神経が影響を受けると、

交感神経と副交感神経の切り替えがうまく働かず、

腸の運動が不規則になり、便秘や下痢を繰り返すこともあります。

おまけの話…。

まだまだ日中は暑く、

冷たいアイスクリームや飲み物を口にする方は多いのでは…。

そのときに五臓六腑に染み渡るぅ~感じがして、

胃腸も冷えて活動が低下しそうな気がしますが、

そんなことはないそうです。

逆に冷たい!という刺激が胃腸の運動を激しくすることもあるそうです。

そのために、胃が痛くなったり、下痢になったりします。

みなさ~ん、そろそろ胃腸をいたわってあげましょーう!

中国留学思い出し日記~自炊生活

真面目なブログが続き、ちょっとブレイクしたくなりました。

4年前にフラッシュ・バーック!

               *

               *

鍼灸と中国語の勉強で中国に留学していたときの、

寮の自室の一角。

棚が足りなくて、日本からの郵送に使ったダンボールが棚代わり。

現地の料理は、味が濃く、辛かったので、自炊していた。

炊飯器や皿・カップなどなど最低限必要なものを購入。

そうそう、

電磁気を購入したら、鍋とフライパンがおまけで付いていた!

ラッキー!

               *

留学生寮の1階には炊事場があり、

利用者だけがガス代を支払っていた。

隣の部屋には、大型冷蔵庫が5台あり、

自由に使ってよかった。

1年経って、冷蔵庫の中身の盗難騒ぎがあり、

私も買ったばかりの6個セットのヨーグルトを盗まれたっ!

その時は冬だったので、自室のベランダにダンボールを置き、

その中に冷蔵庫の食材を入れていた。

ラッキーと思っていたが、その冬は50年ぶりの大寒波で、

次第に食材は凍っていった…。

               *

野菜は市場へ買いに行った。

量り売りで、巨大なウリほどあるかぼちゃも

2分の1や、4分の1にカットしてくれるので、ありがたかった。

豚肉はベニヤ板の上に、カットしたものが無造作に置かれ、

お客さんは指でむにゅむにゅ肉を押していた。

肉の新鮮さを確かめていたのだろうか。

市場の奥から、にわとりの鳴き声が聞こえていて、

「あそこでさばくんだ…」と思うと、

どうしてもそのエリアには近づけなかった。

結局、外資系大型スーパーの、

ガラスの向こうに陳列している肉を買っていた。

ここは食材が豊富で、パンに塗るタイプのチーズをみつけたときには驚いた!

商品をまじまじ見ていると、隣の50代ぐらいの中国人男性に肘鉄され、

「これは何なんだ!?」と聞かれたこともあったなぁ~。

               *

現地で油・醤油・コショウ・塩などの調味料を購入し、

炒め物や煮物を作ったが、どうやっても妙な味…。

中国人の友人の手料理は、おいしい中華料理だったのに…。

結局、油は輸入物のオリーブ・オイルを買い、

醤油やコショウなどは日本から送ってもらった。

               *

自室のある5階から1階の炊事場へ階段で、

炊飯器や鍋、フライパンなどの道具と食材を持っていくのは一苦労。

そのうち、自室で野菜や肉をカットして、

鍋やフライパンに入れてから、炊事場へ行くようになった。

               *

日本人の留学生は多いときでも、たった6人。

みんな、積極的に中国人大学生たちと交流し、

日本人同士でつるむことはほとんどなく、

私は毎日1人で料理を作っていた。

ベトナムからの留学生たちは一緒にいることが多く、

毎日のように夕飯を作っているグループもいた。

男子学生も料理が上手で、

作りたての生春巻きや揚げ春巻きなどを、

私はしょっちゅうつまみ食い、いえいえ、試食していた。

あの味が懐かしいなぁ…。

プロ中のプロ…

皆さん、プロ中のプロって、どんな人を思い浮かべますか。

常に新しい知識や経験のすべてを吸収、咀嚼、整理し、次にいかせる。

ゆるぎない職人意識と技術を持っている。

私はそんな風に感じています。

               *

眼鏡店に新しく眼鏡を作りに行きました。

目にも老化が押し寄せてきて、遠くのもののピントが合いにくい!

遠くのものを見やすく設定すると、近くのものを見るのが疲れる…。

どのようなレンズの度数がいいのか、考えものです。

視力測定をしてくれた方は、私より一回り年上で、

一つひとつの丁寧な説明に納得!

自分に合うレンズの度数を見つけ出してくれました。

その後の、フレーム等の調整をしてくれた方も、

一つひとつの丁寧な説明に納得!

今使っている眼鏡のフレームも調整してもらったら、

帰りの景色が今までよりもくっきり見えている!! すごいっ!

              *

お二人と話をしていて、自分との共通点をみつけました。

仕事をする上で、お客様の生活状況を把握することが大切ということ。

眼鏡やコンタクトを作るとき、

『どのような仕事をしているか、生活をしているか』

つまり、『どのように目を使っているか』

が、重要になる。

鍼灸師をしている私は、

『どのように体を使っているか』を知ることは、

『どのように体を治していくか』、

そして、『どのような体になるのが最適なのか』、

という筋道を立てるのに重要です。

仕事に向かう姿勢が似ているせいか、

お二人と話すのがとても楽しかった…。

               *

富とか名声なんか関係なく、一流と思える人と出会えると、

心の中がポカポカして、とても気持ちがいい。

自分も、今の自分よりも上を目指して、ホップ、ステップ、ジャンプ!!!

新しいもの。古いもの。

ブログを書き始めてから、

「私って、取りとめのないことをよく考えている…」

と、気づきました。

今日もそのとりとめのない話ですが、どうぞおつきあい下さい。

               *

買ったばかりの洋服に初めて袖を通す時、

新品のカバンを初めて持ち歩く時、

新品は私にドキドキ感、ウキウキ感を与えてくれます。

それでは、古いものはどうでしょうか。

使えば使うほど味が出て、

愛着が強くなるものはありますか。

う~、私は頭の中で、部屋にある物を思い浮かべました。

そして、やっと頭の中にバチッと登場したのがこれ。

26年ほど前に購入した扇風機。

その頃は、まだダイヤル式(文字盤のつまみ付き)が主流で、

このタイプは最先端のものでしたが、

いつのまにか、すっかりレトロです。

今は首振りがやや酩酊していますが、きちんと風を送ってくれます。

               *

右側のピンクのミシンは、15年前に購入したもの。

いつ壊れてもおかしくない状態で、

昨年、左側の白のミシンを購入しました。

しかし、どんなに針がスムースに進んでいかなくても、

使い勝手のいいピンクのミシンをつい使います。

機械とはいえ、自分の体に馴染んでいる気がします。

               *

ほら、取りとめのない話でしたね。

それでも、こうやって写真を撮って、文章にすると、

ますます、この扇風機やミシンに愛着が沸いてきました。

不思議ですね。