コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち⑪~脾

お久しぶりです。

5月から始まった特集ブログ。

目、耳、鼻、肺、脳、胃、腸にかかわるツボたちを紹介してきました。

特集も大詰めです!

握りこぶし大。

コーヒー豆の形。

青赤色。

さ~て、この臓器は、な~んだ?

チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ。

答えは、脾臓。

胃の左後方にある。

 

 

脾臓には、リンパ小節が1万~2万個あるらしい。

リンパ小節は、リンパ球が結節集合したもの。

リンパ球は、免疫をつかさどる細胞であり、

血中の異物や細胞をやっつけてくれる。

脾臓は、地味な存在だけど、

リンパ組織の大きな塊みたいなもので、

免疫を起こす場として、重要なんだなぁ…。

 

 

 

第2問! これ、な~んだ?

直径7~8マイクロメートル。

両凹面の円盤状。

赤色。

血液の一部として、血管の中を流れている『赤血球』だよ~ん。

 

 

赤血球は多量のヘモグロビンを含んでいる。

ヘモグロビンは、鉄を含む色素(ヘム)とタンパク質(グロビン)とが

結合した化合物。

このヘモグロビンは、酸素と結合できる特長をもっている。

 

 

鼻や口から吸いこんだ酸素は、

ヘモグロビン、つまり、赤血球と結合し、

血液の中を流れて、全身に行き渡ることができる!

 

 

赤血球の寿命は約120日。

骨の芯にある骨髄で産生され、

古くなった赤血球は脾臓で破壊される。

脾臓って、ひそかに大事な仕事をしているなぁ…。

 

 

これら2つは、西洋医学からみた『脾臓』の働き。

東洋医学ではちょいと違う。

『血流のコントロール』といえば、『脾』の働き。

 

 

 

赤いラインは『足太陰脾経 あし・たいん・ひけい』という経絡。

足の親指にあるツボ『隠白 いんぱく』から始まり、

脚の内側を上がって、おなかを通り、胸の外側を上がって、

わき腹にあるツボ『大包 たいほう』で終わる。

 

 

途中、枝分かれして『脾』にもつながっている。

この経絡上にツボが21個!

経絡は左右対称にあるから、全部で42個!

 

 

 

 

 

『足太陰脾経』の上にあるツボ『血海 けっかい』。

膝(猿シール)の上、やや内側にある。

河川の水が下って海に集まるように、

このツボは『血を集める』作用がある。

婦人科の症状、例えば月経不順を治すために、

このツボに鍼やお灸をするなぁ…。

 

 

 

 

 

『足太陰脾経』で、一番メジャーなツボは『三陰交』。

内くるぶしの上にある。

婦人科の特効穴といわれている。

 

 

東洋医学では、『脾』の相棒は『胃』。

『脾』は『胃』とともに、飲食物の消化や吸収の働きもになっている。

胃もたれや食欲不振など、胃腸のトラブルのとき、

『胃』や『腸』だけでなく、『脾』の状態を整えることも

考えるんだなぁ…。

東洋医学って、奥が深い!

 

 

今日で特集ブログを終わらせたかったが、

中味がてんこもりで、なかなか終わらない…。

次回はこれを特集するよ!

何の臓器かわかるかな?

山本二三氏の背景画の世界をテクテク鑑賞!

特集ブログ『器官と臓器の症状に働きかけるツボたち』が

大詰めにもかかわらず、一休みだよ~ん!

 

 

 

 

 

高速バスに乗るのは久しぶり。

熊本に行くのも久しぶりだなぁ~。

草木染めの講習会に行ったきり…。

機織り教室の生徒同士で行ったんだなぁ。

 

 

 

 

 

草木を煮出した汁で糸を染めた。

 

 

 

 

 

同年。

自宅の庭で育てた藍(アイ)の生葉で、毛糸も染めたなぁ。

一般の藍染めは、かめの中で発酵させた藍で染める。

生葉をミキサーにかけたもので染めると、濃紺にはならない。

 

 

 

 

 

カーディガンを編んだ。

懐かしい~~~~~!

 

 

 

 

 

草木染めの講習会の合間に、熊本城にも行ったんだ。

へっ?!?

1996年5月3日!?!

22年も前なの?!?

コトーのほっぺたは、ぷっくぷくぅ~!

 

 

 

 

現在の熊本城。

2016年4月14日と16日の大地震の爪痕が痛々しい…。

いたるところで、石垣が崩落したままだった。

あの時は福岡も大きく揺れた。

同じ場所で、マグニチュード7の地震が立て続けに起きるなんて、

考えられなかった。

『通例』という言葉は天災には通用しないんだ…。

心が凍りそうなくらい悲しい出来事があるたびに、

『今、この時』の大切さを痛感する。

『今、何をしたいのか…』

『今、何をすべきなのか…』

『今、何をするか…』

 

 

ネットで博物館や美術館を検索していたら、

会期が明日までの展覧会を見つけた。

熊本県立美術館。

遠いなぁ…。

でも、目に留まったということは、ご縁があるはず…。

行こう!

 

 

 

 

 

山本二三(にぞう)展。

山本氏は、『未来少年コナン』や『天空の城ラピュタ』、

『火垂るの墓』、『もののけ姫』など、

テレビや劇場のアニメーションの美術監督を務めつつ、

その背景画なども手掛け、

それらが200点ほど展示されていた。

 

 

空と雲。

光と影。

架空の物語であっても、まるで風景写真をデッサンしたように、

緻密に描かれている。

建物の影を見るだけで、太陽がどのあたりにあるか想像できる。

深い情熱をもって作られた作品は、作品自体の持つパワーも強く、

ずしんずしんと心に響く。

 

 

山本氏の描く雲は、『二三雲』と言われるくらい評価が高い。

コトーも雲が大好き!

 

 

 

 

 

7年前に自分で撮った雲。

龍がかすみを食らう? 吐く?

展覧会の帰りのバスでもパシャ!

 

 

 

 

 

往復6時間ぐらいかかったが、

心を突き動かされて出向いたからこそ、

この夕焼け雲に出会えたんだなぁ…。

 

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち⑩~腸・その3

快腸・快便の心得・その①~いろいろな物を食べよう!

快腸・快便の心得・その②~朝食・昼食・夕食をとろう

快腸・快便の心得・その③~便意を我慢しない!トイレに座ろう!

快腸・快便の心得・その④~自分のウンチを見よう!嗅ごう!

快腸・快便の心得・その⑤~快腸・快便お助け隊員を活用しよう!

 

 

ここまで、前回と前々回のブログでたらりんたらりん書き連ねた。

今日はその続きだよ~ん!

 

 

快腸・快便の心得・その⑥~自律神経を整えよう!

(=生活習慣とストレスのコントロール)

 

 

自律神経には交感神経と副交感神経がある。

交感神経は、日中体が活動しやすいように働く神経。

副交感神経は、夜間休息しやすいように働く神経。

腸の働きは自律神経に支配されている。

 

 

いきなり問題!

腸を活発に働かせるのは、交感神経? 副交感神経?

むふふふ…。

交感神経と思うでしょ?

違うんだなぁ…。

答えは副交感神経。

副交感神経が優位に働く夜のほうが、腸は活発に動く!

夜更かしや昼夜逆転、睡眠不足が続くと、

2つの神経のバランスが崩れ、腸の動きにも影響する…。

 

 

ストレスでも自律神経は乱れやすく、

ストレスのコントロールも、快腸・快便にはかかせない!

 

 

快腸・快便の心得・その⑦~適度な運動をしよう!

 

 

運動不足だと腹筋力が落ち、排便時に腹圧がかかりにくくなる。

運動の刺激で腸を動かそう!

ウォーキングやストレッチングなど軽い運動でOK!

毎日続けることが大切。

冷えが腸の動きを鈍らせるので、

冷え症さんは運動で体を温めよう!

運動の後にはリラックスが得られやすく、

副交感神経も優位になりやすいぞーっ!

 

 

快腸・快便の心得・その⑧~お灸や鍼で腸のトラブルに働きかけてみる?

 

 

当鍼灸院に来られる方で一番多い腸のトラブルは、慢性便秘。

便秘の原因は様々。

大腸の炎症や腫瘍など、大腸自体に病変があると、

便秘になることがある。

大腸に病変がなく、大腸の機能の低下、

つまり、便を直腸・肛門へと送り出す運動が弱まり、

便がいつまでも大腸に滞在し、

大腸の壁から、便の水分がどんどん吸い取られ、

カチカチの硬く小さな便になっちゃう便秘が

圧倒的に多い。

 

 

運動不足や生活習慣(睡眠不足など)や加齢も

便秘に影響しちゃうなぁ…。

しょっちゅう、トイレに行くのを我慢すると、

直腸(肛門の上にある)まで便が来ているのに、

便意を感じにくかったり、

直腸が便を押し出す力が弱くて便秘になることも…。

 

 

下剤を長期間使いすぎて効かなくなり、

便秘が悪化することもある。

服用している薬の副作用で便秘が起きることもある。

 

 

自律神経の乱れやストレスが引き金となる『過敏性腸症候群』。

腸の感覚が過敏になり、便秘になる人もいれば、

下痢になる人、便秘と下痢を繰り返す人もいる。

下痢の原因は、もともと胃腸が弱い、暴飲暴食、ストレス、などなど。

 

 

 

 

 

 

 

 

腰付近にあるツボ『脾兪 ひゆ』と『大腸兪』。

便秘でも下痢でも、鍼灸治療によーく用いる。

腸の動きを整える作用がある。

 

 

 

 

 

 

 

中脘(ちゅうかん)、大横、腹結、関元、水分…。

おなかには、腸のトラブルに働きかけるツボがいっぱいある。

(赤花のシールがおへそにあたる。)

ツボ1つ1つに特徴がある。

 

 

例えば、おへその上にあるツボ『水分』(赤矢印)。

体内の水分を調整する特徴がある。

下痢は、体内の水分代謝が乱れている。

このツボに鍼やお灸をすることで、

水分代謝を正常に戻すんだなぁ…。

便秘、下痢、下腹部の膨満感、腹部痛など

症状に合わせてツボを選んで、鍼やお灸をする。

 

 

どんな治療においても、まずは症状を引き起こしている原因を探し出し、

それにどう対応するかが肝心!

腸のトラブルも、快腸・快便を阻止している原因を見つけ出し、

それらにアプローチすることが大切なんだなぁ…。。

 

 

おーっ、おーっ、おーっ、今日もブログが長い!

特集ブログも大詰め。

もうちょっとちょっとおつきあいください!!!

 

特集~器官や臓器の症状に働きかけるツボたち⑨~腸・その2

 

腸の働きはおおまかに3つ。

1つめは、消化と吸収。

胃でドロドロのかゆ状に消化された食べ物は、

小腸で消化液と混ざり合い、さらに分解される。

小腸の内壁から、ほとんどの栄養と水分が吸収される。

そして、残りカスとなった食べ物は大腸へ運ばれ、

大腸の内壁から水分とミネラルなどが吸収される。

小腸が吸い取った栄養は、私たちの体を再生し続け、

生命を維持し、活動するためのエネルギーにもなっている!

 

 

腸の働きの2つめは、

体に必要のない物や害になる物をウンチにして

排泄するという解毒作用。

残りカスとなった食べ物は固形化し、ウンチになりながら、

肛門へと運ばれる。

ウンチには、食べ物に含まれていた食品添加物や

残留農薬などの老廃物だけでなく、

ウンチが大腸に長くとどまると発生する老廃物もある。

 

 

腸の働きの3つめは、免疫機能。

腸は病原菌と戦い、私たちの体を守っている!

 

 

こんな大役を担っているんだから、

快腸、快便って、実はとーっても大事なんだなぁ…。

 

 

前回の特集ブログでは、

『快腸・快便の心得・その①~いろいろな物を食べよう!』と、

『快腸・快便の心得・その②~朝食・昼食・夕食をとろう!』を、

熱く語った!

今日は、その続きだよ~ん!

 

 

快腸・快便の心得・その③~便意を我慢しない! 

便意がなくても毎日決まった時間にトイレに座ろう!

 

 

忙しいときや外出先で、便意を我慢しちゃう?

便意を我慢ばかりすると、便意が起きにくくなる。

つまり、便秘になっちゃう!

便意がなくても毎日決まった時間、できれば朝食後に、

トイレに座る習慣をつけると、排便リズムが整いやすい!

 

 

快腸・快便の心得・その④~自分のウンチを見よう!嗅ごう!

 

 

(食事中の方は、非常に申し訳ない…。)

あなたのウンチはどんな感じ?

大きさは? 色は? 匂いがする?

理想的なウンチは、黄褐色で匂いはかすか。

味噌のような柔らかさで、バナナ3本分くらいの大きさ。

そんなウンチは、大腸に住んでいる腸内細菌、

善玉菌、悪玉菌、日和見菌(ひよりみきん)のバランスがいいんだなぁ…。

 

 

悪玉菌が増えすぎると、便秘になりやすい。

そのときのウンチは黒っぽく、非常にくさく、

硬く、小さい。

コロコロ、ウサギの便のようになることも…。

 

 

腸内細菌は消化吸収や免疫にも深くかかわっている。

ウンチをチェックすれば、

自分の大腸に住んでいる腸内細菌の状態を

把握できるんだなぁ…。

腸内細菌の一部はウンチと一緒に出て行っちゃうから、

腸内細菌はずーっと育て増やさないといけないんだなぁ…。

 

 

快腸・快便の心得・その⑤~快便お助け隊を上手に活用しよう!

 

 

隊員1号:水分

水分は、腸の運動を活発にする。

1日1500~2000ml。

 

 

隊員2号:食物繊維

食物繊維はウンチのもととなる。

不溶性食物繊維は水に溶けない性質を持ち、

便の量を増やす。

これだけだとウンチは硬くなる。

豆類、野菜、穀物、イモ類、キノコ類に含まれている。

水溶性食物繊維は水に溶ける性質を持ち、

便の柔らかさを保ち、善玉菌を増やす。

海藻やリンゴ・バナナなどの果実に含まれている。

不溶性:水溶性=2:1が理想。

 

 

隊員3号:発酵食品

ヨーグルトや乳酸菌飲料、キムチ、味噌、醤油、納豆、

甘酒、漬物などの発酵食品には、

善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌が含まれている。

 

 

隊員4号:オリゴ糖

果物、はちみつ、豆乳、バナナ、とうもろこし、ニンニク、

ネギ、甘酒、納豆、アスパラガス、タマネギ、ゴボウなどの中に、

オリゴ糖は含まれ、善玉菌の大好物。

1日3~5gが適量。

 

 

隊員4号:エキストラ・バージン・オリーブオイルとアマニ油(あるいはエゴマ油)

エキストラ・バージン・オリーブオイルは小腸で吸収されにくく、

ウンチの中に含まれ、ウンチのコーティング材ともなり、

滑らかに排便しやすくなる。

生で大さじ1杯。

アマニ油やエゴマ油は腸壁の炎症を抑える。

生で1日大さじ1杯。

 

 

隊員6号:マグネシウム

便にマグネシウムが含まれていると、水分を吸って便を柔らかくする。

マグネシウムは、昆布、ひじき、ホウレンソウ、玄米、カキ、カツオ、

焼き海苔、きな粉、硬水、にがりなどに含まれている。

にがりだったら、1~1.5ml/水1リットル。

何でもとりすぎは禁物!

マグネシウムをとりすぎると腎臓が痛むぞ!

 

 

おおおっー!

今日も腸の話が終わらない…

次回には、腸のトラブルに活躍するツボたちが登場するはず…。

この特集が終わる日は訪れるのだろうか…。

 

鈴木春信氏の浮世絵の世界をテクテク散歩!

 

 

福岡市博物館で開催中の、

『ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信』へ行ってきた。

 

 

 

 

 

何カ月も前に購入するから、

その存在すら忘れがちな前売り券も持ってきたよー!

 

 

鈴木春信氏は葛飾北斎氏よりもずーっと前に活躍していた浮世絵師。

30代半ばにデビューし、40代半ばに急死。

1760年~1770年と、作成期間は短い。

 

 

浮世絵を見ていると、260年前にタイムスリップした感覚になる。

今、あるのが当たり前の『電化製品』や

車・バイク・自転車などの便利グッズはなく、

何でも手間がかかっていたに違いない。

でも、その頃はそれが当たり前。

絵からは、せかせか時間に追われる感じはしない。

誰もが、のびのびと『粋 いき』に暮らしていたのかなぁ…。

 

 

子どものおなかにお灸の跡がある浮世絵もあった。

鍼灸が中国から日本に伝わったのは、562年。

1760年代には、庶民にお灸は浸透していたんだなぁ…。

 

 

 

 

 

浮世絵を見るときの楽しみは、着物の柄合わせ。

柄物の着物の上に、別の柄の羽織を着ていても、

ちぐはぐした感じがしない。

着こなしも『粋』なんだなぁ。

 

 

 

 

 

今回の展示品は150点!

コトーはじーっくり見るので、時間が足りない…。

春信氏の作品はほとんど海外にあり、

なかなかお目にかかる機会がない…。ない…。ない…。

翌日も見に行った。

作品の説明書きや音声ガイドの内容を覚えているので、

絵を見ることだけに集中できる!

 

 

美術館や博物館に行くたびに、

「あーっ! 忘れたっ!」と思う物がある。

 

 

 

 

 

近くを見るための眼鏡。

普段は遠近両用の眼鏡を掛けているが、

細かい絵を見るときには見づらい。

2日目には忘れず持参した。

会場内で眼鏡を変えようと思ったら、バックの中にない!

あっ! 荷物が重いから、コインロッカーに日傘と、

ペットボトルと、度付きのサングラス…と入れ、

近くを見るための眼鏡も一緒に入れちゃったんだぁー!

あ~!!

 

 

結局、遠近両用の眼鏡をはずし、急接近して裸眼で見た。

無地の着物にエンボス加工(凹凸)して、柄を表現してる!

黒地の着物を下から覗きこむと、柄が浮かび上がってくる!

コトーは染めと織りを習っていたので、興味津々!

 

 

いきなり問題!

 

 

 

 

 

これはどう染めたか、わかる?

デコレーション・ケーキにデコレーションするときに使う、

円錐形のチューブの中に糊を入れ、

歯磨き粉をチューブから出す要領で、少しずつ糊を押し出しながら、

布に線を描く。

糊が布地に浸みこみ、その部分だけが染料をはじき、染まらない。

 

 

白い生地の中央に円を描くように糊を置き、

円の中を赤の染料で染めたら、

円の外は染まらないから、日の丸の出来上がり。

水洗いすれば、糊はとれる。

円の外も赤く染めたら、円の輪郭が白の線として

布地の色が残る。

 

 

 

 

 

コトーが1993年頃に作ったスカーフなんだなぁ…。

 

 

 

 

 

絣を作ってみたくて、糸を染めるときに濃淡をつけて、

織機で織った。

 

 

 

 

 

ランチョンマット6枚の出来上がり!

 

 

 

 

 

近くで見ると、こんな模様。

春信氏もこの模様を見てたと思うなぁ…。

 

 

この展覧会は8月26日(日)まで!

興味を持たれる方がいるかもしれないと思い、

特集ブログ中だったけど、このブログを書いたよーん!

次回は特集ブログに戻ります。