コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

足にまつわる話・その2~足に優しい靴選び

皆さんの住む街には、土の道はありますか。

私は幼少の頃、水たまりに長靴で入り、

バシャバシャ音を立てて足踏みをし、

「コーヒー牛乳のできあがり~」って、

楽しんでいました。

今はすべて舗装された道路になり、雨上りの

コーヒー牛乳は作れなくなりました。

 

土の道は、草履などの薄っぺらい履物でも

疲れませんが、硬い舗装道路はそうはいきません。

歩くのが大好きな私にとって、硬いアスファルトでも

足が疲れない靴を選ぶことが、とっても大事になります。

今日は私がこだわる靴選びをご紹介します。

 

1.靴は夕方以降に買う!

私は夕方からちょびっと足がむくむので、

むくんでいるときに靴を試し履きをして選びます。

 

2.足指が当たる部分の靴幅がフィットしている!

靴をはいて足がグーパーグーパーできるか。

親指や小指が靴に押されていないか。

足指にストレスをかけないと、足の疲れ方も変わってきます。

 

3.足の甲の押さえがきいている!

shoes_001

ヒモ靴や、足の甲にあたる部分に調節できるベルトが

ついていると、靴の中で足が前方へすべるのを

防いでくれます。

前方へすべると足指が靴の中で圧迫され、

疲れやすくなります。

薄手と厚手の靴下では、靴の中のゆとりが違いますね。

甲の押さえがヒモやベルトで調整できる靴は便利です。

 

4.靴の踵部分がしっかりしている!

shoes_002

靴の踵部分を、両サイドから親指と人差し指で

挟んでもへこまないものを選んでいます。

踵部分がしっかりしていると、踵に体重がどばっと

のってきた時に、左右に踵がぶれません。

また、歩いている時、地面から踵が離れた瞬間、

靴が足についてきます。

踵部分が柔らかく、自分の踵よりも靴の踵部分が

大きすぎると、靴の踵部分がパカパカ浮き、

歩きづらいです。

 

5.靴底に適度な硬さがあり、適切な位置で曲がる。

靴底がフニャフニャでも硬すぎても歩きづらいです。

座った姿勢で踵を床から上げてみてください。

指の付け根付近が曲がりますね。

靴底も同じ位置で曲がると、大股歩きが楽です。

以前、購入した靴は、フィット感がバツグンでした。

しかーし、靴底が硬すぎ、指の付け根部分が曲がらない!

長時間歩くと、変なところが筋肉痛になり、

たった1回しか履きませんでした。

高かったのに…。

もったいない…。

うっ…。

 

靴選びのポイントは他にもたくさんあります。

全部パーフェトなものを追及すると、オーダーメイドの

靴しかありません。

私は上記のポイントに絞って靴を選んでいます。

 

さぁて、次回は、『足にあるツボ』について書いてみようと思います。

よろしくぅ!

 

足にまつわる話・その1~扁平足と外反母趾

みなさーん、お久しぶりです。

お元気でしたか?

今日から、『足』の特集を組んでみようと思います。

第1弾は、『扁平足と外反母趾』です。

 

じゃじゃーん、

plantar_arch

 

これは、足を内側から見た図。

足底は、赤のラインのように丸みを帯び、

中央は地面からちょこっと浮いています。

これが、『土踏まず』です。

骨と関節と靭帯、そして筋肉で、『土踏まず』は

構成されています。

 

なぜ、ヒトには『土踏まず』があると思いますか。

硬い地面に素足で飛び降りると、

地面への衝撃が跳ね返ってきて、

足底がジーンと痛くなりますよね。

『土踏まず』があることによって、足底に弾力性が生まれ、

立っている時や歩いている時の、

地面からの衝撃を緩和させます。

また、デコボコな地面に足底をフィットさせる役目も

あるそうです。

 

足底全体が地面についている『扁平足』のヒトが、

長時間歩いたり立っていると、疲れやすいのは

なぜでしょうか。

クッション代わりの『土踏まず』がないことが考えられますよね。

 

じゃんじゃかじゃーん、

hallux_valgus

 

これは外反母趾の図。

右のような外反母趾が進むと、

左の丸印の中のように母趾の骨が外側に出てきます。

外反母趾の原因は大きく3つ。

 

1つ目は、脚のサイズと靴のサイズがあわないこと。

靴の内側に押されて、母趾が外側に曲がります。

2つ目は、立位姿勢が前傾気味であること。

重心まで前方にずれると、土踏まずが崩れ、

靴に関係なく、外反母趾が起きやすくなります。

高齢者の外反母趾の原因は、これが一番多いそうです。

3つ目は、ヒール靴により、足先が圧迫されること。

ヒールの高い靴を履いていると、靴の中で足が前方にずれ、

足先が靴の形状に沿う形で外反母趾が生じます。

 

外反母趾の方の足を見ると、扁平足になっていることが

多いように思います。

皆さんの足はどうですか。

扁平足になっていませんか。

外反母趾になっていませんか。

次回は、『足に優しい靴の選び方』の話をしたいと思います。

よろしくです!

 

鍼とお灸で痛みに挑む!

36どぉ~~~!!!?

一時、30度を下回っていた気温が夏に逆戻り!

涼しさに体が慣れ始めていたので、

暑さがぶり返すと、体がきついですね。

汗がダラダラ止まらない…。

 

ぶり返す…、ぶり返す…、ぶり返す…。

この言葉で、皆さんは何を連想しますか?

鍼灸師の私は、『症状』とか、『痛み』ですね。

今日は、その『痛み』について考えてみます!

 

痛む原因によって、痛みを分類すると…、

①内臓痛

内臓の不調からくる痛みです。

おなかをこわした時に、おなかがキューと痛くなりますが、

その時の痛みですね。

 

②関連痛

強い内臓痛が、内臓とは離れた部位に現れます。

例えば、食道のトラブルでは左鎖骨や左脇の下に、

胃のトラブルではみぞおちから側腹部に、

痛みが現れることがあります。

じゃん!

tms_stomach_meridian

この赤いラインは、『足陽明胃経 あし・ようめい・いけい』

という、経絡です。

経絡は全身に張り巡らされ、気(=エネルギー)と

血(けつ)(=栄養分)を全身の器官に送っています。

『足陽明胃経』は、胃にもつながっています。

胃のトラブルには、この経絡の上にのっているツボに

鍼やお灸をします。

 

③体性痛

筋肉や骨、皮膚からくる痛みです。

体性痛の代表的なものは、『筋肉痛』です。

私は、とーきどき小山登りをします。

日頃、脚を鍛えていないので、翌朝には筋肉痛になります。

しかーし、下山後、鍼やお灸をしておくと、

翌日、筋肉痛になりません!

 

④神経痛

坐骨神経痛で鍼灸院に来られる方は多いですね。

 

⑤心因性疼痛

体に異常がなく、心理的・社会的な要因により

痛みが起こります。

私は以前、腰部椎間板ヘルニアが原因のしびれが

7年間ほど続きました。

左足の親指の腹(裏側)だけで、

何かに夢中になっているときは気になりません。

しかし、毎朝「今日もしびれているなぁ…」と感じるのは、

嫌なものでした。

今でも、脚の筋肉痛が強いと、

「筋肉痛がしびれに変わって、ヘルニアがぶり返す」

ような感覚に陥ります。

そんなときは、

「これは脳が誤作動しているだけだ!」

と自分に言い聞かせます。

じゃじゃん!

tms_heart_meridian

『手少陰心経 て・しょういん・しんけい』という経絡です。

西洋医学では、感情を支配しているのは『脳』ですが、

東洋医学では、『心』『肝』などの臓器が感情とかかわっています。

強い痛みや慢性的な痛みにより、不安感や焦燥感が

フツフツと湧いてくるときは、気持ちを和らげるツボに

鍼やお灸をします。

 

いろいろな痛みに寄り添ってくれる鍼とお灸。

「この痛みはもう治らないかな…」とあきらめずに、

鍼やお灸を試してほしいな…と思います。

 

生理痛や生理不順に鍼とお灸はいかが?

突然ですが、骨盤の骨に孔が開いているのを

ご存知ですか?

じゃじゃじゃじゃ~ん!

 

ess_bl31_bl34

 

これは背中からみた図。

骨盤は両側の腸骨と、真ん中の仙骨で

構成されています。

仙骨には、左右対称に仙骨孔(せんこつこう)という孔が、

縦に4つずつあります。

そして、各々の孔の上に、上髎(じょうりょう)、次髎、

中髎、下髎、というツボがあります。

左右合わせて8個。

『八髎』と呼ばれています。

『髎』は、孔という意味です。

 

背中の筋肉は、長いものでは頭蓋骨の後ろから

仙骨までついています。

背中のコリや腰痛を治すときに、

これらのツボに鍼やお灸をすることもあります。

 

 

女性の骨盤を前から見ると…、

pelbic_cavity

 

手前から膀胱、子宮と卵巣、直腸、という臓器が入っています。

子宮や卵巣のトラブル、生理痛や生理不順を治すときにも、

先ほどの『八髎』というツボを使います。

当鍼灸院では、このツボに鍼をしたまま、棒灸をしたり、

灸頭鍼をします。

 

 

boukyu_tisin
鍼+棒灸
kyutousin
灸頭鍼

 

 

 

 

 

 

 

 

棒灸は、モグサを固めて和紙で包み、

先端に火をつけ、皮膚から3~5㎝離して温めます。

灸頭鍼は、鍼先にモグサをつけてお灸をする方法です。

どちらも熱くはありません。

じんわりじんわりお尻の芯まで温まり、

血の巡りをよくして、生理痛や生理不順を改善します。

 

血の巡りをよくするには、ご自宅でのお灸もおすすめです。

当院では、『生理痛・生理不順を治そう!』というテーマで、

9月10日(火)と15日(日)に、お灸教室を開催します。

自分では『八髎』にお灸をするのは難しいですが、

他にも生理痛や生理不順を改善するツボがあります。

初心者でも見つけやすいツボを伝授します!

お気軽にご参加ください。

詳しくは、ホームページのお灸教室のページをご覧ください。

 

猛暑続きの福岡は、最近ぐぐっと気温が下がりました。

皆さんの住む街はいかがですか?

過ごしやすい時期に入ると、

「体がだるい」 「日中もボーッとする」などの

夏バテの症状が出やすくなります。

皆さん、気をつけてくださいね。

 

汗にまつわる鍼灸の話。

 

 

 

 

 

 

 

手のひらをこすりあわせて…、

 

 

 

 

 

 

 

円柱状にして、それを指先でひねって円錐形にして…、

 

 

 

 

 

 

 

ツボにのせて、線香で火をつけます。

 

 

これは、『点灸 てんきゅう』というお灸の方法です。

ツボや症状にあわせて、この工程を5~何十回と繰り返します。

 

 

 

 

昔は皮膚に直接、モグサをのせていました。

今は、灸点紙(きゅうてんし)というシールをツボの上に貼り、

その上にモグサをのせてお灸をします。

皮膚に跡が残りません。

 

鍼灸の学校では、この『点灸』をよく練習しました。

『時間内に点灸を30回繰り返す』という、実技テストもありました。

自宅で練習するときは、時間内にできるのに、

試験になるとダメ…。

手に汗をかくと、モグサがパサついて、まとまらない!

何度、追試を受けたことか…。

おっとっとー、また前置きが長くなってしまった!

 

今日は、汗の話。

汗には2種類あります。

1つは、『温熱性発汗』。

外気温が上昇すると、手のひらと足底を除く

全身に汗をかきます。

体の熱が発散され、体温が一定に保たれます。

今の時期には、とっても大切な機能ですね。

 

もう1つは、外気温には関係なく、

精神的な緊張で起こる『精神性発汗』です。

手のひら、足底、脇の下に汗をかきます。

先ほどの試験中の汗は、これですね。

 

東洋医学でも、原因や症状によって、

汗を分類しています。

ちょこっと、ご紹介します。

 

『自汗 じかん』

作業や暑さとは関係なく、汗をよくかきます。

『盗汗 とうかん』

寝汗のこと。

『大汗』

大量の汗をかくこと。

『戦汗』

大量の汗が出ると解熱し、症状が改善する…。

そんなときの汗です。

部分的に出る汗は、『頭汗』 『手足心汗』があります。

 

こんなに、汗の名称があるということは、

東洋医学でも汗は重要視されているってことですね。

各々の汗の原因や状況、そして全身状態にあった

ツボを選び、鍼やお灸をします。

 

暑い日が続きますね。

こまめに水分をとって熱中症に気をつけましょう!!!